第二種電気工事士の資格を得るためにやった勉強方法を教えます。
これは僕がやった勉強方法なので、これが最善かはわかりませんが、どのような勉強をしたか、どのくらいの時間がかかったのかの目安にはなると思います。
目次
電気工事士試験には筆記と実技試験がある
電気工事士の試験には2種類あります。
それが筆記試験と実技試験になります。
どちらかと、言うと難易度としては筆記試験のほうが難しいと思います。
何故筆記試験のが難しいのか?
筆記試験は出題範囲が広いのと、何も知らない中で勉強するので、覚える事が多いです。
逆に実技試験は筆記試験の内容が既に頭に入っているし、出題される問題は事前に分かっています。
その候補問題が13問あるのですが、それを施工条件を元に作成するので、難易度は比較的優しいです。
つまり、重視するのは筆記試験です。
筆記試験の対策と勉強方法
筆記試験は暗記ができれば、問題ないです。
多少の計算はありますが、公式がありますので、その公式に当てはめて掛け算、割り算が出来れば問題なく解けます。
また、合格ラインは60%なので、計算問題は捨てて暗記問題だけでも十分合格できます。
筆記試験に必要な教材と勉強時間
勉強時間ですが、2ヶ月あれば、十分です。
1ヶ月でも問題ないですが、2ヶ月あったほうが無難だと思います。
僕は事前に知識があったので、1ヶ月で余裕でした。
もし、2ヶ月の猶予があれば、最初の1ヶ月は15〜30分本を読んで、内容を理解する。
残りの1ヶ月は過去問を解く。過去問でわからない問題は本を読み返しながら、理解する。
これを繰り返すだけで合格できます。
必要な時間は30分×30日=15時間+1時間×30日=30時間の合計の45時間も勉強すれば、合格できるでしょう。
もし、1ヶ月しか時間がないなら、本を読む。それに該当する箇所の過去問を解く。
わからなかった事は復習する。
一日の勉強時間は1時間から1時間半もあれば合格できるでしょう。
1.5時間×30日=45時間
読む本はすぃーっと合格という本が分かりやすくて良かったです。
過去問については本の後ろに過去2年分がありましたし、過去問はインターネットで公開されてます。
一般財団法人電気技術者センターのHPで過去問は公開されています。試験問題を購入する必要はありません!!
尚、公開されている問題は解説がないので、それだけ注意です。
解説を知りたければ、YouTubeでも過去問の解説などありますので、それを見ましょう!!教材として購入するのは、この本だけで十分です。
実技試験の準備期間は2週間で余裕でした。
実技試験は候補問題を作成するだけなので、勉強は余裕です。
僕は2週間で余裕でした。
ただ、注意するのは工具が必要なのと、勉強道具の購入です。
実技試験に必要な工具は自分で用意する必要があり、Amazonでも工具セットが売っているのですが、値段は1万円以上します。
しかもリングスリーブ圧着工具は指定のものを買わないといけません。
試験で使い終わった後はメルカリとかで売れるので、ない人はすぐに買いましょう。
僕のお勧めはセットでの購入が良いと思います。
セットで購入すると必要な道具は全てついているので、他の工具を別々で購入するよりセットのほうが安いです。
また、リセールの料金も高いです。
また、勉強道具である配線器具はAmazonで17,000円くらいで購入できます。意外と高いんですよね。。。
でも、練習しないと受からないので買うしかないと思い、僕は購入しました。
勉強はYouTubeが最適だった
実技試験の勉強自体はYouTubeで「ホーザン 電気工事士 2種 実技試験」と調べれば作り方が出てきます。
これを見れば作成方法がわかりやすく載っています。
これを各問題見て、自分で同じように作成すれば問題なく受かります。
僕は各問題のYouTubeを見て、一回作成する。
わからない箇所や不安な点を再度YouTubeで確認する。
これを各問題やりました。
器具 | ケーブル外装 | 新線被覆 |
ジョイントボックス | 100mm | 20mm |
シーリング | 20mm | 10mm |
コンセント | 100mm | 10-12mm |
渡り線 | 100mm | 10-12mm |
ブレーカー(端子台) | 50mm | 10mm |
ランプレセクタクル | 45mm | 20mm |
角形シーリング | 20mm | 10mm |
配線用遮断機 N:接地側 L:非接地側 | 50mm | 10mm |
端子台 | 50mm | 10mm |
露出型コンセント | 30mm | 20mm |
これは13問あるのですが、繰り返しはしませんでした。
毎日一問、2週間かけて解くという事をやり、最後の1日だけは複線図を書く、微妙な箇所のみYouTubeで確認するという事をしました。
これでちゃんと合格しました。
まとめ
- 第二種電気工事士の試験は筆記試験のほうが難易度が高い。
- 筆記試験の勉強期間は1ヶ月で大丈夫だが、2ヶ月あると余裕。
- 実技試験は予備知識があるので、勉強期間は2週間で大丈夫。
- 実技試験のために工具と勉強道具を買う必要があり、意外と高い。
今後電気工事士の資格を取る人は参考にしてください。
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