1ヵ国目のタイ、2ヵ国目のカンボジアは学生時代に訪れたことがあった国でしたが、3ヵ国目のベトナムはこの世界一周で初めて訪れた国になります。
ベトナムのルートはこのように考えていました。
カンボジアのプノンペンから陸路でベトナムのホーチミン入りをして、ダナン、ハノイは空路での移動です。空路を選んだのはベトナムは縦に長く、バスでの移動だと乗車時間のみで22時間と丸一日乗っている必要があったからです。
ちなみに料金も飛行機を使ってもバスで移動してもほぼ変わらずの移動費になります。僕はJetstarで予約したところ、2000円台で飛行機を予約することができました。
目次
カンボジアからベトナムへ!初入国!!
プノンペンからホーチミンまではバスでの陸路移動になります。陸路での移動は当初は緊張しましたが、慣れると特に何も感じなくなります。
そして、国境の検査は厳しいところ、厳しくないところがあり、カンボジア―ベトナム間は全くと言っていいほど、スルーすることができました。
僕が一番厳しいと感じた国境は南米のボリビアーチリ間の国境であり、ここでは麻薬犬のチェックや動植物の持ち込みがないか一人ひとり荷物を開けてのチェックがありました。
そんな厳しい国境もありますが、カンボジアーベトナム間はゆるーい国境で、パスポートを係員に預け、バスを降り、30m歩いたらバスに乗り、国教を超えました。
これが出国審査ですが、建物内から目視するだけのゆるい国境です。
ベトナムへ入国!!
この中で荷物の検査のためにX線など検査するのですが、ピッーッ、と機械が鳴ってもスルーしてくれるほど、ザルな国境です。日本の職員さんは非常に良く仕事をしていると思いました。
ホーチミンへ到着したが、現在値がどこかわからない
海外でよくある事なのですが、ホーチミンに着いたところでバスがどこに停車するかわかりません。大抵はバス停やバス会社のオフィスに到着するのですが、現在値がわからないなんてことは多々あります。
そういう時はグーグルマップで現在地を確認するのですが、この時ばかりはネットの環境もなかったので、同じバスに乗っていたドイツ人と一緒にタクシーに乗って、宿まで行きました。この時から事前にバスの停車位置とGoogleマップは事前にダウンロードしておこうと思いました。
ホーチミン!?サイゴン!??
ホーチミンは現地ではサイゴンと呼ばれています。むしろ、ホーチミンと言ってもサイゴンと訂正されたりしました。
ホーチミンとはベトナム戦争の時に活躍した革命家の名前で、ベトナムのホーチミンという街の名前はこの人からきています。それまではサイゴンと呼ばれていて、今も現地の人はサイゴンと呼びます。
ちなみにベトナムの歴史は植民地の歴史と密接にかかわっており、フランスの植民地時代が長かったので、主食がパンだったり、建物が洋風だったりと東南アジアとは思えない街並みがあります。
中心部は洋風、下町になるとアジア感がでてくる不思議な街です。
観光の名所は主に博物館になり、特に印象に残ったのは戦争博物館です。ベトナム戦争の悲惨さが伝わってきて、枯葉剤のせいで奇形児が生まれたり、足がない人がいたりと悲惨さが伝わります。戦争博物館には枯葉剤でシャムの双生児が生まれ、そのホルマリン漬けなどもありました。
その他にはホーチミンで一番高いと言われているスカイバーに行って、ビールとか飲みました。
サイゴンからリゾート地ダナンへ
サイゴンからベトナムのリゾート地であるダナンへ行きました。移動は飛行機です。
ダナンでリゾート気分を味わおうと思っていたのですが、天気予報を見てみるとショックを隠し切れませんでした。滞在中ずっと雨。というか僕が訪れたこの時期は雨期にあたり、リゾート気分を味わうことができないとか。
雨季と言ってもスコールくらいかと思っていましたが、日本の梅雨レベルでした。それでも観光しようと思い、ダナンで有名なドラゴン橋へ!!
この橋の上にあるドラゴンは火を吹きます。周りで見てるだけでも結構熱いです。
それにこのダナンは観光地だけあって、オシャレなお店が多いです。
これは泊まったホテル横のカフェです。
それに近くには観光地がたくさんあります。
マーブルマウンテンと呼ばれる大理石でできた山だったり、
レディブッダと呼ばれるくそデカい像があったりと観光地としても優秀です。
古都ホイアンでランタン祭り
ダナンから車で1時間くらい行ったところにある街:ホイアンですが、ここは月に1度、満月の日にランタン祭りがあります。個人的にはベトナムで一番お勧めな街です。
小ぢんまりしてて1日で歩けちゃうような街ですが、雰囲気を味わう事ができ、非常にお勧めです。
このビールはハッピーアワーで30円で飲めます。
この街も夜になると、
お祭りになり、
川にはランタンが浮かびます。
また、海の近くということもあり、潮の満ち引きのため道が海水で浸水したりします。通れなくなる道もあります。
ホイアンでランタン祭りを楽しんだ後は、飛行機でベトナムの首都ハノイへ向かいます。
首都ハノイではハロン湾クルーズとホーチミン廟へ!!
ホーチミンで記憶に残っているところと言えば、世界遺産のハロン湾とホーチミン廟だ。
世界遺産のハロン湾でクルージング
ハロン湾はベトナムのお金にも書かれている有名な岩がある。たいした岩ではないが、このようにお金に記載された場所をみれたのも良い経験だ。
ハノイから自力で行くには骨が折れるためツアーで参加。
船でハロン湾をクルージングして、ご飯もでる。
味はまあまあ。
ボートに乗り換えて探索することもできる。
ホーチミン廟ではホーチミンに会える
ハノイに来たら必ず訪れたいのがホーチミン廟です。というのもホーチミン廟にはホーチミンが眠っています。というか、遺体がガラスケースに安置しているので、それを見ることができます。
かなり荷物・ボディチェックが厳しく、中では写真なども撮れないですが、ハノイに来たなら必ず訪れたいマストスポットです。
詳しくはこちらで。
ハノイからラオスのビエンチャンまで22時間のバス移動
ここまでで一番辛かったのが、このバス移動でした。
移動時間も長かったのもつらかったですが、何よりバスの雰囲気が今までに体験したことがないです。
まず、これ!!完全に落ち着きません。
楽しかったのも最初の30分のみ。寝させる気は全くありません。
途中で人が入ってくるのですが、席がないため通路で寝る人が出てきます。定員オーバーという概念はなく、完全に詰め込むだけ詰め込もうとしている感じです。
この状態で22時間の移動です。
ちなみにハノイはまあまあ都会だったのですが、ラオスとの国境ではこんな感じです。
道路も舗装されていないですし、山奥過ぎて霧がでています。アジア最貧国というのも頷けました。
次回はラオスについて書きたいと思います。
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