中央アジアのシルクロード沿いに広がるウズベキスタン。その中心都市サマルカンドとブハラは、まるで時が止まったかのような美しいイスラム建築と文化遺産に満ちています。SNSで映える写真だけでなく、本物の歴史や人々の暮らしに触れたい──そんな想いから、今回はウズベキスタンの魅力をたっぷり詰め込んだモデルプランをご紹介します。
目次
ウズベキスタン旅行の魅力とは?
ウズベキスタンは、中央アジアに位置する旧ソ連の国であり、古代からシルクロードの要所として栄えてきました。サマルカンドとブハラはその中心地として知られ、ティムール朝の栄華やイスラム建築の傑作が多数残っています。
青いタイルで彩られたモスクやマドラサ(神学校)、市場でのにぎわい──すべてが新鮮で、どこを切り取っても絵になる旅先です。日本からの直行便はありませんが、イスタンブールやドバイ経由でアクセス可能です。
モデルプラン:4泊5日で巡るサマルカンドとブハラ
Day1:タシュケントからサマルカンドへ
ウズベキスタンの首都タシュケントに到着後は、高速鉄道「アフラシャブ号」に乗ってサマルカンドへ移動。移動時間は約2時間。
到着後は、軽く街を歩いて雰囲気をつかみましょう。夜は「Old City Restaurant」でウズベク料理のディナーを堪能。
Day2:サマルカンドの世界遺産巡り
レギスタン広場:ウズベキスタン旅行のハイライト。美しく対称なマドラサ建築に囲まれた広場は圧巻。
📍 Registan Squareシャーヒ・ジンダ廟群:ブルータイルが美しい霊廟群。青とエメラルドのコントラストが幻想的です。
📍 Shah-i-Zinda Complexビビ・ハニム・モスク:ティムール王が建設した巨大モスク。堂々たる姿に歴史の重みを感じます。
📍 Bibi-Khanym Mosque
Day3:ブハラへ移動&旧市街散策
朝の列車でブハラへ。移動時間は約1時間半。到着後は旧市街を散策します。
ラビハウズの池:街の中心にあるオアシス的存在。カフェも多く、憩いの場になっています。
📍 Lyabi Hauzチャシュマ・アイユブ廟:聖なる泉が湧き出るといわれる場所。巡礼地としても有名です。
Day4:ブハラの歴史建築を満喫
アルク城:ブハラ王国時代の王宮跡。城壁に囲まれた内部には博物館も併設されています。
📍 Ark of Bukharaカラーン・ミナレット:かつてチンギス・ハンも破壊を免れたという、荘厳なミナレット。
📍 Kalyan Minaret
夕食は「Minzifa Restaurant」で本格的なウズベキスタン料理を。
Day5:タシュケントへ戻り、帰国準備
ブハラからタシュケントへ戻り、フライトに備えてホテルで休憩。最後に地元のバザールを散策して、お土産にスザニ刺繍やドライフルーツを購入しましょう。
旅行前の基本情報と注意点
通貨:ウズベキスタン・スム(UZS)
言語:ウズベク語(観光地では英語も通じる)
時差:日本より4時間遅れ
治安:比較的安定しており、観光地は安心して歩けます。
ベストシーズン:春(4〜5月)と秋(9〜10月)が快適です。
服装:女性はモスク見学時に肩や膝を隠す服装が望ましいです。
まとめ
サマルカンドとブハラは、シルクロードの真髄に触れられる魅惑の旅先です。歴史建築のスケール、美しいタイルの装飾、そしてあたたかい人々──そのすべてが、あなたの旅の記憶に深く刻まれるはず。
異国情緒あふれるウズベキスタンの旅へ、今こそ一歩を踏み出してみませんか?
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