「楽しみにしていたバンコク旅行なのに、体調を崩してしまった…」
そんな経験をしたことのある方も少なくありません。
実際、私が初めてバンコクを訪れたとき、現地の水にあたってしまい、せっかくの観光をホテルで過ごす羽目になったことがありました。
旅行中の体調不良は、一気に旅の楽しみを奪います。特にバンコクのように気温や湿度、衛生環境が日本と異なる地域では、事前に「どんな病気に注意すべきか」「どう予防すべきか」を知っておくことが大切です。
この記事では、バンコク旅行中にかかりやすい病気や体調不良の原因、そしてその具体的な予防法や対策をわかりやすくまとめました。
旅行前に読んでおけば、安心してバンコクを楽しむことができますよ!
目次
バンコク旅行で気をつけたい体調トラブルとは?
バンコクは日本人に人気の観光地ですが、高温多湿な気候・食文化の違い・水質の問題などから、体調不良を起こしやすい場所でもあります。
特に注意したいのが以下のような症状や病気です。
✅ よくあるバンコクでの体調不良
お腹を壊す(下痢・嘔吐)
熱中症や脱水症状
食あたり(サルモネラ・大腸菌)
蚊が媒介する感染症(デング熱など)
ホコリ・排気ガスによる呼吸器トラブル
これらを未然に防ぐには、正しい知識と予防行動が欠かせません。
注意すべき病気①|食中毒・水あたり(旅行者下痢症)
バンコク旅行で最も多い体調不良のひとつが「旅行者下痢症」。
原因は、水道水や氷、生野菜、常温で置かれた料理に潜む細菌やウイルスです。
💡対策ポイント
水道水は絶対に飲まない(歯磨きもミネラルウォーター使用)
氷入りドリンクは避ける(レストランによっては不衛生)
生野菜や果物はなるべく避ける、もしくは皮をむいて食べる
常温保存された屋台飯は注意(できるだけ加熱されたものを)
📍【おすすめドラッグストア:Boots(バンコク市内に多数)】
注意すべき病気②|デング熱(蚊が媒介する感染症)
バンコクでは、特に雨季(6月〜10月)に蚊を媒介とする「デング熱」が流行します。
ワクチンがなく、発症すると高熱・頭痛・関節痛が続くことも。
💡対策ポイント
蚊が多い朝夕の屋外では、長袖・長ズボンを着用
強力な虫除けスプレーを使う(現地ドラッグストアで購入可能)
ホテルや部屋の網戸・蚊取り器具を活用する
注意すべき病気③|熱中症・脱水症状
バンコクは1年中暑く湿度も高いため、短時間の観光でも脱水になりやすいです。
特に移動中や屋台めぐりでは、水分補給を忘れがちなので注意。
💡対策ポイント
常に水を持ち歩く(1日に1.5〜2Lが目安)
スポーツドリンクや経口補水液を摂取する
強い日差しを避け、帽子やサングラスを活用
クーラーが効いた施設でこまめに休憩
📍【涼しく休めるカフェ:The Commons Thonglor】
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注意すべき病気④|呼吸器のトラブル(排気ガス・PM2.5)
バンコク市内は車の交通量が多く、排気ガスやPM2.5による喉の痛みや咳が出ることもあります。
喘息やアレルギーを持つ方は、特に要注意です。
💡対策ポイント
市場や交通量の多い場所ではマスクを着用
空気清浄機付きホテルに宿泊するのも◎
観光中はこまめに水を飲んで喉を潤す
バンコクで体調を崩したときの対応方法
もし体調を崩してしまったら、すぐに休養をとりましょう。多くの場合、軽症であれば市販薬と水分補給で回復しますが、以下のようなケースでは早めの病院受診をおすすめします。
🏥病院に行くべき症状
38度以上の高熱が2日以上続く
激しい下痢や嘔吐、血便が出る
意識がもうろうとする、けいれんが起きる
虫に刺された箇所が大きく腫れる、発熱する
📍バンコクの日本語対応病院(おすすめ)
【持ち物チェックリスト】バンコク旅行で体調管理を万全に!
ポカリスエットの粉末 or 経口補水パウダー
虫除けスプレー(DEET配合のもの)
常備薬(整腸剤・解熱剤・風邪薬)
日焼け止め、帽子、サングラス
ウェットティッシュ・除菌スプレー
体温計(コンパクトなデジタル式がおすすめ)
マスク(排気ガスや病気対策に)
まとめ|ちょっとした対策で、バンコク旅行は100倍楽しくなる!
バンコクは、寺院やグルメ、ナイトマーケットなど魅力たっぷりな街。
でも、体調を崩してしまえば、それらすべてを楽しむ余裕はなくなってしまいます。
この記事で紹介したように、病気のリスクを知って事前に対策をしておくことで、旅の満足度は格段に上がります。
元気な体があってこそ、最高の旅が叶うのです。
「備えあれば憂いなし」。しっかり準備して、思いきりバンコク旅行を楽しみましょう!
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