上海にある浦東国際空港へ行ったことはありますか?
僕は世界一周した時に様々な空港を利用しましたが、使いやすさと言う点では最低ランクの空港だと思います。
もちろん空港自体は綺麗ですし、市内にも行きやすいのですが、トラブルが起きやすいという点で史上最悪かと思います。今回はトラブルに巻き込まれないため、浦東国際空港の注意点を書いてみようと思います。
目次
上海の浦東国際空港について
先日、上海の浦東国際空港へ行ってきました。
本当に今まで利用した空港の中でこれほどまでに用心したほうがいいと思ったことはないので、同じ思いをしないように注意事項を教えます。
浦東国際空港は地下鉄が通っており、市内にもわずか数百円で行けるのでアクセス自体はかなり良い。
何よりリニアが通っており、これを使えば市内にも更に早く行けます。
結局地下鉄に乗り換えるので、最初から地下鉄を使うのが良いと気づくが一回リニアに乗りたい!!と思うなら良いと思います。
ここまでなら優秀な空港であるが、これから説明することがあるので、トラブルになりやすい史上最悪の空港かと思いました。
理由その1:空港スタッフに気をつけろ!!
もちろん全員が酷いという事は無いと思いますが、空港スタッフには気を付けてください。まず、英語が聞き取りにくいです。これは人によると思いますが、僕が質問した3人についてはほぼ何を言っているかわかりませんでした。
これでも世界75ヵ国を旅しているので、少しばかり英語は聞き取れるほうかと思っていましたが、訛りが酷くてほぼわかりませんでした。
日本人の英語の発音と中国人の発音の違いだと思いますが、それにしてもほぼわからなかったです。そして何より酷いのが、こちらが英語で話しかけても中国語で返してきます。
ちなみにインフォメーションセンターは人がいなくなります。夜22時以降は誰一人いませんでした。これはちょっと困惑しましたね。
ここらへんは改善されることを願います。
理由その2:空港の設備について
空港設備も整っているんだか、壊れまくっているんだかよくわかりませんが、細心の注意が必要です。機材自体は新しいので、使えるのであれば全く問題ありません。
ただ、壊れたら壊れっぱなしなので、壊れた機材に当たらないことを願うばかりです。
荷物の重量チェックの機械はない
荷物の重量を測る機械がありません。複数人に確認しましたが、どこにもないと行っていました。
このため、チェックインカウンターでは荷物が制限オーバーになったら、みんなその場でスーツケースなどの荷物を開けて荷物整理するものですから、チェックインカウンターが激混みです。
AirAsiaのウェブチェックインの機械も壊れている
AirAsiaのウェブチェックインする人は更に注意した方がいいです。今は直っていると思いますが。
通常だと、ウェブチェックインした場合は紙をプリントアウトしますが、日本や他の空港だと専用の機械があり、そこでチケットをプリントアウトできます。
浦東国際空港にもありましたが、全て壊れていました。しかも上の写真のように4台とも壊れています。複数ある端末のうち1つくらいが壊れているのなら、まだわかりますが全部が壊れているということが信じられなかったです。
僕の時だけかもしれませんが、もしウェブチェックインをしてプリントアウトしなかったら、再チェックインをしなくてはならず、手数料がかかるところでした。
理由その3:フリーWi-Fiが遅すぎる
インターネットが遅すぎます。通常だと、見れるようなサイトも動きが遅くみれませんでした。ちなみにGoogleでの検索はできません。Gメールも使えません。
※Google以外にもFacebook、Twitter、LINEなども全く使えません。GoogleにはYoutubeやGmailなどのサービスも含まれています。
中国の規制をVPNで回避するような事もしている人もいるかと思いますが、空港のWi-FiはVPNでの回避も使えないようにしているとの情報がありました。
E-チケットをメール管理している人は要注意
ここで困ったのが、EチケットをGメールで管理している人です。Eチケットをメールで見せようとしたら、メールが開けないなんてこともあります。
僕は中国からフィリピンへ行こうとしていたのですが、フィリピンの出国時のフライト情報がないと入国できないと言われ、Eチケットを見せようとしたらGメールが開けずにEチケットを見せることができませんでした。
幸いにも、スマホを2台持っており古いスマホにスクリーンショットの情報があったので、なんとか出国できましたが、対応した空港スタッフは知らん顔でした。
理由その4:ラウンジも営業時間内に閉まってしまう
ラウンジもひどかった。
プライオリティパスのHPによると69番ゲート近くのプレミアムラウンジは最後のフライトまでやっているとありましたが、普通に閉まっていました。
明かりはついているが、ドアは閉まっています。ラウンジでゆっくりしようと早く来たのに閉まっているとは。。。という、中々ハイレベルな空港です。
問題なければいいですが、僕はトラブルが多かったので記録しておきます。
理由その5:チェックインカウンターはめちゃくちゃ並ぶ
チェックインは人を捌くのが遅いので、早めのチェックインすることをお勧めします。
遅れてもいない、何でもないフライトでこんな長蛇の列はみたことがない。というかこのような長蛇の列が何個もあるのは逆に壮観でした。
理由その6:両替は高い初期手数料がある
両替なのですが、普通は1万円両替したら1万円を両替してくれます。
浦東国際空港で両替すると手数料が50元(約800円)かかるので、仮に1万円を両替すると9,200円分のみ両替されます。
2,000円両替しようとすると1,200円分しかしてくれません。これは要注意です。
その他にも注意することはたくさんある
空港のATMも使えない箇所がありましたが、他にもATMがあり、そこは使えたので、今回の理由にはいれませんでした。
以上が浦東国際空港の注意事項です。僕が浦東国際空港を利用した時から改善されていれば良いのですが、改善されていない可能性の方が高いので、これから行く方は注意してください。
空港の見取り図やブースの情報を載せておきます。
浦東国際空港は航空会社によって、ブースが細かく分かれている。
入国時の方はまだ敷居が低いです。また、空港内でSIMカードを買うのはやめておきましょう。理由はこちらです。
コメント
流石中国の空港。我々日本人の感覚では理解を超えることが多々ありますね。 旅行乙でした。