キューバのハバナ国際空港について知っておくべき事
ハバナの国際空港に到着したらやるべき事・知っておくべき事を記載しておきます。
特に、社会主義国なので資本主義とは違う側面を見ることができました。
いろいろと他の国とは違う事がたくさんあったので、記録として残しておきます。
入国について
まずは入国についてです。
入国審査については、特に何も聞かれず、時間にして15秒程で入国審査は完了しました。
ネットの情報では、保険加入をしているか?等と聞かれるとかの情報がありましたが、何も聞かれずそのまま入国完了です。
荷物を取るところからトラブル
預けた荷物を取るところから、トラブルがありました。
預け荷物が出てくるまで1時間もかかりました。
これは同じ便に乗っている人、全員が経験しました。
仕事を早く終わらせようという気が全く感じられません。
運よく自分の荷物が早く出てくればいいですが、遅いと1時間以上は待つ覚悟をしておいた方がいいです。
僕はメキシコのカンクン経由でキューバに行ったのですが、カンクンには現地のキューバ国民も買い出しに行く人が多いそうです。
そのため、キューバの人はありえないほどの荷物をカンクンから持ち込みます。
物資が不足しているキューバは買い物にメキシコに出掛けるらしいです。
そんな荷物が多すぎるので、僕が預けた荷物が流れ出るまで1時間もかかりました。
税関では
旅行者である人は何もチェックされません。
税関申告書を出したら素通りです。
キューバのお金について
キューバの通貨は二種類あります。
観光客用のクック(CUC)というお金と現地民用のペソ(CUP)があります。
CUPはカップもしくはペソ、モネダと呼ばれる。
1CUC=$1です。
1CUC=25CUPです。
両替時には1CUPの手数料が取られるので、インターネットの情報では1CUC=24CUPと表示されることが多いです。
空港での両替について
空港での現金の両替についてです。
国際線のターミナルはターミナル3なので、ターミナル3の両替所についてです。
両替所の場所は空港のアライバルロビーの建物を出ます。
目の前にタクシーがたくさんいる道路があります。
道路は渡らず、建物を出たら左に行きます。
そこに両替所があります。
※スペイン語では両替の事をカンビオと呼ぶので、現地ではカンビオの方が伝わる。
両替ですが、以外にもドルよりも日本円のほうが換金率が良かったです。
手数料は約3%でした。
例 為替レートが1ドル 113円のとき
1CUCは117円でした。
空港ではドルや円、ユーロなどの両替はできました。
しかし、両替はCUCのみでCUPの両替は受け付けてくれなかった。
旅行者は基本的にCUPは必要ないが、バックパッカーなどのどうしても安くバスに乗りたい人はCUPを用意しておいた方が良い。
ローカルバスに乗るにも1CUP(約5円)あれば乗れるし、旧市街から1CUPあれば、空港まで行くことができる。
CUPが欲しい人は、街の銀行でなら、CUPの両替もできる。
僕は銀行で両替をしたが、5CUC=120CUPだった。
銀行ではチェゲバラのコインも入れてくれたので、お土産にもなる。
空港でも銀行でも、両替する場合はパスポートが必要だった。
ATMでのお金の引き出し
空港のアライバルロビーには、ATMがあります。
普通にお金(CUCのみ)の引き出しができました。
僕は300CUCの引き出しをしましたが、手数料3%がかかると表示されました。
そのため、引出し合計金額は309CUCで、9CUCの手数料が引かれ、300CUCが手元に残りました。
ATMを利用したら、3%のATM利用手数料が取らる。
これにキャッシングならVISAかマスターの手数料も取られるので、キューバでは現金の両替が1番効率の良い換金方法です。
参考 【2018年】キューバの物価情報
ローカルバス 1CUP(約5円)
ピザ 20CUP(約100円)
水 500ml 1CUC(約110円)
水 1.5L 2CUC(約220円)
コーラ 1CUC(約110円)
キューバのWi-Fiについて
キューバの空港にはフリーWi-Fiはない。
というかWi-Fiはホテルにもついていないところが多い。
インターネットをやるならETECSAというWi-Fiカードが必要になってきます。
公園などにあるWi-Fiスポットはあるが、それらは全て有料になってくる。
かなり高級ホテルなら無料のWi-Fiもあるかもしれないが、中級以下は全て有料だ。
有料インターネットの使い方
インターネットをするには、ETECSAというWi-Fiスポットを探す必要がある。
ホテルや公園などにETECSAのWi-Fiスポットがある。
Wi-Fiスポットではみんなスマホをいじっているので、結構簡単に見つかる。
このWi-Fiスポットでキョロキョロしていてれば、ETECSAのカードを売ってくる人が話しかけてくるはずだ。
このカードだが、公式ホームページでは1時間で1CUCだが、ここらへんで売ってくる人は1時間で2〜3CUCで売っている。
インターネットにつなぐにはこの方法くらいしかない。
※2018年には、ちょっと高めのレストランではWi-Fiを提供するところもあった。
インターネットにログインする
このETECSAのネットワークにログインするには、購入したカードのでログインするには、裏面に書かれているログイン番号とパスワードが必要です。
パスワードのスクラッチ部分を削るとパスワードの番号がでてくる。
Wi-Fiのスピードはそこまで遅くなかったです。
動画を見る以外なら、そこまでストレスは感じずに利用できた。
ログアウトはしていたほうが良い
このカードでインターネットは1時間の利用ができますが、ネットサーフィンが終わったら、しっかりとログアウトしておいた方が良い。
このカードの有効時間が切れるまで、再度同じ番号で制限時間が経つまで何回もログインできます。
Wi-Fiを切っただけでは、ログアウトまで多少の時間がかかるらしいので、しっかりとログアウトしたほうが良いとアドバイスされた。
Wi-Fiを切っただけでも、自動でログアウトするが少しでも時間を有効に使いたいなら小まめにログアウトを実行したほうが良い。
空港内でのWi-Fi
空港内でのWi-Fiスポットは出発ゲート近くだけでした。
そして、空港ではETECSAのWi-Fiカードの購入する場所がなかったので、到着後はWi-Fiが使えないと思っていいと思います。
キューバを出発する時にWi-Fiカードの残りがあれば、使うことは可能です。
ハバナ市内までの行き方
空港から市内(ダウンタウン)まで行く方法は、2種類あります。
それは、タクシーかバスです。
料金は、タクシーなら25CUC(約2800円)、バスなら2CUP(10円)です。
タクシーの値段の250分の1の値段でダウンタウンまで行くことができます。
ホセ・マルティ国際空港からバスで市内まで安く行く方法
従来の方法では、ハバナの国際線ターミナルから歩いてターミナルの外に行き、バス停でバスを捕まえて、市内まで行くという方法です。
これにはターミナル3から歩いてバス停までということですが、ターミナル3からバス停まで約3キロあります。
重い荷物を持って3キロ歩くなんて嫌です。
そこで、ターミナル3を出て道でタクシーを拾ってターミナル2まで行く方法やバスでターミナル2まで行く方法がありました。
ターミナル2からならバス停まで徒歩10分です。
僕が今回使った方法では全く歩きません。
マジで楽ちんでした。
今回はその方法をお伝えします。
ハバナにはほぼ100%でターミナル3に到着します。
なぜなら、ターミナル3が国際線の発着だからです。
このターミナル3から、空港内のバスが出ています。
わかりにくいのが、バス停のマークなどは一切ありません。
しかも、そのようなことは一切アナウンスされません。
更に観光客をタクシーに乗せようとして、「バスはない」、「市内まで行くにはタクシーしか手段はない」などと言ってきます。
これらは100%嘘なので、バス停の場所を教えます。
ターミナル3のバス停
バスが停まる場所は、到着ロビーを出てすぐ左に曲がります。
横断歩道は渡りません。
横に両替所があり、少し進むとバイク置き場があります。
そこを過ぎると、ベンチがあります。
ここがバス停です。
知らないとここがバス停だとは気づきません。
道路を挟んだ向かい側には観光バスの駐車場があります。
バス停にはマークなどはありませんが、人が数人待っています。
そこらへんの人に「バス?」と聞いてみれば答えてくれます。
ここでバスが来るのを待ちましょう。
バスの料金
バスの料金は不明です。
たぶん1ペソ(1CUP=5円)です。
僕は2ペソ取られました。
ちなみにペソは空港の両替所で両替してくれませんでした。
※他の人のブログでは交換出来たとの情報もあるので、人によってはできるのかもしれません。
1CUCでも乗れるのですが、お釣りがもらえないと聞いていたので、どうにかしてペソを取得したいのなら、そこらへんの人に「カンビオ(両替)?」と聞いてみましょう。
1CUC=25CUPなので、1CUCをバスを待っている人に20CUPで交換してもらいました。
5CUPは手数料であげました。
これでペソが手に入りました。
バスが全然来ないです。
僕はずっとバスを待っていましたが、全然来ませんでした。
30分待ったのですが、来る気配はしなかったですが、バスを待つ人も増えてきたので、安心していたらやっとバスが来ました。
バスは普通のバスです。
乗り合いバンみたいのではなく、ちゃんとしたバスです。
バスに乗るときにお金を支払います。
2人分として、10ペソ渡したら6ペソ返ってきました。
周りの人は1ペソしか渡していないようでした。
バス降り場
このバスは市内まで行くバスの停留所の目の前まで行きます。
順番的には、ターミナル3→ターミナル2→バスの停留所です。
ターミナル2から2つ目の停留所がバス乗り場の目の前になります。
この停留所ではたくさんの人が降りるのでわかりやすいと思います。
ちなみにバスの停留所はこちらです。
反対側に渡ってバスに乗る
市内へ行くバスは、ターミナル3から乗ってきたバスの反対側のバス乗り場から出発します。
反対側に渡り、バスを待ちましょう。
P12のバス乗り場のグーグルマップです。
乗るバスは【P12】です。
行き先はバスの先頭に書いてあります。
横には書いてありませんでした。
横には数字で【200】と書いてあり、先頭に書いてある行き先と違っていたので、しっかりバスの先頭の表示を確かめたほうが良いです。
市内へのバスの料金
バスの料金は二人で1ペソでした。
親切なおじさんが二人で1ペソだと教えてくれました。
そのため、ダウンタウンまで二人で合計5ペソ(約25円)しか払ってません。
安く行けたら良いなーと思っていたのですが、あまりにも安すぎてビックリです。
例え、10ペソ支払っても50円なので、誤差の範囲です。
さすがにタクシーで25CUCは高いと思って、バスで行こうとしたのですが、タクシーとの値段の差が100倍なので、ちょっと価格差ありすぎです。
バスはダウンタウンへ到着
バスに乗っている時間は約1時間です。
バスのルートは、空港↔新市街(革命広場)↔旧市街になります。
旧市街の終点は、カピトリオ広場の南にある公園の横に停まります。
めちゃくちゃ便利なところに停まりますので、バスで行くならこの辺の宿を目星つけておくのが良いと思います。
到着はここらへんになると思います。
お金がある人は迷わずタクシーで市内まで行ったほうが、時間がかかりません。
僕は荷物をピックアップしてから、宿に着くまでに2時間以上かかりました。
タクシーなら1時間も経たずにホテルに到着できると思います。
市内から空港までの行き方
市内から空港までは往路の反対をすればほぼ大丈夫です。
市内から空港へのバス乗り場はカピトリオの近くの華人門の近くから出発します。
降りたところとは少し違うので、注意が必要です。
バスはここらへんから出発しますが、僕が乗った時は若干位置がずれていました。
Parque El Curitaの東側のアギラ通りに乗り場がありました。
近くの人に聞いてみるのがいいと思います。
これに乗り、空港の近くに到着します。
行きに乗った場所と降りる場所は若干違いますので、注意してください。
ここからターミナル3までは歩き、タクシー、バスの手段があります。
僕はバスに乗りたかったのですが、チェックインの時間も迫っていたので、いつ来るかわからないバスを待つより、歩きました。
一度通ってる道なのと昼間なので、危険はないと思い歩きました。
だいたい20分から30分程歩きましたが、ターミナル3に到着したのとほぼ同時にバスが来ました。
バスの本数次第ですが、歩くのとあまり変わりませんでした。
P12のバスを降りてから、ターミナル3に到着するまでにタクシーに何度か声をかけられました。
最初は3CUCと言っていたのに、後から1人3CUCだと言ってきたり、他のタクシーでは5CUC、また違うのは10CUCと言ってきました。
確かに歩くのは汗もかき大変なので、安かったら良いかと思いましたが、言い方が適当なので、ちゃんとトータル金額を聞いたほうが良いと思います。
ルートを知っていれば、ターミナル2からターミナル3は歩ける距離です。
時間に余裕があればバスに乗っても良いですが、どのくらいの頻度で走っているかはわかりません。
歩けばわかりますが、ターミナル間を走っているバス停らしきものはありますが、何も書いてないので、バス停かどうかもわかりませんでした。
しかも昼間の時間帯はバス停にいる人はいませんでした。
出国時の注意点
キューバから出国する時の注意点です。
お金について
キューバのお金はハッキリって価値がありません。
キューバ以外で換金するとかなりレートが悪いので、使い切りかキューバ内で両替したほうが良いでしょう。
キューバの両替所は仕事が遅すぎるので、並ぶのも含めて両替するのに30分以上待ちました。
ちなみに並んでいたのは6人だけです。
両替する時間も含めて、少し早めに空港に来た方が良いでしょう。
出国税について
以前は出国税なるものがあったらしいですが、2018年の時点ではありませんので安心してください。
キューバからコロンビアへアビアンカ航空で移動する時の注意点
2017年12月にアビアンカ航空を使い、キューバのハバナからコロンビアのボゴタへ移動しました。
航空券の値段
世界一周をしている人でヨーロッパからキューバ経由で南米に入る人もいるかと思います。
キューバからコロンビアへ行く航空券の値段は片道で34000円でした。
チェックインの時に気をつけること
チェックインする時にコロンビアからの出国チケットはあるかと聞かれました。
コロンビアから陸路でエクアドルへ入国しようとしていたので、バスで移動すると伝えたら駄目だと言われました。
チケットを買うしか無いと言われましたが、2ヶ月後にブラジルのリオデジャネイロからボゴタ経由でロサンゼルスに行くチケットを持っていたので、それを見せたらチケットを発券してくれました。
このリオデジャネイロ発のチケットがアビアンカ航空だったので、Eチケットの番号と便名を伝えたら大丈夫でした。
出国審査と荷物チェックは早い
意外にも出国審査と荷物チェックは混んでいませんでした。
両方並ぶのも合わせて15分もかかりませんでした。
空港内はCUPは使えない
出国ゲート近くには売店があり、余ったCUPを使おうと思いましたが、全く使えませんでした。
CUCもしくはドルの支払いでした。
以上が、キューバのハバナ空港での情報です。
僕が調べたことや、体験したことをもとに書きました。
ハバナの街から他の街に行くにはビアズール社のバスを使いますが、このバスターミナルは市内から少し離れています。
次回はバスターミナルの行き方を説明します。
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