中東の隠れた絶景大国、ヨルダン。
この記事を書こうと思ったのは、実際にヨルダンを旅したとき、その雄大な自然と歴史の深さ、そして何より観光地の「アクセスしやすさ」に驚いたからです。ペトラ遺跡や死海、ワディラムといった観光名所は世界的にも有名ですが、組み合わせて巡るモデルコースが意外と紹介されていないのが現状。
そこで今回は、4泊5日でペトラ遺跡・死海・ワディラムを満喫できる、ヨルダン旅の最適ルートをご紹介します。
目次
ヨルダン旅行の魅力とモデルプランの概要
ヨルダンには、世界遺産ペトラ遺跡、死海の浮遊体験、映画の舞台にもなったワディラムなど、唯一無二の体験が凝縮されています。
しかもそれらは、アンマンを起点に車でアクセス可能な距離に集まっており、短期旅行でも充実した観光が可能。以下のモデルプランでは、効率的に移動しつつも、各地で十分な滞在時間を確保できるルートを提案します。
【4泊5日】ヨルダン旅行モデルプラン
Day1:アンマン到着&市内観光
・アンマン国際空港に到着後、ホテルへチェックイン。
・「シタデル(アンマン城塞)」から市内を一望。
・夜は人気レストランSufraでヨルダン料理を堪能。
Day2:世界遺産ペトラ遺跡を探検
・朝、車でペトラへ移動(約3時間)
・「エル・ハズネ(宝物殿)」や「ローマ劇場」などを観光
・時間が許せば「修道院(アド・ディール)」までハイキング
Day3:ワディラムで砂漠体験と宿泊
・午前中にワディラムへ(車で約1.5時間)
・4WDツアー、キャメルトレッキング
・夜はベドウィンキャンプで星空観察と伝統料理
Day4:死海リゾートでリラックス
・午前中に死海沿岸のホテルへ移動(約3.5時間)
・世界一塩分濃度が高い湖で“ぷかぷか浮遊体験”
・泥パックやスパでリフレッシュ
Day5:マダバ・ネボ山を経由してアンマンへ
・午前:モザイク画で有名なマダバへ
・モーセ終焉の地・ネボ山でヨルダン川を一望
・アンマンに戻り、お土産購入&空港へ
絶対に行きたいヨルダンの観光地
ペトラ遺跡
紀元前からの歴史を刻む「バラ色の都市」。
日帰りではもったいないので1泊滞在がおすすめ。朝や夕方の光で表情が変わるのも見どころ。
ワディラム砂漠
映画『マーズ』『アラビアのロレンス』の舞台。
砂漠に沈む夕日や満天の星空が圧巻。テント宿泊は要体験。
死海
体が自然に浮く不思議な湖。
肌がツルツルになるミネラル豊富な泥パックも大人気。
おすすめレストラン&グルメ体験
Sufra(アンマン):ヨルダンの家庭料理が味わえる人気店
Al-Qantarah(ペトラ近郊):観光後に立ち寄れる高評価レストラン
ベドウィンキャンプ(ワディラム):炭火で焼いたラム肉やフムスが絶品
ヨルダン旅行の基本情報
ビザ:日本人はオンアライバルで取得可能(2025年現在)
通貨:ヨルダン・ディナール(JOD)
ベストシーズン:春(3~5月)・秋(9~11月)
治安:観光地は比較的安全。人も親切。
移動:専用車チャーターが便利。配車アプリCareemも使える
まとめ:絶景と歴史と癒しを1度に味わえる旅へ
ヨルダンは「砂漠×歴史×自然」がコンパクトに楽しめる稀有な国。
移動距離は意外と短く、効率よく回ることで深い体験が可能です。
旅慣れた方はもちろん、次の旅先に迷っている方にも強くおすすめできる国。
一度ヨルダンを訪れれば、あなたもきっと“中東の奥深さ”に魅了されるはずです。
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