インドの移動は列車が基本
インドの移動は基本的には列車がメインになると思います。
インドの鉄道はインド全土に張り巡らされていて、メジャーな観光地は全て列車で行くことができます。
列車のクラス
快適度が高くなるにつれて、料金も高くなります。
さすがにインドの列車の自由席で何十時間もいることはできませんが、スリーパークラス(SL)なら寝ることもできますし、ACクラスよりも断然安いです。
一概には言えませんが、AC1クラスの値段を10とするとAC3クラスの値段は4、スリーパークラスの値段は2くらいになります。
ちなみに自由席の値段は1くらいです。
これは僕の感覚的なものですので、路線によっても違います。
列車の予約
列車の予約には代理店を通す人が多いと思いますが、今はネットを使えば自分で予約することもできます。
僕は自分で予約しました。
予約にはインドの電話番号があれば予約することができます。
予約するにはClearTripというアプリを使えば簡単にできます。
僕は現地SIMカードを取得できたので、全部自分で行いました。
ちなみにSIMカードが無くてもClearTripは使うことができるらしいです。
僕は自分でやっていないので、他の人のブログを参考にしたほうが詳しく載っています。
ちなみに直前予約だとtatkleという緊急枠があります。
手数料を取られますが、直前でも予約が取れます。
個人的には、このtatkleサービスは有り難いです。
僕は列車の予約をほとんどこのtatkle枠でとりました。
tatkleはだいたい48時間前か24時間前に解禁されます。
ここらへんの詳しい時間はまちまちなので、乗りたい列車は常にチェックしておくべきです。
これで少しの手数料を払えば直前の予約でも、tatkle枠で予約できます。
ちなみにACクラスではtatkle枠の手数料も高いです。
tatkle枠だとほぼ予約できる
スリーパークラスはハッキリ言って、インドの庶民が乗るクラスです。
スリーパークラスでは無賃乗車なんて当たり前です。
予約してない人も勝手に乗り込んできます。
僕はスリーパークラスに5回乗りましたが、そのうち3回は駅員がチェックに来ましたが、あとの2回はチェックに来ていませんでした。
このようにザルなので無賃乗車が横行します。
そして3回中、3回とも何人かは無賃乗車で駅員とモメていました。
そんなスリーパークラスですが、席数はACクラスよりも多めに設定されているらしく、直前でも予約できるので僕は頻繁に使っていました。
スリーパークラスを快適に乗るためのテクニック
スリーパークラスでは、3段の座席がありますが、昼間は2段の座席になります。
夜間は中段の座席を出して3段にします。
つまり、下段の座席は常に人がいます。
そして、無賃乗車の奴も乗ります。
予約するときに下段は最悪なので、下段はやめておきましょう。
更に無賃乗車の奴は通路で寝ます。
かなりうざいです。
更に通路は汚く、最悪ゴキブリがいます。
下段は絶対に予約しないようにしましょう。
次に最悪なのは、中段です。
中段は夜中しか寝ることができないので、自分の座席という感覚がありません。
中段もやめておきましょう。
一番いいのは上段です。
上段は他の人に干渉されず、常に人もこないので、もしスリーパークラスを予約するなら上段にしましょう。
上段には2つあり、アッパー(Upper)とサイドアッパーがあります。
こちらはどちらでもいいですが、一人ならサイドアッパーのほうがいいと思います。
※下段しか残ってなければ、サイドローワー(SideLower)にしてください。サイドは上下の2段しかないため、3段よりマシです。
ちなみに僕が経験したのは1月、2月の季節なので、夜中は寒かったです。
夏の季節のインドだと、暑い可能性があるのと、虫が電気によってくるという噂もあるので、夏の季節ならスリーパークラスはやめておいたほうがいいかもしれません。
しっかりと気温をチェックしましょう。
快適に過ごすためのアイテム
僕が経験したのは冬の季節でした。
そのため、昼間は暑いが夜は寒いです。
寝袋もしくは、シーツがあったほうがよかったです。
寝袋は安いやつでもいいと思います。
一つあるだけでも気持ち的にだいぶ違います。
そして、アイマスク、耳栓、マスクもあってよかったと思います。
スリーパークラスは危険と言われていましたが、僕は特に何もなかったです。
ですが、一応予防のために荷物には、チェーンをかけておきました。
それにズボンはハーフパンツを履き、そのポケットに財布やスマホを入れ、その上にスウェットを来ました。
これで寝ている間にも、貴重品を簡単に盗まれる事はされません。
スリーパークラス
僕がスリーパークラスを選ぶのは安いからです。
安さ以外に魅力は感じませんでしたが、ある人はスリーパークラスに乗って、インドの本質をみたと言っていました。
経験として、一回は乗ってみてもいいと思います。
チャイや水を売る人、食べ物を売る人、無賃乗車の人、芸をする子供、物乞いの大人や子供、現地の人がどのような生活をするかが見えます。
そして、決して快適ではありません。
僕は乗るなら他のクラスがいいですが、安さを求めたり、どんなもんか知りたいなら乗ってみるのもいいと思います。
少しでも快適に安全に乗れるように、この記事を書きました。
ちなみにインド人は意外と親切です。
降りる駅を教えてくれたり、スマホの電源をシェアしてくれたり。
あと、トイレはかなり汚いです。
ウェットティッシュを持っていくことを強くおすすめします。
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