南米ペルーと聞くと、「マチュピチュ」や「ナスカの地上絵」など世界的に有名な観光地が思い浮かびます。
しかし、初めてペルーに行く人にとっては、言語や治安、高地での体調管理など不安が多いのも事実。私自身も、初ペルー旅行で事前にもっと知っておきたかったことが山ほどありました。
この記事では、ビギナーでも安心して楽しめるように、ペルー観光の基本情報からおすすめのモデルルート、観光地、レストランまでを丁寧にご紹介します。
目次
ペルー旅行の基本情報|まず押さえておくべきポイント
ビザ・パスポート情報
日本人は90日以内の観光であればビザ不要。パスポートの残存有効期間は入国時点で6ヶ月以上が必要。
通貨と物価
通貨は「ソル(PEN)」。1ソル=約40円(2025年5月現在)。
物価は日本よりやや安め。ローカルレストランなら500円以内で1食可能。
ベストシーズン
乾季の「5月〜10月」が旅行に最適。マチュピチュ観光もこの時期がベスト。
高山病対策
クスコやマチュピチュは標高3000m以上。初日から無理せず、コカ茶などで体を慣らすことが重要です。
ペルー観光モデルプラン(7日間)
1日目:リマ到着&市内観光
首都リマは近代都市と植民地時代の建築が融合した街。
アルマス広場(Plaza Mayor)
リマ観光の中心。カテドラルや政府宮殿が立ち並びます。
ラルコ博物館(Museo Larco)
インカ以前の文化が学べる充実の博物館。庭園カフェもおすすめ。
ランチ:Punto Azul(リマ市内の人気セビーチェ店)
2〜3日目:クスコ観光&高度順応
リマから飛行機でクスコへ(約1時間)。標高は約3,400m。
アルマス広場(Plaza de Armas)
スペイン統治時代の面影が残る美しい中心地。
サクサイワマン遺跡(Sacsayhuamán)
精密に組み上げられた巨石建築は圧巻。
カフェ:Cicciolina(地元食材を使った創作料理が楽しめる)
4〜5日目:マチュピチュ観光(アグアスカリエンテス泊)
クスコから列車で約3.5時間(ペルーレイルまたはインカレイル)。
マチュピチュ遺跡
早朝訪問が人気。霧が晴れていく瞬間は幻想的。
アグアスカリエンテスでのディナー:Indio Feliz Bistro
地元食材を活かした絶品フュージョン料理。
6日目:クスコに戻ってショッピング
サンペドロ市場(Mercado San Pedro)
お土産や民芸品が安く手に入るローカル市場。
ペルー産チョコレートの店:ChocoMuseo
試食やワークショップも楽しめる人気店。
7日目:リマ経由で帰国
午前中にリマへ移動。乗継までの時間にミラフローレス地区でゆったり散策。
ラルコマール(Larcomar)
海岸にせり出したショッピングモールで食事もお土産も充実。
ペルーの食文化|絶対に食べたいグルメ5選
セビーチェ:ペルー風魚介マリネ。酸味と香辛料のバランスが絶妙。
アヒ・デ・ガジーナ:鶏肉のチーズソース煮込み
クイ:ペルーの伝統料理であるテンジクネズミの丸焼き(勇気があれば)
ロモ・サルタード:牛肉と野菜の炒め物、ライス添え
ピスコサワー:ペルーの国民的カクテル
初めてのペルー旅行に役立つアドバイス
英語は観光地では通じるが、スペイン語の基本フレーズを覚えておくと◎
水は必ずミネラルウォーターを。生野菜も注意。
クレジットカード利用可だが、現金も少額持っておくと便利
治安は比較的良いが、スリには注意
高山病対策としてコカ茶やサプリを持参
まとめ|ペルー観光は“予習”で楽しさが倍増!
ペルー旅行は、「ただ行く」だけではもったいない国。
歴史と文化、グルメ、そして絶景がギュッと詰まった体験を、しっかり予習していくことでより豊かに楽しめます。
この記事が、あなたの“初めてのペルー旅行”を安心で充実したものにする一助となれば幸いです。
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