生まれてから7日から乗れる
赤ちゃんは生まれてから7日未満は乗ることが出来ません。7日からならお金を支払えば乗ることが出来ます。ただし条件があり、赤ちゃんの場合は16歳以上の人が同伴していないと赤ちゃんは乗ることが出来ません。
16歳以上というのは親でもいいし、あるいは親戚でも大丈夫です。何故大人が同伴しなければいけないかというと、生まれてすぐの赤ちゃんは体がまだしっかりしているとは限らず、本来なら病院の中にいるのが原則です。
当然母親も生まれてすぐは調子がよくないため、病院で休んでいます。もしも飛行機で何かあったときに母親とは連絡が取りにくく、赤ちゃんが安全である状態は少ないです。特に2歳未満の赤ちゃんは同伴が必要になります。
乗れるからと言いながら安心してはいけない
赤ちゃんは大人と同伴すれば乗れると先ほど書きましたが、乗れるから心配することはないとは限りません。子供の場合は飛行機に酔ったりすると体調を崩しやすくなるし、人から風邪を貰ったりする可能性もあります。
子供の性格によっては人混みに慣れない赤ちゃんも多く、泣き出す赤ちゃんもいます。飛行機で泣いていると周りは心配してくれる人ばかりではなく気になる人もいます。赤ちゃんだから泣くのではなく、飛行機でもなるべく安静にさせながら赤ちゃんの状態を見守る必要があります。
赤ちゃんによっては粉ミルクではなく母親の母乳が必要な赤ちゃんもいます。しかしシートベルトをしている以上座席から離れることは出来ないため、注意をしましょう。
赤ちゃんのためのサービスはある
殆どの飛行機の場合赤ちゃん用のサービスがあり、おもちゃ、粉ミルク、食事、ジュース、紙おむつなどがあります。しかしどの飛行機もこれら全て揃っているわけではないし、飛行機によっては予め予約しておく必要があるものもあります。
JALの国内線ではジュースが用意されていますが、食事はありません。ANAの国内線ではジュースはなくおもちゃと赤ちゃんも入れるトイレがあるだけです。JALの国際線ではどうかというと、紙おむつと食事がありますがどちらも飛行機に乗る前に予約が必要です。
ANAの国際線ではどうかというと、食事と粉ミルクとおもちゃと紙おむつがありますが、食事に関してのみ飛行機に乗る前に予約が必要なため、予約を忘れないようにしましょう。
赤ちゃんの飛行機の料金
赤ちゃんが飛行機に乗ってもお金はかかります。ただし他の乗り物と同じように国内線も国際線も子供だけの料金があります。
航空会社ではこの料金のことを乳児料金と言われています。子供に関してもう1度言いますが、確かに大人と一緒に赤ちゃんは乗ることが出来ますが、国内線も国際線も大人1人につき2人まで赤ちゃんを乗せることが出来ます。
3人以上は乗ることが出来ないため、赤ちゃんだけ集めた旅行等をすることは出来ません。国内線と国際線は1人の赤ちゃんの場合は乳児料金で済みますが、2人目を乗せたときは2人目は小児料金がかかります。乳児料金と小児料金とは料金が違うため、よく確認してから出かけるようにしましょう。
ただし子供が生まれてから28日を満たさない場合は大人1人につき赤ちゃんは1人しか連れて行くことは出来ません。
気圧の変化に気を付ける
気圧の変化は大人にとっては何でもないことかもしれませんが、赤ちゃんにとってはとても重要なことです。飛行機に乗ると陸から離れ気圧の関係で耳の聞こえ方が異なります。
ときには耳栓をした状態と同じような状態になり、人の声がこもって聞こえることがあります。大人の場合耳を軽く叩いたり耳の中を触ることですぐ調整することが出来ますが、赤ちゃんの場合は本人はまだどうしたらいいのか分からず、気圧が戻っても耳がこもって聞こえてしまうことがあります。赤ちゃんはまだ言葉が話せず泣くだけだから、大人が調整しても耳がこもっているかどうかは分かりません。
こうした状態をなくすためには、出かけ先の小児科がどこにあるのかもよく確認する必要があります。
まとめ 赤ちゃんを乗せるときは注意することが沢山ある
上記のように赤ちゃんを乗せるときには注意することや配慮することが沢山あります。また赤ちゃんを飛行機に乗せる場合は、チャイルドシートに座るあるいは、同伴している大人の膝の上に乗せてシートベルトをつけるなどマナーも必要になります。
チャイルドシートが必要なのは膝の上に乗っているときではなく、大人の横、つまり違う座席に乗っている場合、チャイルドシートが必要になります。チャイルドシートがいるのは基本2歳未満の赤ちゃんです。赤ちゃんを守ること、赤ちゃんの様子を見守ることを忘れないようにします。ただこれだけでは他の乗客に迷惑がかかるため、赤ちゃんが静かになるように寝かしつけたり食事をあげたりするようにしましょう。
おもちゃがない飛行機の場合は自宅から簡単なおもちゃを持って行ったりすることも必要です。赤ちゃんは紙おむつを頻繁に変える必要があるため、席はトイレから近い方がいいです。インターネットから同伴する人も、よく調べてから旅行に行くことをおすすめします。
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