ヨーロッパ旅行と聞くと、「フランス」や「イタリア」が人気ですが、今回おすすめしたいのは“世界で2番目に小さい国”モナコ。
セレブリティの街、F1モナコGP、モンテカルロのカジノといった華やかなイメージが先行し、「高そう」「上級者向け」と感じて敬遠されがちですが、実は日帰りでも、1〜2泊でも気軽に楽しめる国なんです。
私自身、南フランス滞在中に立ち寄ったモナコに魅了され、「もっと早く来ていれば!」と後悔した経験から、この記事を通して初心者にも優しいモナコ旅行モデルコースを紹介したいと思います。
目次
モナコってどんな国?|南仏にある“高級リゾート国家”
モナコはフランスと地中海に挟まれた小さな公国で、面積はわずか2.02km²。
ニース空港から車で約30分という好アクセスに加え、気候は温暖で、年間を通じて晴れの日が多いのも魅力。
経済的にも裕福で治安が良く、観光客にとっても安心して歩ける場所として人気を集めています。
モナコ旅行モデルコース(1泊2日)
初日|ニースからモナコへ移動&観光スタート
朝:ニースから電車またはバスで出発
ニース・ヴィル駅からTER(地方列車)で約30分。眺めも良く快適です。
午前:モナコ旧市街「モナコ・ヴィル」を散策
小高い丘にある旧市街は、細い石畳の通りと歴史ある建物が並ぶ静かなエリア。
モナコ大公宮殿(Palais Princier)
モナコ公国の象徴的建造物。午前11:55には衛兵交代式も見られます。
サン・ニコラ大聖堂(Cathédrale de Monaco)
グレース・ケリー妃が眠る場所としても知られています。
ランチ:Le Petit Bar
旧市街にある家庭的な雰囲気のレストラン。魚介パスタが評判。
午後:海洋博物館&港周辺散策
モナコ海洋博物館(Musée Océanographique)
海に突き出した建物が圧巻。内部は本格的な水族館になっており、大人も楽しめます。
📍Musée Océanographique de Monaco
夕方:カジノ広場と高級ホテルエリア
モンテカルロ・カジノ
有名な「007」でも登場したモナコのランドマーク。外観見学だけでも楽しめます。
Café de Paris Monte-Carloで休憩
カジノの目の前にある人気カフェで、オシャレに一服。
夜:ロマンチックなディナーと宿泊
ディナー:Blue Bay
ミシュラン星付きのレストランで、地中海料理と絶景を堪能。
宿泊:Hôtel Hermitage Monte-Carlo
モナコを代表する格式高いホテル。早期予約で割引あり。
2日目|のんびりブティック巡り&港エリア散策
朝:ポート・ヘラクレス周辺を散歩
スーパーヨットが並ぶ絶景スポット。朝は人も少なく写真映え抜群。
ブティック巡り:Metropole Shopping Monte-Carlo
高級ブランドからセレクトショップまで揃うショッピングモール。
ランチ:Stars’n’Bars
アメリカンスタイルの人気カフェ。気軽に立ち寄れる雰囲気で、港の眺めも最高。
午後:ニースまたは近隣のエズ村へ
モナコからの帰路では、途中で「天空の村」エズ(Èze)に立ち寄るのもおすすめ。香水工房や美しい村並みが魅力。
モナコ旅行にかかる費用目安(1泊2日)
項目 | 費用(目安) |
---|---|
ニース⇔モナコ往復交通費 | 約10ユーロ(電車) |
宿泊費(4つ星ホテル) | 約200〜400ユーロ |
食費(2食×2日) | 約60〜100ユーロ |
観光費(博物館など) | 約15〜30ユーロ |
雑費・カフェ・移動費など | 約20ユーロ |
合計:約300〜550ユーロ(約48,000〜88,000円)
モナコ旅行を楽しむためのポイント
日帰りも可能だが、1泊以上がおすすめ
現地通貨はユーロ。カード決済が基本
ドレスコードに注意(カジノなどはスマートカジュアルが無難)
治安は非常に良く、女性の一人旅にも最適
フランス語が公用語だが、観光地は英語OK
まとめ|2025年こそ、憧れのモナコへ
高級リゾートの代名詞・モナコですが、実は南仏滞在中に気軽に立ち寄れる“身近なヨーロッパ旅行先”でもあります。
この記事のモデルコースを参考にすれば、初心者でも安心してモナコの魅力を堪能できます。
優雅で美しい景色、美食、そして安全な街並み——
2025年、あなたもぜひモナコで特別な旅を体験してみませんか?
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