北欧の中でも、自然とデザイン、そして癒しの時間が詰まった国・フィンランド。
私が実際に訪れるまで、「物価は高い?」「オーロラは見られる?」「英語は通じる?」など、多くの疑問がありました。そんな不安を抱える方に向けて、初めてのフィンランド旅行で知っておきたいポイントを、リアルな体験と最新情報をもとに詳しくまとめました。
目次
フィンランドへの行き方|おすすめの航空ルートとアクセス
日本からの直行便・乗継便
日本からフィンランドへのアクセスは比較的良好で、フィンエアー(Finnair)による直行便が成田空港と関西国際空港からヘルシンキ・ヴァンター空港まで運航中です(所要時間:約10時間)。
LCCや他航空会社を使う場合は以下のような経由便が一般的です。
ドーハ経由(カタール航空)
フランクフルト・アムステルダム経由(ルフトハンザ・KLMなど)
ヘルシンキ市内へのアクセス
空港から市内中心部までは、以下の方法でアクセス可能です。
電車(I線・P線):約30分、片道4.1ユーロ
エアポートバス:やや時間はかかるが荷物が多い人に便利
タクシー:30〜40ユーロ前後(深夜は割増)
フィンランドの物価と予算感|旅行者目線で解説
「フィンランドは物価が高い」と言われますが、旅のスタイルによって費用感は大きく変わります。
食費の目安
カフェのコーヒー:約4〜5ユーロ
ランチセット:約10〜15ユーロ
ディナー(レストラン):20〜30ユーロ〜
おすすめはランチタイムの「ランチビュッフェ(Lounasbuffet)」。サラダバー・パン・スープ付きで10ユーロ前後とお得。
宿泊費の目安(1泊1名)
ホステル:30〜60ユーロ
3つ星ホテル:80〜150ユーロ
サウナ付きアパートメント:120〜200ユーロ
フィンランドの観光スポット|首都ヘルシンキ編
ヘルシンキ大聖堂
真っ白な外観が象徴的なランドマーク。上から見下ろす元老院広場の風景は圧巻です。
マーケット広場(Kauppatori)
港沿いにある青空市場。ベリー、焼き魚、北欧雑貨が並び、観光気分を盛り上げてくれます。
ウスペンスキー大聖堂
ロシア正教会の影響が色濃く残る赤レンガの教会。内部の装飾も美しく、静かな時間を過ごせます。
デザインディストリクト(Design District)
マリメッコやイッタラなどの本店や、センスあるカフェやギャラリーが集まるエリア。
ロヴァニエミ|サンタクロース村とオーロラ体験
フィンランド北部・ラップランド地方にあるロヴァニエミは、冬の旅に欠かせない魅力が満載。
サンタクロース村(Santa Claus Village)
1年中サンタに会える人気スポット。郵便局で日本に手紙も送れます。
オーロラ鑑賞
ロヴァニエミでは9月〜3月がオーロラの見頃。夜21〜翌2時ごろがチャンス。
おすすめアクティビティ:
オーロラハンティングツアー(スノーモービル付き)
ガラスイグルー宿泊体験(星空+オーロラ鑑賞)
フィンランド旅行でおすすめのグルメ
カルヤランピーラッカ(カレリアンパイ):ライ麦の皮で包んだお米入りパイ
ロヒケイット(サーモンスープ):寒い日にぴったりのクリーミーな味わい
ミートボール&リンゴンベリージャム:甘じょっぱい組み合わせがクセになる
おすすめレストラン(ヘルシンキ):
フィンランド旅行の便利情報
治安・言語・マナー
治安は非常に良好。女性の一人旅にもおすすめ
公用語はフィンランド語・スウェーデン語。観光地では英語がよく通じる
公共交通機関や施設では静かにするのがマナー
SIM・Wi-Fi・チップ事情
プリペイドSIMは空港・スーパーで購入可能(5〜10ユーロ)
カフェやホテルでのWi-Fi環境も良好
基本的にチップ不要(レストランでの高額利用時に5〜10%任意)
フィンランド旅行の持ち物リスト(冬ver)
防寒着(ダウン・ヒートテック・手袋・帽子・ネックウォーマー)
カイロ(現地では入手困難)
滑り止め付き靴 or スノーブーツ
カメラ(オーロラや雪景色用に)
プラグ変換(C型)・モバイルバッテリー
まとめ:初めてでも安心!フィンランドは心満たされる旅先
フィンランドは、初めての北欧旅行にもぴったりの国。
治安が良く、人も優しく、都市と自然のバランスが素晴らしい。そして、どこか“心が整う”感覚を与えてくれる不思議な旅先です。
今回紹介したスポットや情報を活用すれば、効率的かつ心地よくフィンランドの魅力を満喫できるはず。これから旅する方にとって、この記事が役立つ「保存版」となれば幸いです。
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