インドを旅する上で必須なのが鉄道です。
インドの国内の移動方法は飛行機・バス・鉄道がメインになりますが、一番頻繁に利用するのが鉄道になります。
インドを快適に移動するのに必須な鉄道ですが、旅行代理店を経由しなくても自分で予約することができます。
しかも、インドのSIMカードがあればインターネットで簡単に予約することができます。
インドの鉄道の予約
インドの鉄道の予約はアプリで簡単にできます。
アプリもしくはインターネットで予約する利点はこの通りです。
- 自分の好きな路線・時間で予約することができる
- チケットがいらない(Eメールがチケット代わり)
- いつでも予約できる
- お金はクレジットカード払い
- 簡単に予約できる
旅行代理店で予約するなら
旅行代理店もしくは駅で予約すると、予約状況は教えてもらわないとわからない。
しかも、空いていたらというリアルタイムの状況がわからない。
チケットを受け取るために、また代理店に来なくてはならない。
値段は手数料も取られます。
ハッキリ言って無駄です。
僕は無駄が嫌いです。
確かに早めの予約なら代理店に任せるのもいいでしょう。
その方が楽です。
でも、直前の予約だったり、値段を抑えたい場合は自分で予約しちゃいましょう。
予約する前の準備
予約する前に準備することがあります。
- インドの現地SIMカードの入手
- インドの鉄道会社に登録(IRCTC)→アプリのダウンロード
- Cleartripに登録→アプリのダウンロード
インドの現地SIMカードを入手する理由としては、IRCTCに登録するのにはインドの電話番号が必要です。
そのため、まずはインドの現地SIMカードを入手してください。
インドのSIMカードの入手方法はこちら。
SIMカードを入手したら、IRCTCに登録です。
これは、アプリをダウンロードしたら、手順に沿ってやれば登録できます。
最後にCleartripですが、IRCTCだけでも鉄道の予約はできますが、日本のクレジットカードで決済することができません。
IRCTCで決済できるのはインドのクレジットカードだけです。
インドのクレジットカードなんてもっているわけないです。
そのため、日本のクレジットカードを使うためにCleartripが必要になります。
このCleartrip経由であれば、日本のクレジットカードが使えます。
こちらの登録もアプリをダウンロードすれば、手順に従えばアカウント作成できます。
アカウントの作成が終われば、CleartripとIRCTCのアカウントを紐づけましょう。
こうすることによって、Cleartripで予約することが可能になります。
実際の使い方
まずはCleartripを起動します。
一番上の【Search & book trains】で予約することができます。
ちなみに上から3番目の【Live train status】で現在の列車の遅れ情報がみれますので、それだけでもこのアプリの価値はあります。
出発地と到着地を決めましょう。
今回は、出発地:ニューデリー【NDLS】と到着地:ムンバイ【BCT】で検索しました。
ちなみに日付とクラス、人数も指定しましょう。
検索結果がでました。
【Fzr Bct Janta】これが名前、【19024】は列車番号、13:30出発の19:35着。
30時間5分の長旅です。
お金は1170ルピー(2人分)のクラスはスリーパー(寝台列車、エアコンなし)です。
もう一つは
【Mumbai Rajdhani】、【12952】、16:25出発の8:15着。
15時間50分の旅です。
お金は3684ルピー(2人分)のクラスはAC3(寝台列車、エアコン有り)です。
エアコンの有り無しでだいぶ値段が変わります。
ちなみに同じ条件にで旅行代理店に頼むと値段は跳ね上がります。
今回は後者の時間の早いほうを選びました。
緑色が予約可能です。
2月17日は既に予約が埋まっており、2月20日以降でないと予約が取れません。
ここで【Tatkal】というのがあります。
これは緊急枠といって、直前に出てくる割高の席です。
僕はいつもこのTatkalで予約しています。
インドは予定通りにいかないことが多いので、直前に割高の席を購入します。
基本、インド人はTatkalの席を購入しないで、早めの予約をするので、2月19日のように赤字で【Wiat list】という風になります。
これはキャンセルがでたら乗れますよ!ということなので、あてにできません。
それより、インド人がいないTatkalの席を狙いました。
Tatkalの席が出発の何時間前に出現するか、確実なところはわかりませんが、だいたい24時間前に出現します。
24時間以前にも出現することもあったので、ケースバイケースなので狙っているのは頻繁にチェックするのをお勧めします。
Tatkalの予約です。
余分にチャージが必要と出てきました。
2人で850ルピーのチャージですが、予定通りに事が運ばないとホテル代金など余分に費用が掛かりますので、僕はこの程度なら予定を優先します。
ちなみに高いAC3クラスでこの値段なので、更に安いスリーパークラスなら更に安い手数料です。
トータルで5900ルピーすると出ました。
Tatkalの850ルピーがどこに計上されたかわかりませんが、重要なのが【Total】の値段です。
これでOKなら先に進みましょう。
次は乗車する人の情報です。
名前や電話番号、メールアドレス、パスポート番号を記載します。
次はシートの指定です。
僕のお勧めはスリーパークラスなら、Upper>Upper>Side Lower>>>Middle>>>>>Lowerです。
何故かというと、インドは無賃乗車率が多く、Lowerの席だと他の人が座ってきます。
しかも、無賃乗車の人は床にも寝てきます。
地上から離れた上の席がいいでしょう。
現地の人が乗らないハイクラスの席なら、あまり気にする必要はありません。
エラーになった時の対処法
インドのアプリなので、たまにエラーになります。
僕はこういう時は、アプリではなく、クロームなどのブラウザで予約をします。
アプリの方が使いやすいですが、ブラウザのほうがエラーになる確率が少ないです。
慣れると簡単に予約が取れるので、是非使ってみてください。
僕がスリーパークラスを使った時の記録はこちらになります。
また、インドを旅する上で使い勝手が良かったアプリをこちらで紹介します。
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