「自然に癒やされたい」「いつもと違う景色を見たい」――そんな気持ちを抱えたときに選んだ旅先が、アメリカ最北の地・アラスカでした。
広大な氷河、静かな湖、星降る空。何もかもが壮大で、非日常の連続。そんな体験を一人でも多くの方に味わってほしくて、本記事では実際の旅行体験とおすすめモデルコースをわかりやすくご紹介します。
目次
アラスカ旅行の魅力とは?
一生に一度は訪れたい、アメリカ最後の秘境
アラスカといえば、「氷河」「オーロラ」「野生動物」が揃った希少なエリア。観光地としての知名度はまだ高くありませんが、だからこそ静かで手つかずの自然が残っています。
アラスカが人気の理由
夏は白夜、冬はオーロラというダイナミックな季節感
デナリ山や氷河湾など雄大な景観が広がる
ムース、クマ、クジラなど野生動物との遭遇率が高い
アウトドア好きにはたまらないアクティビティが満載(ハイキング、氷河クルーズ、カヤック等)
【体験談】はじめてのアラスカ旅行で心動かされた瞬間
Day1:フェアバンクス到着 ― オーロラとの出会い
アラスカ内陸部の街「フェアバンクス」は、世界有数のオーロラ鑑賞スポット。8月でも夜の気温は10℃以下。宿に荷物を置いて外に出ると、淡い緑色の光が空に揺れていました。
音もなく、静かにゆらめくオーロラは、ただただ美しく、時間を忘れて見入ってしまいます。
Day2:デナリ国立公園 ― 大自然と野生動物の楽園
翌朝、車で南へ3時間。北米最高峰デナリ山を擁する「デナリ国立公園」へ。公園内は一般車両の進入が制限されており、観光バスで移動します。
バスの車窓からは、カリブーの群れやムース、時にはグリズリーベアが見えることも。壮大なツンドラ地帯を走り抜けるバス旅は、まるで自然ドキュメンタリーの中に飛び込んだような気分でした。
▶ Denali National Park and Preserve
Day3:アンカレッジ ― シーフードと街歩き
旅の終盤は、アラスカ最大の都市「アンカレッジ」へ。都会と自然が融合したこの街では、グルメも充実。特にオススメは「Simon & Seafort’s」。
キングクラブやサーモン、ホタテを地元産のクラフトビールと一緒にいただくと、旅の疲れも吹き飛びます。
▶ Simon & Seafort’s Saloon & Grill
【完全保存版】3泊5日のアラスカおすすめモデルコース
◆1日目:フェアバンクス到着・オーロラ鑑賞
日本からシアトル経由でフェアバンクス空港へ
Aurora Borealis Lodgeに宿泊し、夜はオーロラ観賞
◆2日目:デナリ国立公園観光
朝からレンタカーで移動(約2.5時間)
公園内バスでツンドラツアー参加
運が良ければ「デナリ山」が顔を出す!
◆3日目:アンカレッジ観光
朝から南下しアンカレッジへ(車で5時間)
途中、フォトスポット「タルキートナ」で休憩
夜はレストランで地元グルメを堪能
◆4日目:街歩き&買い物
アンカレッジ博物館、ダウンタウン散策
地元マーケットでお土産探し
空港近くのホテルに宿泊
◆5日目:帰国
早朝便でシアトル経由、日本へ
アラスカ旅行の服装・持ち物チェックリスト
季節 | 必要なアイテム |
---|---|
夏(6~8月) | 薄手のダウン、虫よけスプレー、レインジャケット |
冬(11~3月) | スノーブーツ、防寒グローブ、オーロラ観賞用の防寒着 |
年中共通 | カメラ、双眼鏡、充電バッテリー、日焼け止め |
アラスカ旅行の注意点と豆知識
【言語】英語のみ。観光地では簡単な会話レベルでOK
【通貨】米ドル(クレジットカード利用が一般的)
【時差】日本より-18時間(夏時間)
【治安】全体的に良好だが、夜間の一人歩きは避ける
【アクセス】シアトル、バンクーバー経由でのフライトが便利
まとめ:アラスカは自然に心を開放できる場所
アラスカは、都市の喧騒や人間関係に疲れた心を、そっと癒してくれる場所でした。
誰にも邪魔されず、大自然と向き合う時間は、人生の中でも特別なものになります。短期でも満喫できるモデルコースを参考に、ぜひ自分だけのアラスカ旅行を計画してみてください。
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