赤道直下に位置するエクアドルは、南米の中でも自然・歴史・文化のバランスが取れた穴場的な国。
私自身、エクアドルを旅したときに驚いたのは、その気候の多様さと過ごし方の幅広さでした。
「エクアドル旅行っていつがベストなの?」「どう楽しめばいいの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、気候の違いやエリアごとの魅力を踏まえた、ベストシーズンとおすすめの過ごし方7選を紹介します!
目次
エクアドル旅行のベストシーズンとは?
エクアドルには明確な四季はありませんが、地域ごとに気候が大きく異なります。
それぞれのエリアの「ベストシーズン」は以下のとおりです。
キト(高地エリア):6月〜9月が乾季で快適
ガラパゴス諸島:12月〜5月は温暖でビーチアクティビティ向き
アマゾン地域:比較的乾いているのは11月〜2月
グアヤキル(沿岸部):6月〜10月が涼しくおすすめ
つまり、「エリアに応じて旅のベストタイミングをずらす」のがエクアドル旅行の賢い楽しみ方です。
過ごし方①|【キト】旧市街のコロニアル建築巡りと絶景スポット散策
標高2,800mに位置する首都キトは、世界遺産にも登録された旧市街が最大の見どころ。
バロック様式やネオゴシック様式の建築が立ち並び、歴史を感じる街歩きが楽しめます。
おすすめスポット:
ラ・コンパニーア教会:金箔の豪華な内装は必見
エル・パネシージョの丘:キトの街を一望できるビュースポット
バシリカ教会:塔の上まで登ればアンデス山脈の眺望も
過ごし方②|【赤道記念碑】“赤道をまたぐ”ユニークな体験
「エクアドル=赤道」を体感できる観光名所がミッター・デル・ムンド。
赤道をまたいで記念写真を撮ったり、重力の実験を体験できる施設もあります。
併設の博物館では先住民族文化や天文学に触れることができ、教育的にも充実したスポットです。
▶️赤道記念碑
過ごし方③|【ガラパゴス諸島】唯一無二の自然を満喫
ダーウィンが訪れたことで知られるガラパゴス諸島は、動植物の宝庫。
ここでは野生のリクイグアナ、アシカ、ウミガメなどを間近で観察できます。
おすすめ体験:
スノーケリング(イサベラ島、サンタクルス島)
無人島巡りツアー
ダーウィン研究所見学
▶️ダーウィン研究所
過ごし方④|【バニョス】温泉とアクティビティの町でリラックス&スリル体験
「バニョス・デ・アグア・サンタ」は自然と温泉が楽しめる町。
しかもジップライン、滝下り、ブランコなど、スリル満点のアクティビティが満載です。
注目ポイント:
ターザンブランコ(絶景に向かって漕ぐブランコ)
パイロン・デル・ディアブロの滝(豪快な水量)
源泉温泉スパ(ローカルにも大人気)
過ごし方⑤|【クエンカ】芸術と文化の香る南部の古都を散策
アンデス南部の都市「クエンカ」は、美しい石畳と芸術文化が息づく街。
世界遺産の旧市街には、手作りの陶器・織物・パナマ帽などが並ぶクラフトマーケットも。
訪れたい場所:
カテドラル・ヌエバ(巨大な青いドーム屋根が目印)
クエンカ博物館(インカ時代からの展示が豊富)
トミブンバ川沿いの遊歩道
過ごし方⑥|【アマゾン】熱帯雨林の奥深くで野生に触れる冒険
東部の熱帯エリアでは、アマゾン流域のジャングルトレッキングやカヌーツアーが体験可能。
ロッジに宿泊しながら、ガイド付きで動植物を観察できます。
出会える生き物:
ナマケモノ、オオハシ、ピラニアなど
夜はホタルや蛍光性のキノコも観察可
▶️ヤスニ国立公園
過ごし方⑦|【ロハ】アートと音楽が日常にある町を楽しむ
エクアドル南部の町ロハ(Loja)は、「音楽と芸術の都」として知られています。
街中では路上ライブや美術展が行われ、どこかヨーロッパ的な落ち着きを感じられるエリアです。
楽しみ方:
市立劇場でクラシック鑑賞
カフェでライブミュージックとコーヒー
週末アートマーケットで掘り出し物探し
▶️ロハ中心街
エクアドル旅行の便利ポイントと注意点
通貨は米ドル:両替の手間が少なくて便利
公用語はスペイン語:観光地では英語も一部OK
治安:観光地は比較的安全だが、スリには要注意
標高差に注意:キトやクエンカでは高山病対策を(ゆっくり行動&水分補給)
まとめ|エクアドル旅行は“多様性”を楽しむ旅
エクアドル旅行は「1カ国でここまでできるの!?」と驚くほど、多彩な楽しみ方があります。
高地・海・熱帯・都市…どれを取っても個性があり、旅のスタイルによって選べる自由度が魅力です。
ベストシーズンを知り、自分の旅の目的に合ったエリアで過ごすことが、
エクアドル旅行を最高の思い出にするカギです。次の旅先に、ぜひエクアドルを加えてみてください!
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