眼鏡ではなく、常にコンタクトで生活している人も多いかと思います。

もしくは、普段は眼鏡を使用しているが、旅行中はコンタクトを利用しているという人もいるかと思います。

普段の生活からコンタクトを利用している人は、飛行機の機内にもコンタクトの保存液や洗浄液を持ち込めるか気になっている人もいるかと思います。

特に飛行機では機内に持ち込めるものの制限があったりしますので、今回はコンタクトの保存液・洗浄液が制限に引っかかるのか？どのくらいなら持ち込み可能なのか？を解説したいと思います。

飛行機には持ち込み制限がある

飛行機を使うに当たって持ち込み制限に引っかかるのは、ほとんどが液体関係です。

その中で気になるのが、コンタクトレンズの洗浄液・保存液です。

一応、コンタクトレンズの洗浄液・保存液は液体なので、この制限に引っかります。

ただ、結果から言うと、コンタクトの保存液・洗浄液は持ち込むことができます。但し、例外もあるので、最悪、没収になってしまうケースもあります。

では、どういう時に没収されるのでしょうか？

飛行機の持ち込み制限とは？

飛行機には機内に持ち込むことができないものが決まっています。

その中に100ml以上の液体があります。液体の中には可燃性の液体や以前、液体をテロに使おうとしたケースもあったので、100ml以上の液体は飛行機に持ち込めないような規制ができました。

ただ、上記のような規制は国際線だけですので、国内線は問題なく100ml以上の液体を持ち込むことができます。

なので、もし国内線に乗る予定の人はコンタクトの保存液・洗浄液のことは気にせずに機内へ持ち込むことができます。

国際線でも100ml以下なら、液体でも問題ない

国際線だと、機内へ持ち込むことのできる液体の量に規制がありますが、たとえ液体であっても、100ml以下なら持込むことは問題ないです。

ただ、国際線であれば持ち込み方法が少し特殊で、液体は100ml以下でなおかつ透明なプラスチック袋に入れないといけません。

コンタクトレンズの保存液・洗浄液は医薬品のため対象外！？

コンタクトレンズ関連は液体ですが、分類上、医薬品に該当します。

飛行機の持ち込み制限に関して言えば、医薬品に関しては、この液体の制限の対象外のため、100ml以下にしなくても大丈夫なのかとも思います。

では、コンタクトの保存液・洗浄液はどうなのでしょうか？

一応、対象外ですが「機内で使用する量に限り、申告することにより対象外」になると書いてあります。

どこまでが持込めるラインなのか？

ここまで読んだら、「いやいや、結局どっちなの？？」と思う方もいるかと思います。

僕も調べてみて、「いや、どっちやねん！！！」と突っ込みたくなりました。

ここで、コンタクトの保存液はどのように売られているか考えてみます。

一般的に売られているものでは、容量が500ml、360mlが大多数だと思います。

では、この量のボトルの量を機内で使うか？ということを考えたら、明らかにそんな使いませんよね？

機内で使用する量を考えたら、明らかにオーバーしています。

• コンタクトの保存液・洗浄液は医薬品で制限には引っかからない
• 100ml以上は機内で使う量を明らかにオーバーしている

このような場合は、どうなるかと言うと、荷物の検査官の裁量によることが大きく、ある時はOKだが、ある時は没収される事があります。

リスクを承知の上で、チャレンジしてみてもいいかと思いますが、お勧めはできません。

つまり、コンタクトの保存液・洗浄液を100ml以上機内に持ち込むときは没収される危険があるが、持ち込める可能性もある！ということになります。

小容量の保存液も売っている（割高だが。。。）

更に小さい120mlの保存液もあります。

120mlの容量なら、持ち込む事ができたという人が多数います。海外で検査官に何か言われる事自体が嫌という人は更に小さく、申告する必要もない100ml以下の保存液も売っています。

トラベル用保存液はこちらです。

コンタクトの保存液・洗浄液が持ち込めるかどうかのまとめ

国内線の飛行機に乗るのならコンタクトの保存液・洗浄液が持ち込めるかどうか気にする必要は全くない。

国際線なら、コンタクトの保存液・洗浄液は医薬品に分類されるので、一応液体の対象外なので100ml以上でも問題ないが、申告する必要がある。

但し、対象外になるのは機内で利用する量に限るため、大きすぎると検査官によっては没収される可能性がある。

120ml以下であれば、ほとんどのケースで持ち込むことができる。

心配であれば、100ml以下にしたら問題ない。

尚、コンタクトの保存液・洗浄液を機内に持ち込む場合の制限なので、国際線であっても預け入れ荷物に入れる場合は問題なく持っていくことができる。

LCCなどで預け荷物をしたくない人は、トラベル用に少量を持っていく（もしくは入れ替えて）ことをお勧めします。