せどりは簡単に結果を出しやすいネットビジネスだと思います。
具体的には古本や中古のCD,DVDなどを安く買って転売し利益を得る行為のことを言います。
本当かどうかは知りませんが、元々本やCD,DVDの知識が豊富な人が背表紙を見ただけで高額商品かそうでないか判断して購入していため「背取り」と呼ばれていたんだとか。
実際せどりで高額商品かどうか調べるには幅広い知識と経験が必要であったため、素人には敷居が高かったと思います。
目次
何故せどりなのか
今ではインターネットの普及とコンテンツの充実によって商品の知識が少なくても、その場で検索して手軽に商品の相場や価値を知ることができるようになりました。
私は、Yahooのオークション、Amazonマーケットプレイス、TAKEWARIなどのサイトで商品の相場を見ています。プロ級の人はせどりだけで会社員の給料以上を稼ぐ猛者もいるそうです。
私もネットビズネスはこのせどりから始めました。何故かと言うとすぐに結果がでるのと、やればやるほど商品知識が増えるため、また売れ筋商品もわかってきます。しかもまずは家にある不要品から始めれば、初期投資もかかりません。ネットビジネスへの敷居が下がります。
ここで得た資金を元に他のビジネスに進出するのもいいでしょう。
初心者の利益は?
本格的に取り組みば月に10万円ほどの売上は稼ぐことができると思います。利益としては半分行けばいいでしょう。※この場合は5万円
最初は利益がでるのは半分もいかないと思いますが、続けることに意味があり、商品知識が増え売れ筋商品もわかってくるでしょう。そうすれば、利益率の高い商品を安く仕入れ売ることが可能となります。
ここで初心者が躓いてしまうパターンは売れなかった商品を高額なまま放置することです。放置したままでは新しい商品に手が出せなくなってしまいます。そして在庫として手元に残るため、売れなかったら少し値段を下げてでも売りましょう。少々の赤字なら目をつぶりましょう。
初心者はとにかく回転売買をして、その中で利益率の高い商品を見つけて下さい。特にブックオフにはレアな商品が眠っています。仕入れは足で稼いで、売るのはインターネットが鉄板です。
せどりのメリット
せどりは意外と高い利益率
私はせどりは利益を出しやすいビジネスだと思っています。この前はプレステ3をジモティで安く仕入れました。ディスクが読み取れなかったのですが、ディスククリーナーを数回かけただけで治りました。しかもこのプレステ3は初期型だったので、15,000円で売れることができました。
初期投資は交通費と送料のみだったので、利益は13,000円程でした。
これはレアケースだと思いますが、せどりはこのように利益率が高いのです。せどりのポイントはどのように安く仕入れるかです。安く仕入れると利益率は良くなります。少なくとも利益率は3割は欲しいところです。3割を切ると仕事量が増えるのとトラブルが起きた時に一気に利益が減ってしまいます。
せどりは自分で利益率の高いものを選びましょう。
ちなみにブックオフでは買った商品の価値をわざわざしらべません。調べないというかプレミアがついたかどうかを調べないといったほうが正しいでしょうか。だいたいは定価から算出もしくは108円に設定ではないでしょうか?
ブックオフは一般の方に商売をしているのでプレミア等はあまり関係ないようです。せどりをするならばそこを狙いましょう。そして、レアアイテムをネットで販売すれば高利益を実現できます。
リスクが低い
次はせどりのリスクを考えましょう。私が思うにせどりは比較的リスクが低いです。というのも自分でリスクを低くするのです。仕入れは極力低い値段でし、高いと考えたら手出ししない。確実に儲かると思ったものだけ勝負する。もし、手出ししても多少の赤字なら許容するのが大事です。
ある商品を仕入れるにしても、その商品の相場・流行り・売行き・ランキング・評価など目を通しましょう。そして必要ならば、アプリなどで値段を調べましょう。そして利益がでるようなら仕入れましょう。
これをしっかりやれば、赤字は無いと思います。
入金までのスピード
せどりでは売れてからお金が入金されるまでのスピードが比較的早いです。アフィリエイトやアドセンスでは数カ月後に入金なんてのはザラですが、せどりはお客さんからの入金は早いです。そして入金後に発送という流れです。
入金が早いということは次の商品にすぐに手が出せるというこで、新たなビジネスチャンスがめぐるのも早いということです。ビジネスでの一番の問題は資金繰りです。これに困らないということはかなりのチャンスです。
特殊な技術が必要か?
技術は必要ありません。むしろ必要なのはスピードと丁寧さです。高く売るにはそれなりの魅せ方が必要になってきますが、それよりも重要なのはスピードと丁寧さ、値段、信用です。この中で最も必要なのは信頼です。
ヤフオクなどで1万円で評価がいい人と9,000円で評価が悪い人だとどちらから買いますか?ネットビジネスでは信頼が最も重要です。そして信頼を勝ち取るにはスピードと丁寧さが信頼の礎となります。その次に値段がきます。まずは信頼を勝ち取れば、その後に高く売る技術を身に付けましょう。
ここまでで重要なのは「信頼・仕入れ価格」です
好きな時間に作業ができる
ネットビジネスのメリットはいつでも好きな時間に作業することができる点です。仕事では平日9-17時なんて決まっていることもありますが、ネットビジネスではそんな決まりありません。平日も会社帰りにできますし、休日なら1日好きなように使えます。気がのらない時はやらなければいいし、疲れた時は1時間でもやればいいんです。今やネット環境があれば好きな時間に好きなだけ作業すればいいのです。慣れれば作業時間は短縮できますし、売れ筋の商品があれば、前回同様に出品すればいいので、これもまた作業時間が
要はするかしないかです。
しかし、お客さんはすぐに欲しい人もいるので、売れたら迅速に対応しましょう。それが嫌なら最初から発送には数日かかる旨を書いておきましょう。こうすれば無用なトラブルはないでしょう。
せどりのデメリット
今まではせどりのいいところをお教えました。逆にデメリットもあります。それを今度は書いていきます。
労働が必須
仕入れ作業、UP作業、発送作業とせどりには作業という名の労働がついてきます。労働しなくてはお金を稼げません。しかも、稼ぐ金額は基本的に作業量と物量に比例します。
要はどんなに効率よく働いても、作業量はそれにともなって増えていくのです。これは仕事と一緒ですね。なので、不労所得ではなく、作業量=稼ぐ金額となります。
アウトソーシングして作業自体は減らすことはできますが、それに伴い稼ぐ金額も減ります。多く稼ぐにはその分働かなきゃならないということです。
在庫スペースが必要
在庫の量は取扱量が増えればその分増えます。その在庫はどこにおくのでしょうか?個人でやる方では自宅が主なスペースになると思います。わざわざどこかを借りる方はいないと思います。
自宅がある程度大きければ問題ないですが、一人でやるには限界があります。意外とこのスペースがないため量を増やせないといった方も多いです。
仕入先は?
これはデメリットではありませんが、仕入先の選定は問題です。同じいところで仕入れているといつかは在庫が無くなります。そしたら仕入先を拡大していかなくてはなりません。近くに数店舗ブックオフなどの中古ショップがあれば問題もないですが、中々難しいです。インターネットで格安物を手に入れることも可能ですが、送料分は利益が減ってしまうことを考えると、極力自力で探したいところです。
こうなってしまうと、利益率を下げてでも大量に商品を扱わなければなりません。そうなると作業量も増えてきます。ここで注意しなければならないのは、多量に扱うために商品の送り違い等のミスをきをつけなければなりません。
ミスは本当に怖いです。前述した信頼を傷つけるのもこのミスが発端となります。
せどりに便利なサービス
せどりを効率的に行うにはある程度サービス(アウトソーシング)を使ったほうが効率的に回せます。ここでは便利なサービスを紹介します。取扱量が少ないうちは自力で行い、量が増えたら使ってもいいでしょう。
検索ツール
効率的に検索すれば、その分時間の短縮と金額がわかります。それから仕入れするのもいいでしょう。というかこれがマスト方法です。
検索ツールは無料のもので十分ですが、大量にするならば有料の使い勝手がいいもののほうがいいでしょう。
私は下記のものがいいと思います。
・アマピ+
・せどりすと
・価格ナビ
梱包道具
なんだかんだで、商品の印象はメールの返信スピードと梱包状況で90%は決まります。そのため、梱包材などには少しばかりはお金をかけて下さい。
主には梱包用ビニールパック、封筒、値札シールを剥がすためのジッポオイル、シール剥がしのヘラなどです。しかも綺麗にしておけば作業効率化にもなります。
アマゾン出品(大口) 月額4,900円
詳しくはここをご覧ください。アマゾンに一括して商品登録できたり、個人では出品できないカテゴリに出品できます。手数料でも優遇されます。
ヤフオクプレミアム 月額380円
ヤフオクに出品するにはプレミアムに入らないとダメです。
アマゾンよりも高く売れることもあり是非登録しておいて下さい。アマゾンは手数料で意外ととられるため。
最後に
ネットビジネスで、せどりのハードルはそれほど高くないです。むしろいらない不要品を売ることから始めれば初期投資も必要なく、軍資金にできるので最初にするのはお勧めです。そして、ここで得た知識は自分の糧になります。ここで紹介したのは日本限定ですが、ebayという海外のオークションサイトもあり、今は日本のものでも海外へ売ることができます。
そして、日本の漫画・アニメ・家電製品は本当に人気があります。もちろん英語の勉強にもなります。これからは日本だけではなく、海外にも目を向けてみましょう。
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