誰もが最低1台はスマートフォンを持つようになったこの時代。
これは、オンラインカジノにも共通して言えること。今では日本のオンラインギャンブルプレイヤーの大部分がパソコンではなく、スマホかタブレットでiGamingを楽しんでいるという統計も出ています。
モバイルオンラインカジノの歴史
オンカジが初めてインターネット上に登場したのは1994年のこと。当初はパソコンで専用ソフトウェアをダウンロードしてからプレイするというのが一般的でした。
2007年になると、21世紀最大の発明品が誕生します。
そう、アメリカのアップル社が開発したiPhoneです。続いて2008年にAndroid端末がリリースされると、またたく間にスマートフォンは世界中に広まることとなったのは誰もが知るところです。
それに応じて、オンラインギャンブル業界も2010年代のはじめ頃からスマホでのプレイに適応したソフトウェアやアプリケーションをリリースするようになります。
しかし、技術の発展とともにオンカジはSafariやChromeといったブラウザでそのままプレイできるように。
今ではアプリケーションを用意しているサイトは少数派となり、完全にウェブサイト上でのプレイが主流となっています。
アプリが用意されているサイトでもあくまでブラウザでの利用がメインで、オプションとしての補完的な装備という位置づけに成り下がっているのです。
モバイルアプリでオンラインカジノを遊ぶメリット
ほとんど必要性がなくなったオンカジのアプリケーションですが、ではなぜいまだにわざわざこれを用意しているサイトがあるんでしょうか?
その答えはおそらく、プレイヤーの好みに合わせているということなのでしょう。
パソコンのソフトウェア時代からオンカジに親しんでいるベテラン世代の中には、専用のアプリをダウンロードしないと落ち着かないという人もいるかもしれません。また、その方が安心できるという人も中にはいることでしょう。
より実用的なメリットとしては、ブラウザで他に作業をしながら楽にゲームへの切り替えができるということも考えられます。
また、モバイル端末によってはアプリの方が動作が若干早くなるということもあるようです。
これらは当然、スマートフォンだけでなくタブレットにも共通するポイントです。
今後の展望
今やライブディーラーカジノでさえブラウザで楽に遊べる時代。わざわざアプリをダウンロード・インストールする意味はほとんどありません。
実際、これをオプションで提供しているカジノサイトも少数派になっています。おそらく今後も減少の一途をたどり、ゆくゆくは完全に消滅してしまうことでしょう。
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