目次
ウユニからカラマ経由でパタゴニアへ
ウユニ塩湖の観光が終わり、チリのパタゴニアへ行こうと思います。
アタカマ砂漠は抜かして、チリのプンタアレーナス(パタゴニア)まで飛行機で飛ぶ予定です。
ウユニからパタゴニアへ行こうとするとカラマまでバスを使い、カラマから飛行機を使って移動するルートが最も安く早くパタゴニアへ行く方法になります。
パタゴニアへのルート
- ウユニ→カラマ バス移動(160ボリ≒2600円)
- カラマ→サンチアゴ 飛行機(Sky airline 43ドル)
- サンチアゴ→プンタアレーナス 飛行機(sky airline 93ドル)
このようなルートで行けば、ウユニから約18000円でパタゴニアへ行く事ができます。
チリはバスの代金も高いので、国内を安く移動しようとするとLCCを使ったほうが安くつきます。
ウユニからカラマへ
まずはウユニからパタゴニアへ行くにはチリの国内に入り、国内線を使えばかなり安くすむので、ウユニから空港があり、尚且つ1日で行けるのはカラマのみになります。
まずはカラマを目指します。
チリへのバス
ウユニからカラマへ行くにはバスになりますが、このバスがかなり曲者です。
インターネットで情報収集をしてみると、朝早くから出発するがいろいろと問題があるとのこと。
- チリの国境でバスを待たなければならない!
- 何もない国境でチリ側のバスが来るまで何時間も待つ!
こんな情報がありました。
これはボリビアとチリの仲が悪いから!南米の先進国であるチリがボリビアを舐めてるからだ!とかといい情報がありましたが、本当かどうかわかりません。
とりあえず、あまりこの路線が良くないという情報しかでてきませんでした。
2018年の最新の情報
僕が体験した情報になります。
少し前の情報より新しい情報をつかんでください。
ウユニは旅行者がかなりいますので、どんどん便利になっていきます。
2019年にはもっと旅行しやすい場所になっていることを望みます。
バスの予約と最新のルート
ウユニからカラマorアタカマまでは直通のバスが出ています。
CRUZ NORTEというバス会社が運営しています。
バスの予約はこちらでしました。
しかし、この直通バスは毎日運行しているわけではありません。
僕がバスの予約をしにいくと、次のバスは2日後と言われました。
ちょうど良い日程だったので、そのまま予約しました。
バスの料金
- カラマまで 160ボリ(約2600円)
- アタカマまで 180ボリ(約2900円)
バスのスケジュール
- 4:30 集合
- 5:00 ウユニ出発
- 14:00 カラマ到着
- 17:00 アタカマ到着
ウユニ出発のカラマ経由、アタカマ行きでした。
バスの乗換は無いそうです。
その他のバス
宿のオーナーに聞くと、カラマまでは毎日バスが出ているそうです。
しかし、このバスは直通ではなく、国境で乗り換える必要があるそうです。
ローカルバスなので、料金はもっと安いそうですが、時間がかかったり、国境で待ったりするそうです。
たぶんネットでの古い情報はここらへんがソースなんだと思います。
2018年では直通バスがあるので、国境で乗り換えは無く、かなり便利になっていますが、曜日が限定されているので注意が必要です。
実際の移動
2018年の移動記録です。
バスの集合
バスは朝5時に出発します。
集合は4時半でしたが、バスが来たのは4:45でした。
あまり早く着きすぎると寒い中、外で待つので4:40くらい到着にしとけば良かったです。
チェックイン等はなく、バスが来たら荷物を預けて、チケットを見せて乗り込むだけでした。
バスは綺麗でトイレも付いていました。
モニターも付いていましたし、Wi-Fiのマークはありましたが、案の定繋がってはいませんでした。
ツーリスト専用バスだったので、ホコリが入ってくる事や窓が開いていたりはしませんでした。
バスは定刻通り出発しました。
ボリビア国境
バスは8時20 分に国境へ到着。
かなりの人数がボリビアの出国窓口にいたので、出国までに時間がかかった。
出国には15ボリビアーノ(約240円)が必要だった。
※年々上昇しています。
出国審査が終わると同じバスに乗り、チリ側のイミグレーションまで行く。
バスの全員が出国審査が終わったのが9時過ぎであった。
国境にはお菓子や飲み物など売っている売店があった。
チリのイミグレーション
チリの国境はバスで5分程のところにある。
イミグレーションには9時10分くらいには到着した。
入国審査は20分くらいで終わった。
チリに入国するには入国カードが必要だ。
入国カードはバスの中で事前に配られる。
これに記入しておくが、スペイン語と英語表記なので、問題なく記入できる。
- 記入事項
- 名字
- 名前
- 性別
- パスポート番号
- どこの国から入国するのか?(Bolivia)
- どこの国境から入国するのか?(Ollague)
- 入国手段は?(バス)
質問
- 自分の知らない荷物をもっているのか?
- 10000ドル以上のお金を持込むのか?
- 申告する物を持っているか?(例:食品等)
- チリの18歳以下の荷物を持っているか?
該当するものがなければ、全てNoにチェックを入れます。
食品の持込について
チリで問題なのが、食品の持込だ。
チリは南米一厳しいと噂されている。
特に植物や動物製品の持込は厳しい。
しかも、申告せずに持込がバレると高額の罰金が課せられる。
調味料なども物によってはダメなものもあるので、捨てるか申告するかしたほうが良い。
- 果物、植物製品
- 種子関連製品
- 動物製品
- ミルク製品
- はち関連製品
これらの物は申告する必要がある。
もし、持っているのなら申告しよう。
僕は調味料の胡椒なども持っていたので、一応申告した。
申告すれば、持ち込めない物は捨てればいいし、持ち込めるかわからないものは聞けば良い。
大丈夫だと思って申告しないでいたら、申告必要な物を持っていたりしたら高額の罰金があるので、できるだけリスクは減らしたほうが良い。
持ち物検査
入国審査が終わると、荷物を全て出し1列に並べて、犬の検査がある。
まずはバスの中を入念に検査し、その後に荷物を検査する。
その後は1人1人の荷物を検査し、終わればバスに戻るという感じでした。
チリの国境についてから、出発するまで約70分かかりました。
ちなみに僕が持ち込めた物は以下になります。
- 胡椒
- 唐辛子
- 醤油
- 塩
- 砂糖
- 生姜パウダー
- カレー粉
- コンソメ
- 鶏ガラスープ
- だしの元
- ソース
- タバスコ
- お菓子
以上の物は問題なく(一応申告はした)持ち込めました。
申告も申告書にチェックを入れるだけなので、食品を持ち込むのならチェックを入れといた方が良いと思いました。
チリの国境は10:20(現地時刻11:20)に出発しました。
チリはボリビアと時差が1時間あります。
カラマに到着
カラマにはチリ時間の14:20に到着しました。
予定時刻は14時着なので、20分の遅れです。
到着場所はバルマセダ通りのカラマ競技場近くになりました。
この付近にバスは停車しました。
バルマセダ通りには他にもバス会社が多数ありました。
カラマの街情報
カラマの街の情報です。
安宿はない
カラマの街は観光地ではないので、安宿はありません。
個室(ツイン)で20,000ペソ(約3800円)が最安値でした。
直接行っても、booking.comでの予約と値段はほぼ変わりませんでした。
ATMの時間に注意
カラマの街にはATM単体はありませんでした。
どのATMも銀行の中にありました。
ATMの位置はグーグルマップで【bank】もしくは【ATM】と調べると出てきました。
銀行は昼休みがあり、その時間が14時ごろから始まり16時くらいまででした。
銀行によって営業時間は違います。
そのため、カラマに到着してからATMを利用するまでに時間がかかりました。
その間、現金がなかったので、ちょっと困りました。
また、ATMはスペイン語でした。
英語にもなんとか変換できましたが、操作方法がわからず、何台も探してやっとできました。
僕が見つけたATMの限度金額は200,000ペソ(約37000円)でした。
手数料が5,000ペソ(約900円)と手数料は高かったです。
両替(カンビオ)について
ボリビアのお金を両替しました。
140ボリ(約2250円)を両替したら、11200ペソ(約2050円)になりました。
両替では10%くらい手数料として引かれました。
ボリビアで両替するか使い切りにしたほうが良さそうです。
空港までのタクシー
市内から空港までは約5キロあり、タクシーを利用すると6000ペソ(約1100円)かかりました。
ウーバーの利用をするともう少し安く行けますが、早朝の時間帯はウーバーのドライバーがほぼいなく利用できませんでした。
カラマからサンチアゴまで
僕はカラマからサンチアゴまでスカイ航空(SKY AIRLINE)を使って移動しました。
早めに予約すれば40ドルで予約できます。
バスなら24時間かかりますが、飛行機なら2時間弱です。
スカイ航空ではカラマからサンチアゴまで日に3本運行しています。(2018年現在)
朝8時、16時、20時台に有ります。
16時以降の便ならウユニを早朝出発すればその日のうちにサンチアゴまで行く事ができます。
※ウユニからカラマの直通バスに限る。
空港でのプライオリティパス
カラマの空港(エルロア空港)にはプライオリティパスの使えるラウンジがありました。
かなり綺麗なラウンジでした。
次回は、スカイ航空について書きます。
コメント