カリブ海の楽園・キューバ。カラフルな街並み、陽気な音楽、クラシックカーが走る光景…その独特の文化に魅了され、私はこれまで2回訪れました。
ただ、キューバ旅行を計画するとき、多くの人が「治安は大丈夫?」「女性一人旅でも安全?」と不安に感じるのではないでしょうか。
実際、私も最初は緊張しながら旅立ちましたが、事前に治安情報や注意点を把握していたおかげで、トラブルなく素敵な時間を過ごすことができました。
この記事では、女性一人旅でも安心して楽しめるキューバ旅行のコツを、実体験を交えながら分かりやすく紹介します。
目次
キューバ旅行の治安状況をチェック
キューバは中南米の中では比較的治安が良い国
キューバは、他の中南米諸国と比べて犯罪発生率が低く、観光客に対する重大犯罪は稀です。
理由としては:
一般市民の銃所持が禁止されている
政府による治安維持意識が高い
観光産業が国家にとって重要であるため、旅行者への対応も丁寧
ただし、油断は禁物。スリや詐欺などの軽犯罪には注意が必要です。
実際にあったトラブル事例とその対策
私が旅の中で遭遇した、または他の旅行者から聞いたトラブルは以下のようなものです。
「両替してあげる」と言ってくる路上の男性 → 公認両替所を利用しましょう(CADECAなど)
勝手に案内してくる「自称ガイド」 → 無視して立ち去るのがベスト
過剰なチップ要求 → 事前に相場を確認するか、はっきり断ることも大事
女性一人旅でも安心なキューバ旅行のコツ
安全に過ごすための心構えと行動
キューバは、女性一人旅でも比較的安心して行ける国ですが、最低限の警戒心は常に持っておくことが大切です。
夜はなるべく出歩かず、外出は日中に
露出の高い服装は避ける(視線を集めやすい)
「ノー」と言える勇気を持つ
貴重品はホテルの金庫に預け、外出時は最小限の現金だけを持ち歩く
現地で頼れる宿泊先「カサ・パルティクラル」
キューバでは、個人宅を改装した民宿「カサ・パルティクラル」が主流です。
安心ポイント:
事前予約が可能(Booking.comやAirbnb経由)
オーナー家族が親切で、女性一人でも過ごしやすい
地元情報を教えてもらえることも
おすすめカサ(ハバナ):Casa Colonial Abuela
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キューバの交通事情と移動時の注意点
タクシーや乗合バス(ココタクシー、ビアスール)を使う際は次のことを守りましょう。
メーターのないタクシーは必ず乗車前に料金交渉
夜は公共バスよりタクシー移動が安全
女性一人の場合は乗合タクシーより個別タクシーを選ぶ方が安心
女性におすすめのキューバ観光スポット
ハバナ旧市街(オールド・ハバナ)
世界遺産に登録されたハバナ旧市街は、キューバ文化の宝庫。カメラ片手に街歩きが楽しいエリアです。
カテドラル広場
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街中には警察官が多く、観光客を守る意識が高い地域です。
バラデロ・ビーチ(女性一人でもリゾート満喫)
キューバ屈指のリゾートエリア。白い砂浜と透明な海が広がるパラダイス。
ソロ旅行者でも楽しめるホテルが多く、ツアー参加も可能
治安も安定しており、ビーチ沿いには警備員も常駐
おすすめホテル:Meliá Varadero
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トリニダー(歴史と音楽を楽しむカラフルな町)
コロニアル調の建物が美しく、写真映えする街
夜のサルサクラブも有名(治安面では帰り道に注意)
おすすめレストラン:Taberna La Botija(安全・美味しい)
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キューバ旅行前に準備しておきたいこと
通信手段の確保(Wi-Fiは限定的)
キューバではWi-Fiは無料ではなく、通信環境が不安定なこともあります。
ETECSA(国営通信)でWi-Fiカードを購入
ホテルやカフェの指定エリアで接続
SIMカード利用はハードルが高いため、Wi-Fiカードが主流
現地通貨と両替の注意点
キューバでは「CUP(現地通貨)」を使用
両替はCADECA(公認両替所)または空港のカウンターで
両替詐欺があるため、街中や非公式の両替は避ける
言語と文化の違いを理解しておこう
公用語はスペイン語。英語はあまり通じない地域も
「ありがとう=グラシアス」「こんにちは=オラ」など簡単なフレーズを覚えておくと安心
キューバ人はとてもフレンドリー。困ったときは助けてくれる人も多い
まとめ:キューバ旅行は女性一人でも大丈夫!ただし準備は必須
キューバは、治安が比較的良く、陽気で優しい人々が多い魅力的な国です。
ただし、「日本とは違う文化」「通信や両替の不便さ」などに対応するためには、事前の準備と情報収集がカギ。
本記事で紹介した注意点やおすすめスポットを参考に、女性一人でも安心して楽しめるキューバ旅行を実現してくださいね。
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