海外転出届を出すと住民税と健康保険、国民年金を払わなくて良くなるのは旅人の中でよく知られています。
しかし、海外転出届とNISA口座については、ほぼ知られていないと思います。
海外転出届
海外転出届とは、海外に長期間住む人や転勤した人が日本から長期間出るので、そこには住んでいませんよーと申告するようなことです。
これを出しておけば、その年の住民税(1月1日に籍がない場合)を払う必要がない他、出発した時からの健康保険、国民年金を払う必要もなくなります。
※国民年金は任意での加入が可能
そのため世界一周に行く人(もしくは長期間国外へ行く人)は、海外転出を出していく人が多いです。
とまぁ、ここまでは調べれば出てくる情報です。
しかし、NISA口座をもっていると若干やっかいなことがあります。
NISA口座とは
NISA口座とは2014年から始まった投資用口座のことで、税金の優遇がある口座のことです。
これは5年間なら配当金や売却益が非課税になる口座です。
現在の日本の税制では、売却益に対して約20%の税金がかかります使い方によっては税金面でかなり優遇されます。
海外転出とNISAの関係
そもそもNISA口座を開設できるのは日本国内に住んでいる事が条件です。
これが海外転出を出してしまうと、強制的に口座廃止となってしまいます。
税制面と現在の収入を良く考えて海外転出届を出したほうがいいかと思います。
もし、NISA口座や有価証券の取引などがなければ、海外転出届は出したほうが良いと思います。
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