不運にも海外旅行のキャンセルをしなければならない時があります。
海外旅行を計画していたが、容体が急遽悪くなっただとか、不慮の事故があったなど、海外旅行をキャンセルしなければならない時があります。
仕方ないことですが、海外旅行をキャンセルするときは直前であればあるほど、キャンセル料は高くなります。
キャンセルに備えておくことは出来ないのか?
人の死に備えるとは聞こえは悪いですが、リスクヘッジとしては重要だと思います。
僕にも経験があります。親の入院している最中に親友の結婚式があり、参加を迷っていた時があります。
親は何があっても結婚式に行ってきて良いよ!と言ってくれましたが、結局その時はキャンセルしました。
仕事での出張や嫁さんの親族、一緒に旅行する人の親族など、仕方なくキャンセルする可能性がある場合、もしくは予約した後に発覚した場合などに備えておくことは出来ないのか?
これに発生するキャンセル料はずっと仕方ない事だと思っていました。
しかし、調べてみるとこのような不慮の事象に対しての保険があったので、シェアしたいと思います。
特約をつければ補償対象になる
通常の保険では、このような時の補償はないですが、特約をつけることによって補償をつける事ができます。
その特約の名前は旅行変更費用特約です。
旅行変更費用特約とは?
これはある事由によって旅行をキャンセルする時にその金額を補償してくれる保険です。
僕はいつもクレジットカードの保険に加入しているので、このような補償がある事は知りませんでした。
旅行変更費用特約の条件
この特約は下記の条件の時に利用できます。
「旅行変更費用担保特約」の概要は以下のとおりです。
一部抜粋
(2)入院
a.保険の対象となる方等がケガまたは病気を直接の原因として入院された場合(出国前の場合は継続して3日以上*4の入院に限ります。)
b.保険の対象となる方等の配偶者*2または2親等以内のご親族がケガまたは病気を直接の原因として継続して14日以上入院された場合
(3)遭難‥‥保険の対象となる方等が搭乗している航空機・船舶が行方不明になった場合もしくは遭難した場合または保険の対象となる方等が山岳登はん*5中に遭難された場合
(4)救助‥‥急激かつ偶然な外来の事故により保険の対象となる方等の緊急な捜索・救助活動が必要な状態になったと警察等の公的機関によって確認された場合
(5)火災等‥‥保険の対象となる方等の居住する建物または家財が火災、風災、水災等により100万円以上の損害を被った場合
(6)裁判‥‥保険の対象となる方等が裁判所の呼出により、証人または評価人として裁判所に出頭される場合
(7)地震・テロ行為等‥‥保険の対象となる方等の渡航先において、次に掲げる事由のいずれかが発生した場合
地震もしくは噴火またはこれらによる津波
戦争、内乱、暴動またはテロ行為 等
運送・宿泊機関等の事故または火災
渡航先に対する退避勧告等の発出
(8)感染症等‥‥保険の対象となる方等に対して日本もしくは外国の官公署の命令、外国の出入国規制または感染症による隔離が発せられた場合
(9)避難指示‥‥保険の対象となる方等に対して災害対策基本法に基づく避難の指示等が公的機関から出された場合
旅行変更費用特約は旅行中に怪我などで途中キャンセルする場合でも対応可能です。
特約がある保険会社
キャンセル費用の特約がある保険会社を調べました。
- 東京海上日動
- AIG
- ソニー損保
逆に特約がない会社はこちらです。
- 損保ジャパン
僕は今まで、海外旅行保険は全くお金をかけていませんでした。
それは無料で保険に加入していたからです。
ですが、このような親族に何かがあった時のために保険の特約をつけるのも良いかと思いました。
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