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LCC機内持込み荷物、7kgちょっと超えでも大丈夫?サイズ・重量・個数の違いを整理

読了目安:約5分

 

「ピーチとジェットスターでサイズ制限が異なる時どうする?」「免税品は手荷物の2個制限に含まれるのか」「7kgを少し超えてたらどうなるか」――LCC(格安航空会社)を乗り継いで旅する人ほど、こうした疑問にぶつかりやすくなります。前回使った航空会社のルールをそのまま次の便に当てはめてしまい、空港で慌てるケースも少なくありません。ここでは国内で利用機会の多いLCC各社の機内持込みルールと、見落としやすいポイント、当日の追加料金を避ける方法を整理します。

国内主要LCCの機内持込みサイズ・重量・個数を比較する

 

まず基本となるのが「サイズ」「重量」「個数」の3つの制限です。どれか一つでも超えると、規定違反として扱われます。

 

代表的な航空会社の規定は次の通りです。

航空会社 サイズ 重量 個数
ピーチ 56×36×23cm以内 7kg(身の回り品1個含めて合計) 実質2個扱い
ジェットスター 56×36×23cm以内 7kg 2個(キャリーケース等1個+お手回り品1個)
エアアジア 56×36×23cm以内(大)/40×30×10cm以内(小) 合計7kg 2個

 

エアアジアは国内LCCと同じ56×36×23cmというサイズ枠を採用していますが、重量については他社より緩めの設定になっている場合があります。ただし公式に案内されている数字は路線や時期によって変わることがあるため、出発前に必ず各社の最新情報を確認しておくのが安全です。

 

なお、スプリングジャパンは3辺合計115cm以内(目安として55×40×20cm程度)、重量7kgという案内が見られますが、詳細な現行ルールは変更されている可能性があるため、利用直前に公式ページで確認することをおすすめします。

 

見落としがちなのが「サイズはキャスターやハンドル、外ポケットを含めて測定する」という点です。バッグ自体の外形寸法で判定されるため、実際に荷物を詰められる内容量は表記サイズよりも小さくなります。ぴったりのサイズで選んだつもりでも、パッキングの仕方次第では収まりきらないことがあります。

 

また、受託手荷物(預け荷物)を利用する場合、1個あたりの重量上限は32kgとされているのが複数社に共通する基準です。機内持込みと預け荷物、両方のルールを混同しないよう注意が必要です。

「身の回り品は別枠」は誤解?免税品のカウントも要注意

 

「身の回り品(ハンドバッグ、パソコン)は7kgとは別枠か」という疑問もよく聞かれますが、基本的にはノーです。ハンドバッグやパソコンケースといった身の回り品は、7kgの重量制限に含まれるのが一般的なルールです。「キャリーケースで7kg、身の回り品は別枠でさらに数kg」という考え方は誤解につながりやすいので注意してください。

 

つまり「スーツケース+リュック+小型バッグの3個持ち込みは可能か」という質問に対しては、多くのLCCで個数自体が2個までと定められているため、3個持ち込みは原則できないと考えたほうが安全です。身の回り品を含めた合計個数・合計重量の両方で判定される点を意識してパッキングする必要があります。

 

さらに厄介なのが免税品の扱いです。空港の保安検査場を通過した後に購入したお土産や免税品について、航空会社によって扱いが分かれます。「機内持込み荷物の個数・重量制限に含まれる」パターンと、「別枠として扱われる」パターンの両方が存在し、統一されたルールはありません。実際、タイガーエアでは免税品も機内持込み手荷物の制限内に含める必要があるとされています。免税店で気持ちよく買い物したあとに、手荷物の重量オーバーに気づく――というのはありがちな失敗です。搭乗前の買い物は、その分の重量・サイズも計算に入れておくのが無難です。

当日の追加料金トラブルを避けるには

 

当日空港でのチェックの厳しさは、航空会社や空港によって差があると言われています。実際にあった例として、香港エキスプレスを利用した乗客が、厚さ23cmのキャリーケースを持ち込もうとしたところ、サイズ測定機械で「約1cm厚い」と判定され、交渉したものの6,000円の追加料金を取られたというケースが知恵袋に投稿されています。数センチ、数百グラムの差であっても、機械による測定では容赦なく引っかかることがあるという点は覚えておいて損はありません。

 

こうしたトラブルを避けるための現実的な対策は次の通りです。

  • 事前に重量オプションを購入する:ジェットスターでは+7kg(合計14kgまで)や+3kgといった追加重量オプションが用意されています。当日に空港で追加料金を払うより、事前購入のほうが割安になるケースがほとんどです。ただしオプション数には限りがあり、路線によっては購入できない場合もあるため、予約時に確認しておく必要があります。
  • バッグ自体の重さを見直す:同じ容量のバッグでも素材によって重量差が大きく出ます。ある検証では、布製スーツケース(51×36×23cm)が2.9kgだったのに対し、布製ビジネスリュック(48×36×23cm)は0.8kgだったという結果が出ています。バッグそのものの重さが2kg近く違えば、詰められる荷物の量にも直結します。
  • パッキングを工夫して7kgに収める:リュックとショルダーバッグを組み合わせ、身の回り品との合計を7kgに抑えたパッキング例も報告されています。あらかじめ自宅で計量しておくと、空港で慌てずに済みます。

 

複数のLCCを乗り継ぐ旅程では、「前の便で大丈夫だったから今回も平気」という判断は禁物です。航空会社ごとにサイズ・重量・個数の基準が異なるため、区間ごとに規定を確認し直す手間を惜しまないことが、結果的に追加料金を防ぐ一番の近道になります。

出発前に確認しておきたいこと

  • 利用する航空会社ごとのサイズ・重量・個数の最新規定を公式ページで確認したか
  • 身の回り品・免税品を含めた合計重量が制限内に収まっているか
  • 重量オーバーが不安な場合、事前に追加オプションを購入したか

 

次に乗る予定のLCCの機内持込みルールは、今の手荷物で本当にクリアできるか、一度計量して確かめておくと安心です。

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