世界一周するの航空券代がどのくらいかかるか調べてみました。
世界一周のうちの航空券代金が宿泊費と並んでだいぶ大きな割合になると思っています。
実際はルートによってかなり前後すると思いますが、世界一周旅行券と比べるとどのくらい違いがあるのかを調べてみたいと思いました。
最近はLCCが出てきたので、かなり安く移動ができると思いますが、実際にはどれ程違いがあるのか?
世界一周航空券とは
これは詳しくかかれているサイトがありましたので、こちら(世界一周堂)を参考にしたほうが詳しくわかります。
ここに書いてあることを要約すると、世界一周航空券とはこのようなことができる航空券だと言えます。
- 東回りもしくは西回りのどちらか一方方向に太平洋と大西洋を横断できる。
- 航空会社が決まっている。
- 有効期限は1年間。フライトの回数もしくは滞在先に制限がある。
- ルートは最初に決めておくが、途中変更は可能(変更手数料有り)。
- 値段は通年を通して同じ。
こんなところでしょうか。
いろいろと制限はありますが、最初にルートを決めておくと旅はしやすいかもしれません。
値段はルートによりますが、30万円台からあるらしいです。
HISのサイトでは最高で16区間乗れ、一区間約2万円で飛行機に乗れるとありました。これはだいぶお得?かもしれません。
LCCのメリット・デメリット
LCCのメリットは何と言っても、その自由さです。
世界一周航空券は航空会社が制限されるが、LCCは制限がない。
好きなところへ行ける。
東回り・西回りといった制限がない。
値段は安いが飛ばない時もある。席が狭い。荷物を預けるにも、機内食を食べるにもお金が必要。
どちらがいいのか
普通に迷いますよね。
ルートは決まっていたほうがいいが、あすこに行きたいだったり、ちょっと寄り道したいとか考えるとLCCのほうがいいかとも思います。
あとはサービスは世界一周航空券を使ったほうがいいです。
ご飯も飲み物も有料では気分的に嫌ですよね。
悩みます。。。。
どちらがお得!?
そしたらいっそのこと本当にどちらがお得か調べちゃいましょう。
モデルルートをHISさんから拝借しました。
これによると滞在都市は11箇所。
これと全く同じルートをLCCで調べてみます。
そこで値段の差を比べましょう。
- 成田(日本)→バンコク(タイ) Air Asia 12,700円
- バンコク(タイ)→香港(中国) Air Asia 6,022円
- 香港(中国)→ニューデリー(インド) Jet Airways 32,267円
- ニューデリー(インド)→(クウェート経由)→アンマン(ヨルダン) クウェート航空 24,426円
- アンマン(ヨルダン)→カイロ(エジプト) ロイヤルヨルダン航空 18,733円
- カイロ(エジプト)→ロンドン(イギリス) エジプト航空 36,703円
- ロンドン(イギリス)→マドリード(スペイン) ライアンエアー 3,647円
- マドリード(スペイン)→リマ(ペルー) エア・ヨーロッパ 48,872円
- リマ(ペルー)→クスコ(ペルー) LC Peru 8,810円
- クスコ(ペルー)→(リマ)→(FLL)→ダラス(アメリカ) LC Peru+スピリット航空 8,810円+30,503円
- ダラス(アメリカ)→ラスベガス(アメリカ) スピリット航空 7,981円
- ラスベガス(アメリカ)→(ロサンゼルス)→(台北)→(高雄)→成田(日本) スピリット航空+チャイナエアライン 60,625円
合計 300,099円(LCC)
対して、世界一周旅行券では、369,600円
LCCの方が安かったですが、思ったほどの差は出ませんでした。
ラスベガスから日本までの道のりが乗換多すぎだったこと。
マドリードからリマの金額、クスコからダラスまでのルートをもっと考えれば、更に安く、そして滞在都市を増やすことが可能ではと思いました。
このルートではあまり差がでませんでしたが、滞在都市が少ないような世界一周航空券ではLCCが圧倒的に安くなります。
これ以上の滞在都市がいいような時間を持て余してる旅人はLCCがいいと思います。
時間がなく、サクッと世界一周したい人、ルートが決まっていたほうが安心する人は世界一周航空券がいいと思います。
今回はスカイスキャナーで全てのルートを調べました。
LCCのプロモーションセールは入れていませんので、プロモーションセールがあれば、更に安く行ける可能性があります。