東南アジア屈指の人気都市・バンコク。
観光名所も多く、物価も安く、短期旅行にも最適ですが、実はこの街、“絶景”と“グルメ”の宝庫でもあります。
今回この記事を書こうと思ったのは、実際にバンコクを訪れた際、「風景と味覚の両方が楽しめる旅行先って本当に貴重だ」と実感したからです。
寺院や高層ビルからの絶景、そして屋台からミシュランまでそろう食の幅広さ──。
この記事では、バンコクで1日中、絶景×グルメを楽しむモデルルートを朝〜夜の時間帯ごとに詳しく紹介します。
目次
なぜバンコクが“絶景×グルメ旅”に最適なのか?
チャオプラヤー川を中心に、水上からの景観が美しい
古都の風情が残る寺院と、近未来的な摩天楼が融合
屋台グルメからミシュランまで、食の選択肢が豊富
朝は歴史、昼は市場、夜はルーフトップバーと時間ごとの演出力が高い
こうした理由から、旅初心者にも、グルメ通にも、フォトジェニック派にもおすすめできる街です。
朝|チャオプラヤー川沿いで絶景を感じる1日の始まり
ワット・アルン(暁の寺)
朝日に照らされて白く輝くワット・アルンは、最も美しい時間帯が午前中。
約75mの仏塔には、手作業で貼りつけられた陶器の破片が無数に輝き、近くで見るとその繊細さに圧倒されます。
アクセス:BTS「サパーンタクシン駅」→サトーンピア(Sathorn Pier)→渡し船でターティアン船着場へ
所要時間:30〜45分
服装注意:ノースリーブ・ミニスカートはNG(入り口でレンタル可能)
View ARUN Restaurant で朝食&寺院ビュー
ワット・アルンの向かいにあるカフェ。
屋上テラスからはワット・ポーや王宮の姿も見え、朝の優雅な時間を演出してくれます。
おかゆ(ジョーク)やトースト、タイティーなど、軽めの朝食にちょうどよい内容です。
おすすめメニュー:Egg Benedict Thai Style、フレッシュスムージー
予算:1人あたり約250〜400バーツ
昼|歴史と活気を楽しみながら、本格ローカルランチへ
ワット・プラケオ&王宮|金色の荘厳な寺院群
タイで最も神聖な寺院。壁画や彫刻、金色の仏塔が立ち並び、タイ建築の粋を体感できます。
エメラルド仏は、季節に合わせて王様の手で衣装替えされる特別な仏像です。
混雑注意:午前10時以降はツアー客が急増するため、早めの入場がおすすめ
持ち物:帽子・日傘必須。水も持参すると◎
「ジェイ・ファイ(Jay Fai)」でミシュランランチ
バンコクで唯一、屋台料理でミシュランを獲得した「ジェイ・ファイ」。
炭火で一気に仕上げる**蟹入りオムレツ(カイジアオプー)**は、驚くほど濃厚で外カリ中トロ。
待ち時間対策:朝から行って順番待ちリストに名前を記入
予算:1品約800〜1,500バーツ(2人でシェア可)
午後|涼しく買い物&人気スイーツでひと休み
サイアムエリアでショッピング&グルメ探索
サイアムパラゴン、MBKセンター、サイアムセンターなどが集中し、ショッピングもフードも充実。
現地ブランドのタイコスメや、ナラヤ(Naraya)のバッグ、雑貨探しに最適です。
所要時間:2時間程度
周辺移動:BTS「サイアム」駅から徒歩圏内で全て回れます
After You Dessert Cafe でタイティーのかき氷
フワフワの氷と濃厚なタイティーシロップがクセになる「カキピンスー」が有名。
行列店ですが、回転は早め。季節限定のマンゴーかき氷も絶品です。
おすすめ:Shibuya Honey Toast、Thai Tea Kakigori
予算:約180〜250バーツ/人
夜|バンコク随一の絶景レストランで一日の締めくくりを
バンヤンツリー「Vertigo Rooftop Bar」
地上61階の屋上で、バンコクの摩天楼と星空を一望できる空間。
風が吹き抜ける開放感と、都会の夜景が見せる絶景のコントラストが圧巻。
服装注意:スマートカジュアル(サンダルNG)
予約推奨:18時頃のサンセットタイムが人気のため、事前予約必須
絶景×グルメを1日で楽しむバンコクモデルルート
時間帯 | スポット(アクティビティ) |
---|---|
8:00〜 | ワット・アルン(暁の寺)で朝日を浴びる |
9:30〜 | View ARUNで絶景モーニング |
11:00〜 | ワット・プラケオと王宮の見学 |
13:00〜 | ジェイ・ファイで豪華ローカルランチ |
15:00〜 | サイアム周辺で買い物&スイーツタイム |
18:00〜 | ホテルで着替え&休憩(Vertigoはドレスコードあり) |
19:00〜 | Vertigo Rooftop Barで絶景ディナー |
まとめ|バンコクで「見る」「食べる」「感じる」旅を満喫しよう
タイ・バンコクは、
朝は歴史ある絶景、昼はエネルギッシュな屋台、夜は摩天楼のルーフトップ。
たった1日でも「これだけ楽しめるのか」と思える体験が詰まっています。
グルメ好き、写真好き、アジア旅初心者──
どんな旅スタイルの方にも、今回の「絶景×グルメ」ルートはぴったりです。
ぜひ次の旅行先に、バンコクを選んでみてください。
1日で、五感が満たされる最高の旅が待っています。
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