「モアイ像をこの目で見てみたい」――これは、ずっと私の夢でした。
そして実際にイースター島(ラパ・ヌイ)を訪れ、その不思議で壮大な光景に、心をわしづかみにされました。
でも正直、行く前にネックだったのが「費用の高さ」です。
南米チリ沖に浮かぶ絶海の孤島、アクセスも限られ、物価も高いと聞けば、気軽に行ける場所ではありません。
そこで今回は、実際に旅した体験をもとに、イースター島旅行の費用相場と、節約するためのリアルな方法を詳しく解説します。
「いつか行きたい」を「行けるかも!」に変えるヒント、ぜひお役立てください。
目次
イースター島旅行にかかる費用の内訳
まずは、旅行者がどこにどれくらいお金を使うのか、全体の費用感を見ていきましょう。
(※日本から6泊7日の一人旅モデル/現地5泊)
費目 | 目安費用(円) |
---|---|
往復航空券 | 18万円〜28万円(季節により変動) |
現地宿泊費 | 約3万〜7万円(5泊) |
食費 | 約1.5万〜2.5万円 |
アクティビティ | 約8,000〜1.5万円(国立公園入場料含む) |
その他 | 約5,000円(移動・土産など) |
▶ 合計:約25万円〜35万円前後
決して安くはないですが、工夫次第でぐっと抑えることができます!
【節約術①】航空券は「サンティアゴ発着便」で価格差を狙え!
イースター島への航空路線は、チリの首都サンティアゴ発着のみ(LATAM航空が運航)。
このサンティアゴ〜イースター島間の航空券が、旅費の中で最も高額になります。
節約ポイント:
早期予約で安くなる(3〜6か月前が理想)
片道ずつ購入すると安くなることも
平日便・午前便の方が安い傾向
また、南米周遊する予定の方は、Santiago ⇔ Easter Island の往復を含めたマルチシティ航空券を探すと、結果的にお得なこともあります。
📍 サンティアゴ空港
【節約術②】宿泊はホステルや民宿で十分快適!
イースター島には高級リゾートもありますが、個人旅行ならホステルやゲストハウスで十分。
島の中心「ハンガ・ロア」エリアには、旅行者向けの宿が多数あります。
安くて評価の高い宿:
Hostal Tojika(1泊約5,000円〜)
Chez Jerome(朝食付きでコスパ◎)
Camping Mihinoa(テント泊も選べる)
Booking.comやAirbnbで1泊5,000円以内の宿も多数あります。
【節約術③】外食は控えめに!スーパー活用で食費を削減
イースター島のレストランは、基本的に物価が高めです。
ランチでも1,500〜2,000円は覚悟が必要。
そこで活躍するのがスーパーやパン屋さん!
食費を抑えるコツ:
スーパー「Kai Nene」で惣菜やパンを購入
簡易キッチン付き宿なら自炊が可能
ローカルの「エンパナーダ(300円前後)」で軽食を
【節約術④】ツアーは必要最低限に!自力で観光も可能
イースター島観光といえば、モアイ像めぐり。
確かにツアーは楽ですが、車を使わなくても徒歩・レンタサイクル・バスなどで個人行動できます。
自力で巡れる観光スポット:
アフ・タハイ(徒歩圏)
📍 Ahu Tahaiアナケナビーチ(バスまたはヒッチハイク)
📍 Anakena Beachラノ・ララク(国立公園入場券で入場可)
📍 Rano Raraku
※国立公園入場券(入島後購入 or オンライン)=80USドル
※有効期限10日間で、ほとんどの観光地に入場可能
【節約術⑤】日数を絞って滞在コストを最適化!
イースター島の主要スポットは、3日あればすべて周れます。
5日〜1週間の滞在も良いですが、節約を重視するなら3泊4日が最も効率的。
初日は移動+近場観光、2日目にレンタサイクルやバスで観光、3日目にのんびり+お土産購入という流れが理想です。
【節約術⑥】持ち込み可能なものは日本から準備!
島内で買うと高いものを、あらかじめ日本で準備しておくのも節約術のひとつです。
持って行って正解だったもの:
日焼け止め、虫除けスプレー(島内で倍以上の価格)
カップ麺やインスタント食品(夜食に便利)
エコバッグ、水筒(自炊派には必須)
イースター島旅行を安く済ませるコツまとめ
最後に、今回紹介した節約ポイントをもう一度整理しておきます。
🔹節約術まとめ:
航空券は早めに予約&片道購入もチェック
ホステルやAirbnbを活用
スーパー&ローカル軽食で食費カット
主要スポットは自力で観光可能
日数を絞る(理想は3泊4日)
必要なものは日本から持参
まとめ|夢のイースター島を現実にする節約テク
「イースター島=高い」と思っていた旅が、ちょっとの工夫でぐっと現実的になります。
私は節約しつつも、憧れのモアイ像と対面したときの感動は、一生忘れられません。
高い旅先だからこそ、準備次第で満足度は大きく変わります。
ぜひこの記事を参考に、無理なく楽しいイースター島旅行を実現してください!
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