海外に行くときは短期の旅行などを除いて、長期間行くとなると海外転出届を出すと年金や国民保険・住民税を払わなくてもよくなります。
海外転出届を出すということは、非居住者になります。
ちなみに、役所などでは1年以上海外へ行く場合は、海外転出届を出すように言われます。
海外転出届を出したら、税金や年金はどうなるのでしょうか?
※日本に戻ってくる前提で調べました。もし、海外に移住する場合は違うケースになりますので、自分なりに調べてみたほうが良いと思います。
国民の義務の税金や年金、海外にいるときも払わなきゃならないの?
20歳以上の人は日本にいると以下の税金などがかかります。
- 国民年金
- 国民健康保険
それに加えて仕事をしている(していた)人は次の税金もかかります。
- 所得税
- 住民税
このうち住民票を抜けば支払わなくてもいいものもあります。
※海外転出届を提出=住民票を抜く(非居住者になる)
世界一周へ行く人の中には海外転出届を出していく人が大多数です。
このメリットは何でしょうか?
国民年金
年金は住民票を抜くと支払い義務はなくなります。
つまり年金は住民票を抜くと払わなくて良くなります。
海外に移住するのではなく日本に戻ってくる前提だと、住民票抜いてから、戻す時までは年金は支払わなくても良いのです。
この期間はカラ期間といって、加入はしているが支払いをしていないので、将来貰える金額が減額されます。
要は20歳になっても学生の人は特例で納付期間を猶予がもらえるのと同じ状態であると思って下さい。
もちろん後からの納付もできます。
結論
国民年金の支払い義務がなくなるので、住民票を抜くメリットがあると思います。
国民健康保険
これも住民票を抜くと支払い義務がなくなります。
しかし、日本の保険医療を受けることができなくなります。
海外に行っている間は保険には入っていると思いますので、そちらでカバーできるので、問題ないと思いますが。
そして、国民健康保険の保険料は前年度の所得(収入)で決まってきます。所得が0円でも保険料は0円ではありません。
結論
住民票を抜くメリットがあります。
しかし、自分が扶養されているのなら住民票を抜いたとしても世帯の保険料はかわりません。
世帯主の扶養控除額が違ってくるので、扶養されている人は世帯主と相談したほうがいいです。
所得税
所得税は所得にかかってくるので、無収入になるのであれば支払う必要はありません。
調べていてこれが一番わかりやすかったです。
住民税
1月1日に住民票があると前年度の所得によって課税されるます。
これも住民票を抜くメリットになります。
このように住民票を抜くメリットがたくさんあります。
通常ですと、長期間海外に行く場合は住民票を抜くのがいいと思います。
僕らの特殊なケース
僕らは夫婦で世界一周をするのでただ単に国民年金や国民保険の料金が倍になるのか?
これがひとつ目の疑問。
←国民年金は収入によって、変わらない。夫婦でも1人ずつにかかる。要は二人分かかる。
国民健康保険も、それぞれかかる。前年度の収入によって前後する。夫婦のケースでは世帯に対して請求されるので、それぞれに請求されるのではなく、世帯主に請求される。
2016年9月30日更新
第二に僕は証券口座で株取引を行なっている。これについて証券会社に連絡をとったところ、非居住者になると口座の取引を制限する可能性があることを伝えられた。
これは僕の収入源の1つなので、ちょっとやっかいな問題となった。
これについては少々、調べてみる必要がある。
←非居住者(海外転出届を提出)になると、取引は制限される。
NISA口座を持っていたら、NISA口座は廃止することになる。
2016年9月30日更新
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