アフリカ大陸の北西に位置するモロッコ。
サハラ砂漠、青い街シャウエン、マラケシュのスーク、フェズの迷路のような旧市街…魅力あふれる観光地が満載です。
私自身モロッコを訪れる前、「いつ行くのが最適?」「砂漠は寒いって本当?」「どんな服装がベスト?」とたくさんの疑問を抱えました。
結果的に、時期と服装選びで旅の快適さが大きく左右されることを実感。
そこで今回は、モロッコ旅行を計画中の方に向けて、ベストシーズン・地域別気候・季節ごとの服装のポイントを徹底的に解説します。
初めてのモロッコ旅行でも安心できるよう、現地情報も交えて詳しくお伝えします!
目次
モロッコ旅行のベストシーズンはいつ?
ベストシーズンは「春(3~5月)」と「秋(9~11月)」
この時期は、モロッコ全土で過ごしやすい気候となります。
昼間は20~30℃前後、朝晩は涼しく快適
サハラ砂漠ツアーも暑すぎず快適に参加できる
花や緑も多く、写真映えも◎
特に人気なのは4月・10月。観光客も多く、主要都市では予約が取りづらいこともあるため、早めの手配がおすすめです。
夏(6~8月)は避けるべき?
内陸部(フェズ、マラケシュ、メルズーガなど)は日中40℃を超えることも
海沿いのエッサウィラ、カサブランカは比較的涼しい(25~30℃前後)
【結論】
避暑目的なら海沿いの都市は夏でも問題なし。ただし内陸部の観光は体力勝負になります。
冬(12~2月)はどうなの?
マラケシュやフェズは日中15~20℃と過ごしやすいが、朝晩は5℃以下になることも
サハラ砂漠では「昼は暖かく、夜は氷点下になる」日もある
アトラス山脈では雪が降ることもあり、防寒対策は必須
【結論】
冬でも観光は可能だが、寒暖差と服装対策が重要。
モロッコの地域別の気候と服装ガイド
マラケシュの気候とおすすめ服装
春・秋:昼間は25~30℃、薄手の長袖+羽織りが理想
夏:猛暑(40℃超え)になるため、通気性の良い服+日よけグッズを
冬:朝晩10℃前後、厚手の上着が必要
フェズの気候とおすすめ服装
盆地にあるため、気温差が大きい
春・秋:長袖+パーカーでOK
夏:非常に暑いため帽子とサングラス必須
冬:朝晩は5℃以下、コートやヒートテックを活用
シャウエンの気候とおすすめ服装
山間部に位置するため夏も比較的涼しい
春〜秋:Tシャツ+カーディガンで快適
冬:昼間は温かいが朝晩は冷え込む(防寒着が必要)
メルズーガ(サハラ砂漠)の気候と服装
春・秋:日中は30℃前後、夜は10℃以下
夏:40℃を超える日が続く。サングラス・帽子・水の携帯が必須
冬:夜間は氷点下。ダウンジャケットやフリースが必要
モロッコ旅行の服装マナーと実用アドバイス
イスラム文化を尊重した服装を心がけよう
肌の露出は控えめに(肩・膝は隠すのが基本)
タンクトップやショートパンツは避ける
女性はストールがあると便利(モスク訪問や日よけにも)
実用的な持ち物リスト
薄手の長袖シャツ・ブラウス
薄手ジャケットまたはパーカー
サングラス・帽子
ストール(女性向け)
歩きやすい靴(石畳が多いため)
保湿クリーム・日焼け止め(乾燥&紫外線対策)
服装選びのポイントまとめ
季節 | 日中の気温 | 服装の目安 |
---|---|---|
春(3~5月) | 20~30℃ | 長袖シャツ+羽織り |
夏(6~8月) | 35~45℃ | 半袖+通気性の良い素材 |
秋(9~11月) | 20~30℃ | 長袖+カーディガン |
冬(12~2月) | 5~20℃ | コート・ダウン+重ね着 |
モロッコ旅行をより快適にする豆知識
水道水は飲まないようにしましょう(ミネラルウォーターを)
公共トイレは有料が多く、小銭を携帯すると便利
女性の一人旅も増えていますが、声かけやナンパは無視でOK
スリや置き引きには十分注意を(特にスーク内)
まとめ:モロッコ旅行は気候と服装選びが快適さのカギ!
モロッコは多様な地形と文化が魅力の国。
しかし、訪れる時期や気候に応じた服装が旅の快適さを大きく左右します。
この記事で紹介したベストシーズン・地域別気候・服装のポイントを参考に、しっかり準備して理想のモロッコ旅行を楽しんでください。
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