「ボリビアって、どんな国?」
そう聞かれても、ピンとこない方も多いかもしれません。実際、私も南米旅行を考えるまでは、あまりイメージが湧きませんでした。
ですが、いざ旅してみると、ウユニ塩湖の絶景、標高3600mのラパスの街並み、先住民文化の濃さ、アンデスの壮大な自然と、心に残る体験の連続でした。
この記事では、私が実際にボリビアを旅した体験をもとに、「これから行く方に役立つリアルな旅行記」と「おすすめのモデルコース」をご紹介します。
未知の世界に一歩踏み出す方の参考になれば幸いです。
ボリビア旅行の魅力とは?行って感じた5つのポイント
1. ウユニ塩湖の幻想的な景色は想像以上!
ボリビアといえば、やっぱり「ウユニ塩湖(Salar de Uyuni)」ですよね。
乾季の白銀世界、雨季の天空の鏡、どちらも訪れる価値があります。
私が訪れたのは1月上旬、まさに鏡張りシーズン真っ只中。360度空に包まれたような感覚は、人生で一度は体験すべき景色だと心から感じました。
📍 ウユニ塩湖
2. ラパスの高山都市に圧倒される
世界一高所にある首都ラパスは、標高3600m超。
街全体が崖の上に広がり、ロープウェイ(ミ・テレフェリコ)で移動する風景は圧巻です。
高山病に少しやられましたが、展望台(ミラドール・キリキリ)からの景色や、魔女通りでの買い物は特別な思い出になりました。
📍 ラパス中心部
3. チチカカ湖で先住民文化にふれる
南米最大の湖「チチカカ湖」は、ペルーとの国境にまたがる神秘の湖。
コパカバーナという町からボートに乗り、太陽の島(Isla del Sol)を訪れるツアーに参加しました。
湖の上で見る朝日は、どこか神聖な雰囲気があり、先住民の文化や自然の力を感じました。
📍 コパカバーナ
4. ボリビア料理が意外と美味しい!
正直、期待していなかったのですが、ボリビアの食事は意外にも美味しい!
特に印象に残ったのが:
サルテーニャ(Salgteña):ボリビア風ミートパイ。朝ごはんにぴったり。
トゥルーチャ(Trucha):チチカカ湖のニジマス。焼き魚でレモンをかけてさっぱり。
ロモ・サルタード:ペルーにもあるけど、ボリビア版もおすすめ。
📍 Popular Cocina Boliviana(ラパスのローカル店)
5. 旅人との出会いが濃い!
バックパッカーの聖地とも呼ばれるボリビアでは、世界中の旅人に出会えます。
特にウユニやラパスのホステルでは、同じツアーに参加した人たちと夜な夜な旅話で盛り上がりました。
ボリビア旅行モデルコース(7日間プラン)
南米は移動距離が長く、日程もタイトになりがちです。
ここでは、1週間でボリビアの定番スポットを効率よく巡るモデルコースを紹介します。
【1日目】ラパス到着・高度順応
エル・アルト空港に到着
市内観光(魔女通り、サガルナガ通り)
展望台(ミラドール・キリキリ)で夜景観賞
【2日目】ラパス → ウユニへ移動
国内線(AMASZONAS航空 or BoA)でウユニへ
ウユニの町で塩湖ツアーの手配
夜はナイトツアーで星空・鏡張り体験
【3日目】ウユニ塩湖1日ツアー
トレイン・セメタリー
サルバドール・ダリのような景観地帯
インカワシ島(乾季のみ)
サンセット鑑賞
📍 インカワシ島
【4日目】ウユニ → ラパスへ戻る
午前中は自由時間(市場でお土産探しなど)
ラパスへフライトで戻る
市内でゆったりとした夜を
【5日目】ラパス → コパカバーナへ移動(約3〜4時間)
チチカカ湖畔の町コパカバーナにバスで移動
コパカバーナ大聖堂など観光
【6日目】太陽の島(Isla del Sol)日帰り
ボートツアーで太陽の島を訪問
インカの遺跡や展望台を巡る
夜はコパカバーナ泊
📍 太陽の島
【7日目】コパカバーナ → ラパス → 出国
朝ラパスに戻り、午後のフライトで帰国へ
ボリビア旅行の注意点とアドバイス
高山病対策は必須!
ボリビアは標高が高く、特にラパスやウユニでは高山病に注意が必要です。
1日目は無理せずゆっくり過ごす
コカ茶(Mate de Coca)をこまめに飲む
酸素缶を用意しておくと安心
通貨と予算感
通貨はボリビアーノ(Bs.)
1日あたりの予算目安:3,000〜5,000円
ウユニツアーは1日約7,000〜10,000円
英語は通じにくいが、旅はできる
スペイン語が公用語ですが、観光地ではカタコト英語+ジェスチャーで何とか通じます。
Google翻訳アプリがあると超便利!
まとめ|ボリビア旅行は一生に一度の冒険になる
ウユニ塩湖の絶景だけでなく、古代インカの名残、ラパスのパワフルな街並み、人々の温かさ。
どれもが、旅の記憶として深く刻まれました。
この記事で紹介したモデルコースをベースに、ぜひ自分だけのボリビア旅を計画してみてください。
きっと「行ってよかった」と心から思える、特別な旅になるはずです。
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