スプレッドシートは便利なのですが、色の識別については結構不便です。
というのも、スプレッドシートのセルの色で判別しているケースがあるのですが、別のスプレッドシートで元データをコピーしたところ、色まではコピーしきれません。
そのため、色がついたセルをどうにかして判別できないか考えたところGAS(Google Apps Script)を使えば判別することができました。
色のついたセルを判別する方法
まず、色のついたセルを判別するには.getbackgroundというメソッドを使います。(複数のセルなら.getbackgroundsを使います。)
これでA列のセルの色を識別して、H列に数値化します。
プログラムはこちら
function getcolor() {
//アクティブシートを取得
var mySheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
//A列のセルの色をgetBackgroundsで取得
var RGB = mySheet.getRange('A:A').getBackgrounds();
//H列にA列のセルの色を数値化を入力
mySheet.getRange('H:H').setValues(RGB)
}
簡単なプログラムを作るとこのようになります。
A列のセルの色を取得して、H列に入力する感じになります。
しっかりとプログラムが動いています。
こちらを応用して、スプレッドシート名を指定する方法はこちらです。
【GASの基礎】アクティブなスプレッドシートとシートを指定してみた
最近、GASで仕事の効率化を考えているのですが、複数のスプレッドシートのデータを扱う場合、アクティブなスプレッドシートではなく、スプレッドシートを指定してデータを取得するケースがあります。
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