世界一周トラベラーが気にするのが帰国後の転職です。
一度離職しているので、再就職になるのですかね。。。
帰国が目前になったら、考えなくてはならないことです。
僕も世界一周から帰ってくる3ヵ月前には少しずつ転職のことを考えていました。
そんな不安もあるかと思いますが、帰ってきてからの転職もなんとかなります。
僕も実際になんとかなりました。
ただ、知っているのと知らないのでは仕事に就くまでの時間に差があります。
今回は僕が事前に知っていればと思った事&お勧めのエージェントを教えます。
スケジューリングなどはこちらに記載しておきます。
ちなみに僕は日本に帰国後に人材業界に入りました。
しかも業界は全くの未経験です。
そんな経歴なので、日本に帰ってきてからの転職についてもアドバイスできます。
もし、不安になっている方はこのHPの【問合せ】からでも連絡いただければ、アドバイスもしますので。
お勧めの転職エージェントなど話す前に僕の経験を少し書きたいと思います。
目次
帰国後から再就職までの期間は5か月かかった
僕は日本に帰ってきてから再就職(転職)まで約5か月かかりました。
これは完全に僕のリサーチ不足と怠慢からくることでした。
1年3ヵ月も旅に出て、「なんとかなる」と考えていた旅人特有の現象です。
アメリカ本社での面接までいったのに
僕は日本に一時帰国した時に知り合いの方から、「一緒に働かない?」と声をかけていただいていたので、それに甘えていました。
旅の最終地点がアメリカだったため、面接のためにアメリカ本社まで行きましたし、ほぼ内定確実だと思っていました。
これがあったので、日本での転職はないがしろにしていたのが、怠慢の原因です。
英語も旅中に少しは話せるようになりましたが、まだまだカタコトですし、ビジネスで使うレベルではないのですが、何故か大丈夫だと思っていました。
アメリカ本社まで行ったのに、落とされる事はないでしょう!!と思っていました。
今回も不合格ということではないのですが、やはり英語のレベルが低かったことで、ポジションがあいたら応募し直してくれという不合格ではないけど、合格でもないということで、少しモヤモヤした感じでした。
むしろ不合格という通知があれば、もっと転職活動に力が入りましたが、それもなかったのでダラダラした生活になりました。
ちょうど引っ越しなどもあったので、うやむやになっていました。
スケジューリングはしっかりしたほうが良い
僕の経験からは、スケジュール管理はしっかりしたほうが良いです。
日本に帰ってきたら、友人との飲み会や親族への挨拶、引っ越しや年金などの公的手続き、やることはたくさんあります。
その中で転職活動っていうのはめんどくさいですし、何とかなると思いがちです。
実際になんとかなりますが、時間がかかります。
帰国する前に転職エージェントの登録や履歴書・職務経歴書の準備なんかはしっかりとやっていたほうが賢明です。
内定までの実際の時間はどのくらい?
僕は本気で転職活動を初めてからは3ヵ月かかりました。
通常の流れはこのような感じです。
- 転職エージェント登録(0日目)
- 転職エージェントとの面談(1週間~2週間)
- 企業へのエントリー
- 面接開始(1ヵ月前後)
- 内定(2か月~3ヵ月)
これが遅いと感じますか?
これは日本の企業なら普通です。
また、転職エージェントにも種類があり、個別に面談を設定するエージェントもあったり、使うのは求人検索のみのエージェントとあります。
現職がエージェントの僕はよくわかりますので、説明したいと思います。
転職エージェントの登録
これはネットからできます。
海外からもできるので、帰国前に登録するのがお勧めです。
ベストは帰国前1週間です。
あまり早すぎると転職エージェントとの面談が設定されません。
これにはカラクリがあります。
まず、転職エージェントとの面談では履歴書や職務経歴書から優秀な人材をピックアップしてから、その人材を優先的に面談します。
そのため、そのような人材に対応できるようにあまりに早い日程の予約は受け付けていません。(もちろん企業によって違いますが。)
そのため、面談の日時が設定されるのがだいたい1週間前からなのです。
実際には登録&履歴書・職務経歴書のアップロードを終えるのが1週間前くらいが良いかと思います。
転職エージェントとの面談
転職エージェントとの面談は対面の時もありますし、電話の時もあります。
もちろん面談がないような転職エージェントもあります。
どちらが良いとはありませんが、個人的な所感では面談がある転職エージェントのほうが年収の高い求人があると思います。
転職エージェントの収益は、人材が企業に雇用されて手数料が支払われる報酬体系が高いため、また個人のコミッションがあるため、対面式の面談があるほうが転職エージェントも本気度が高いです。
また、雇用時の年収によって転職エージェントの報酬も変動するため年収を高くするように働きかけます。
お勧めのエージェントは後から紹介しますので、まずは流れを説明します。
企業へのエントリーについて
次は企業へのエントリーですが、皆さんは転職サイトでエントリーした企業へ履歴書や職務経歴書が全て送られていると思いますか?
転職業界は意外とアナログな会社が多く、全ての会社がエントリーした企業に履歴書・職務経歴書を送っているわけではありません。
そうすると人気の企業には、毎日エントリーの情報がきていて、人事の人がそれら全てをさばいているとは思えません。
どこかで必ずフィルタリングが必ず入るのです。
人がしっかりと職務経歴書を見て、フィルタリングしているならまだいいですが、登録情報から明らかに足切りをされることもあります。
そのため、転職エージェントのマイページには詳細の情報を載せておきましょう。
大きいサイトであれば、あるほどこのフィルタリングがあるので、一つの転職サイトに登録するより複数の転職サイトに登録するのが、早く就職先が決まるコツです。
エントリーする企業の数について
また、エントリーする企業の数はどのくらいが一番良いと思いますか?
もし、あなたが何かのプロフェッショナルであれば、志望する企業のみで良いかと思います。
僕のように特にプロフェッショナル的なスキルがない人(前職は営業職)は、エントリーする企業は常に10社以上エントリーしておくべきです。
一般的には書類選考を通過する目安は3割と言われています。
前職での経験や能力によって偏りがありますが、平均すると10社エントリーして面接までいけるのが3社です。
3社のうち一次面接をクリアするのが半分だとして、二次面接へは1社、もしくは2社です。
たいていの企業は、一次面接は人事の人がおこない、二次面接は部長クラスと担当部門でおこないます。
最終面接は役員クラスがでてきて、晴れて内定をもらいます。
つまり、10社エントリーしたところで最終面接までたどり着く確率は1割未満です。
20社以上の応募しても、全てのスケジュールや面接対策するのも大変なので、エントリーする会社数は常に10社~20社をキープしておくのがよいでしょう。
面接開始と期間について
先ほど書いたように、面接はだいたい最終面接までに3回あります。
もし、あなたが企業にエントリーして書類審査に通ったとして、ここまでに既に一週間くらいかかるかと思います。
企業へネットからエントリー
→翌日以降に転職エージェントから企業へ連絡
→連絡が来た翌日以降にスケジュール調整をして、転職エージェントへ連絡
→転職エージェントからあなたに連絡
このような流れでだいたい1週間くらいかかります。
ネット上で企業紹介するような転職サイトなら、直接企業の人事と連絡がとれるのでまだ素早い連絡がとれます。
これが一次面接、二次面接、最終面接と続きますので、必然的に内定までは時間がかかります。
内定までの流れ
このような流れがあり、内定まではだいたい1ヵ月はかかります。
そして内定が出ても、すぐに働けるわけではないので内定が出てから働きはじめるのに2週間から1ヵ月くらいのスパンがあります。
転職活動を早く終わらせるためにできる事
以上の事から、転職活動を早く終わらせるには、下記のことをしておく事をお勧めします。
- 日本帰国前に転職サイトに登録する
- 複数の転職サイトに登録する
- エントリーは常に10社以上すること
あとはあなたの実力次第ですが、もう一つやるべき事は面接対策です。
面接対策はしすぎることはない!!
自分のスキル・強みをしっかり把握することが必要ですが、ぶっちゃけ強みとかわからないですよね。
これはそれようにストーリーを考えて、なりきるしかありません。
ストーリーを考えよう
転職時には、何故世界一周に行ったのか?
こじつけでも良いので、もっともらしいストーリーを考えましょう。
世界一周に行ったのは行きたいからだし、仕事を辞めるのも一大決心でしたが、そこまで深く考えて世界一周にいった人はいないのでしょうか?
でも、こんな曖昧な答えでは人事は納得しません。
もっともらしいストーリーを考えましょう。
僕の場合は、「働いている生活も良かったが、一生に一度、世界を見てみたい。日本で当たり前の生活が世界では当たり前でない、そんな国の生活を実際に見てみたかった。定年後に行くという選択肢もあったが、現状を知りたかったので、行くべき国やルートをしっかり考えて、計画的に資金も貯めて、出発しました。前職の上司も納得してくれたので、円満に離職することができた。また、やりたいことをやり切ったという達成感もあるので、これからは地に足を付けた生活を築くためにも一生懸命、御社のために仕事をしたいと思っております。」
こんな感じのことを言いました。
こんな事誰も覚えていないですし、別に面接のときだけ通れば良いので、それらしいこと言いましょう。
そんなことよりも重要なのは企業研究です。
なんで、この会社なのか?ライバル企業と比べて何が違うのか?市場比較と何が貢献できるか熱く語りましょう。
こんな意味のない事よりも、どれだけ結果が残せるかが全てですが、日本企業はこういうのが大好きで、どれだけ企業に共感できるかが重要な体質です。
嘘が無い範囲でしっかりできることを言いましょう。
さて、次はお勧めの転職エージェント&転職サイトです。
お勧めの転職エージェント
転職エージェントは、職種で選んだ方が良いです。
通常であれば、リクナビやマイナビは有名です。
現在では、多数の転職エージェントがあり、それぞれに特徴があります。
お勧めなエージェントを1つずつ説明して行きます。
リクルートエージェント
転職の
リクルートエージェントの3つのメリット
1.強みを発見キャリアアドバイザーが、面談を行う中でお客様自 身まだ気づかれていない強味を発見します。
2.非公開求人の紹介転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。
3.企業へのアピール職務経歴書や面接のアドバイスを行うだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業にお客様の強みをアピールします。
マイナビエージェント
株式会社マイナビの人材紹介サービス「マイナビエージェント」です。
業界最大手のこちらのサービスは、業界職種に精通したキャリアアドバイザーからの転職活動アドバイスや転職ノウハウなどの情報提供を受けられます。
マイナビエージェントの3つのメリット
1、関東エリアの求人を網羅!東京・神奈川・埼玉・千葉における優良企業の求人が豊富
2、20~30代に転職サポートに強い!人事&採用担当との太いパイプ
3、応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポート
DYM就職
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スカイエージェント
これはかなり特殊ですが、ドローンが使える人専用の転職エージェントです。
こんなエージェントもあるのかと思って載せてしまいました。
まとめ
お勧めな転職エージェント&サイトをご紹介しました。見てみるだけでも良いので、是非見てみてください。
アドバイスとしては、早めの行動を心がけてください。意外とすぐに決まらないので、出来る限り早めの早めの行動をして、一刻も早く再就職するのがよいと思います。
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