ヨーロッパの中心に位置するベルギー。チョコレートやビールなどグルメ大国として知られていますが、ゴシックやアールヌーヴォーといった建築美もまた見逃せません。
特に首都ブリュッセルと、運河の街ブルージュは、グルメと建築の両方を堪能できる珠玉のエリア。
私自身、初めてこの2都市を訪れたとき、「もっと下調べしておけばよかった!」と思った経験から、この記事を通じて「1泊2日で楽しめるベルギー散策モデルコース」をご提案します。
目次
ベルギー基本情報|旅前に押さえるポイント
通貨:ユーロ(EUR)
時差:日本より-8時間(サマータイム期間は-7時間)
言語:ブリュッセルはフランス語、ブルージュはオランダ語圏。英語も観光地では通じやすい
移動手段:鉄道(SNCB/NMBS)で主要都市間を快適に移動可能
ブリュッセル観光|建築美とグルメの宝庫
グラン=プラス(Grand Place)
「世界で最も美しい広場」と称されるユネスコ世界遺産。ギルドハウスや市庁舎が取り囲む荘厳な空間は必見。
アールヌーヴォー建築巡り
建築家ヴィクトール・オルタによるアールヌーヴォー様式の建物が点在。
オルタ美術館(Musée Horta)
📍Musée Hortaコム・ドゥ・バロン邸(Maison Ciamberlani)
📍Maison Ciamberlani
ランチ:Chez Léon(シェ・レオン)
ムール貝の白ワイン蒸し「ムール・フリット」が名物。ブリュッセルを代表する老舗レストラン。
スイーツ&カフェ巡り
Pierre Marcolini(ピエール・マルコリーニ):チョコレートの芸術品とも呼ばれる人気メゾン
📍Pierre MarcoliniMaison Dandoy:ワッフルとスペキュロスの老舗
📍Maison Dandoy
ブリュッセル→ブルージュへの移動方法
鉄道:ブリュッセル中央駅(Bruxelles-Central)からブルージュ駅(Brugge)まで約1時間
運行頻度:30分おきに出発、座席指定不要、快適な2等車でも十分
ブルージュ観光|中世の面影が残る運河の町
マルクト広場(Markt)
鐘楼(ベフロワ)を中心とする旧市街の心臓部。カラフルなギルドハウスと馬車が風景を彩ります。
ベギン会修道院(Begijnhof)
静謐な白い建物が並ぶ修道院跡。四季折々の花と中世の雰囲気が調和した癒しの空間。
運河クルーズ(Canal Cruise)
「北のヴェネツィア」とも呼ばれるブルージュの街を、水上から眺める特別な体験。
ブルージュのグルメを楽しむ
Bierbrasserie Cambrinus(ビアブラッスリー・カンブリヌス)
400種類以上のベルギービールが楽しめる人気店。煮込み料理「カルボナード」も絶品。
📍CambrinusBierbrasserie Cambrinus
The Old Chocolate House
2階はカフェ、1階はショップ。ベルギーワッフルとホットチョコレートの黄金コンビが楽しめる。
モデルコース提案|1泊2日で楽しむベルギー散策
Day1:ブリュッセル
朝:グラン=プラス散策
午前:オルタ美術館見学
昼:Chez Léonでムール・フリット
午後:チョコレート&ワッフルめぐり
夜:ビール専門バーで1杯
Day2:ブルージュ
朝:列車でブルージュへ移動
午前:マルクト広場〜鐘楼見学
昼:Cambrinusで郷土料理とビール
午後:運河クルーズ&ベギン会修道院
夕方:チョコレートショップでお土産購入
旅を快適にする豆知識&アドバイス
ベルギー国鉄の公式アプリ(NMBS/SNCB)を入れておくと時刻確認に便利
フランス語・オランダ語が話せなくても英語で問題なし
クレジットカード使用可だが、小規模店では現金推奨
ワッフルやビールは地方ごとに特色あり。飲み比べ・食べ比べも旅の楽しみ
まとめ|食と建築の両方を味わうならベルギーが最強!
チョコレートやビール、ワッフルといった「食の魅力」に加え、ゴシック建築やアールヌーヴォーなど「視覚的な美」も堪能できるベルギー。
ブリュッセルとブルージュを組み合わせた1泊2日の旅なら、効率よく濃密な体験が可能です。
ぜひこの記事を参考に、五感をフルに満たす旅を実現してください。
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