世界一周をしているバックパッカーは荷物をどのようにパッキングしているのか?そして、その荷物はどのようにして持ち運ぶのか?
世界旅行をしている僕が、その質問にお答えします。
僕の友人のバックパッカーの言葉ですが、【バックパッカーの移動は毎回引っ越ししているようなもの。そのため、少しでも身軽にしておいた方が良い。】こんな言葉を残していました。
世界一周をしているとこの言葉はすごい身に沁みます。
さて、そんなバックパッカーは飛行機に乗る時に荷物を預けるのか?それとも機内に持ち込むのか?を調べてみました。
目次
バックパッカーの荷物に対する考え
海外を荷物1つで旅し、世界各国に移動するバックパッカー。彼らは時間はあるが、お金は極力かけないようにして、旅をします。
そんな彼らですが、実際に出会った人に飛行機に乗る時に荷物はどうしているかと聞くと、7:3くらいで荷物を預けている人が多かったです。
これが男のバックパッカー限定だと、4:6くらいに比率が逆転します。
アジアでは陸路移動が多いですが、やはり飛行機を使うメリットは早いし安いです。陸路の移動はバスが基本ですが、同じ距離を移動するならバスよりも飛行機の方が断然安いのです。
LCCでの移動
最近は、日本でもLCCがだいぶメジャーになってきました。
僕は頻繁にジェットスターやピーチ、エアーアジアなどのLCCを利用していますが、日本国内を移動するにしても、JALやANAとそこまでサービスに違いは無いように思えます。
サービスはかなり違いがありました。でも、2時間以内のフライトなら機内サービスが無くてもあまり気にならないと思います。
LCCは飲み物や食べ物のサービスはないですが、その分値段が安いので十分だと思っています。個人的には2時間以内のフライトはLCCで十分ではないかと思います。
フードやドリンクのサービスもいらないですし、ちょっとくらい機内でも十分すごせます。今はスマホで映画も事前にダウンロードしておけば見れますし、本も見れます。
僕は機内にいるうちはブログの更新や本を読むので、この時間も有意義に使えます。そして何といってもLCCの魅力はなんと言っても料金です。
プロモーションセールであれば、数千円で沖縄まで行けますし、海外でもマニラからビーチで有名なセブ島までも3,000円で行くことができます。
受託荷物の料金
せっかくLCCで安いフライトチケットを購入したのに、預ける荷物が多くて結局お金を多く支払ったということもあります。安いチケットが3,000円で取れたのに荷物料金が同じくらいかかったということもあります。
僕もその経験があります。
日本国内の便ではそれほど高額請求はありませんが、中国の春秋航空には注意してください。ここはかなり荷物の重量にシビアなのと、ネットでの事前予約では安いが、チェックイン時に申請すると高額になるときがあります。
僕は安いフライトを取ったら、荷物を預けることなく機内に持ち込むことによってフライトに関するコストを最小限に抑えることにしています。
フライトの検索にはスカイスキャナーというアプリが便利です。
荷物を機内持ち込みにする利点
機内に荷物を持ち込む利点はコスト面だけではありません。その他の面でも有利な点があります。
荷物紛失の可能性
日本の国内便はほとんどないかもしれないが、海外のLCCでは荷物を無くされる危険性も少なからずあります。今までに僕は経験したことがないですが、知り合いのバックパッカーは荷物が違う国へ行ってしまっただとか、荷物が乗らなかったので次の便で向かっているとか、日本では考えられないことがあります。
特に乗り継ぎがある人は注意です。
乗り継ぎの場合は荷物を自分で回収して次の便のチェックインをしないといけないケースもあるので、この時にロストバゲージをするとストレスが溜まります。これを防ぐためにも、出来る限り機内に手荷物を持っていきたいと思います。
あとは荷物はかなり乱暴に扱われます。投げられたりは日常茶飯事です。紛失はなかったですが、傷がついたり一部が破損したりすることはよくあります。
Webチェックインが可能
意外と便利なのがWebチェックインです。
通常であれば、チェックインするのにチェックインカウンターがあかないとチケットを発券できないですが、Webチェックインをすれば、自分でプリントアウトすることができるので、チェックインの時間を気にせず空港へ向かえます。
また、早めに空港へ着けばラウンジなどでゆっくりすることもできます。
これが荷物を預ける必要があれば、チェックインデスクがあくまで待っている必要があります。Webチェックインの便利さは体験した人でないとわからないと思いますが、本当に便利です。
すぐに移動開始できる
飛行機を降りた後は海外ではイミグレーションがあり、その後に荷物の受け取りがあります。荷物が出てくるまで待ってから移動開始ですが、荷物を全て持ち込んでいれば、荷物がでてくるまで待つことなく移動開始することができます。
特に飛行機ではみんなとる行動が同じタイミングなので、非常に混雑します。これも回避できます。
国際線:機内への持込み制限
国際線だと手荷物を機内まで持ち込むには液体を持ち込むのは何ccまでだったり、国際線に限らず機内に持ち込むバックの重量や大きさなど制限があります。
機内への持ち込める重量や大きな等は航空会社によって違いがあります。
これはフライト時に各航空会社のHPをみて確認するのが良いと思いますが、だいたいの航空会社の基準をまとめてみます。
僕の経験も青文字で記載しておきますが、僕の経験上のことなので全てが同じにはならないと思いますので、そこは自己責任でお願いします。
危険物の持込禁止
機内に危険物の持込は禁止されています。そのため、刃物やスプレー等は機内に持ち込むことができません。しかし、例外もあります。
液体物も100ml以上のものは持ち込めません。持ち込むためには100ml以下の容器に入れて、ジッパーのついている透明な袋(縦・横の合計40㎝以下)に入れなければなりません。ちなみに液体物とありますが、歯磨き粉やワックスなども液体になります。
手荷物の荷姿
LCCの手荷物はだいたい【高さ55㎝ 横40㎝ 幅25㎝】以内で3辺の合計が115㎝まで持込可能となっている。詳しい持ち込み制限は各航空会社によって違うが、国際線の機内持ち込みサイズはこれです。
詳しく知りたい方は各航空会社のHPにて確認ください。上記はだいたい一般的なサイズだが、どのくらいのバックなら適応できるか調べたところ、40Lなら大抵は大丈夫です。
明らかに容量オーバーしていても、何もいわれませんでした。また、持ち込み荷物は一人1個までというのもありましたが、2個以上持っていても何も言われませんでした。
手荷物の重量
LCCの手荷物の重量はだいたい7kg~20kgと航空会社によってさまざまですが、LCCだとだいたい7kgが重量制限のところが多いです。
世界旅行をしているバックパッカーの荷物が7kg以下ということはまずないと思います。普通の海外の旅行でもスーツケース一個がパンパンになってしまうので、ちょっときついです。
LCCでは航空会社によって、7kg以下の荷物の他にPCやカメラ用のバック1つまでというところもあります。このPCバックをどう捉えるかによって違うが、PC等のガジェット系を除いた荷物を7kg以下に抑えなければならない。
7kgというのは意外と少量で、3泊4日の海外旅行へ行く人がスーツケースを機内に預ける重量で約12kgだ。スーツケース自体の重量もあると思うが、内容物だけで7kgは超えてしまいますので、荷物を機内に持ち込むにはある程度のテクニックが必要になります。
預け荷物を回避するテクニック
ここでは僕が受託手荷物をどうやって回避しているかを教えます。特に難しいことはしていません。
余分なものは持ち歩かない
一番重要なのが、【余分な物】を削除することです。バックパッカーを始めたころはいらない物もしくは、予備のものをたくさん持って行っていましたが、それは全て余分なものでした。それらを全て持たなくなったら、かなり荷物は削減されました。
僕ら夫婦が最初に持って旅に出たものを一覧にしました。それをいる物いらないものにランクを付けたので、参考にしてください。
アイテムを利用する
今は小さくて便利なアイテムがたくさんあります。しかも軽量という条件で、僕が愛用しているアイテムを紹介します。
バックパック
バックパックは機内持込について重要です。特にキャリーケースでは形が変形しないので、航空会社の条件に合わないと一発アウトなので、バックパックを選びます。
また、バックパックの重さも重要でバックパック自体が2kgもしたら、それだけで重量を消費してしまうので、バックパックも軽い素材の物を選びます。
僕はインドで買いましたが、バックパックの条件としては、軽量であること。そしてサイズが40L、そしてファスナーがダブルタイプ。そして、収納スペースが多いのが条件だった。Amazonでみるとこれ
速乾タオル(セイムタオル)
速乾タオルは重要です。タオルはかさばるので、速乾タオルがあればこれ一つで全てが代用可能です。しかも使った後に干しておけば、一日で乾く。ミズノ セームタオル
ウルトラライトダウン
超軽量で防寒性も高いこのアイテムは必須です。僕は東南アジアでは使わないと思っていたのですが、山間部では朝晩が冷えることもあり、使う場面は多かったです。
マイクロSDカード
写真などのデータを保存するにはHDDを持ち運ぶより、マイクロSD 128GB
それでも荷物が多い時には
僕もですが、7kg以内に荷物を抑えるのはかなりきついです。PCやカメラがあればすぐに重さはオーバーしてしまいますので、ここでもちょっとしたテクニックを使います。
PCやカメラなどのガジェット類はカウントされないことが多い
カメラは荷物に入れずに、身に着けることやPC自体は重量に入らないことが多いです。これで荷物を1kgくらいは削減できます。
モバイルバッテリー等の小物はポケットへ
モバイルバッテリーなどは意外と重いです。これをポケットに入れることによって、重量を少しでも軽くしましょう。
洋服を重ね着する
洋服はスペースをとるだけでなく、意外と重いです。ジャケット類は羽織ったり、ジーンズなどは履いたりするなどすれば、重量削減できます。
靴は一番重い靴を履く
旅行するにも靴は何足か持っていくこともあると思います。その中で一番重い靴を履きましょう。
最後に
最後にですが、荷物検査は意外とされないことが多いです。僕は年間数十回飛行機に乗りますが、明らかに重量オーバーしているという時以外は荷物の重さのチェックはされませんでした。
LCCは遅れるときもあり、荷物チェックする時間も人的余裕もないからだと思います。明らかにオーバーすることがなければ、必要以上にビビる必要はありません。ですが、何かあったときには超過料金を払う必要があるので、できるだけ重量以内にしておくことをお勧めします。
重量以外にも注意することは、機内に持込めない荷物があります。ハサミなどは持込めませんが、例外もあります。こちらで持込める荷物を紹介していますので、参考にしてみてください。
次回はLCCを安く予約するテクニックについてお伝えします。
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