僕が世界一周した時に使った節約術を公開しようと思います。
かなり長い文章になってしまいましたが、全てを使うと総額20万円以上の節約になります。
現地通貨を取得するお得な方法
現地通貨をどれくらい安く手に入れるかを説明します。上手く使えば、年間で数万円の節約になります。
普通の海外旅行でも使える方法なので、是非実践してみてください。
現地通貨について
現地通貨を手に入れるには、大まかに3つの方法があります。
- 両替によって現地通貨を手に入れる方法
- 国際キャッシュカードによる引出し
- クレジットカードによる引出し
どれが1番良いかは行く国によって違いますが、一般的な話をします。
両替によって現地通貨を手に入れる方法
両替により現地通貨を手に入れるのは確実だが、レートは悪い。
日本円を両替する場合、日本でドルに両替しても5%以上手数料で持っていかれます。
大抵はどこの国でも同じかそれ以上の手数料がかかります。
タイやハンガリー、アルゼンチンなどでは現金の両替が1番良い場合もありますが、大抵の国では現金の両替がレートが1番悪いです。
特に日本円はアジア以外では換金率が悪く、どうしても現金があったほうが安心という人はドルに換えて行くのをお勧めします。
手数料5%以上

国際キャッシュカードによる引出し
国際キャッシュカード国際キャッシュカードは海外で自分の口座から現地通貨を引き出せる方法ですが、手数料がクレジットカードよりも高いです。また対応していないATMもあり、あまりお勧めできません。
国際キャッシュカードを使うくらいならクレジットカードのほうが良いでしょう。
手数料4%
クレジットカードによる引出し
クレジットカードの利用が1番効率が良いです。
通常クレジットカードを使い海外で現金をおろすと年率18%の利息がかかります。
更にVISAかマスターのレートは為替に1.3%を上乗せした額になります。
これだけで考えるとかなり高いように思いますが、繰り上げ返済を行うとかなり安い手数料で現金を引き出せます。
通常の引き出しは返済まで1ヶ月から2ヶ月のタイムラグがあります。この間、お金を借りている状態なので、年率18%を月間換算すると1.5%/月の利息がつきます。
2ヶ月だと3%です。
これにVISAかマスターのレートかつくので最高で4.3%の利息がかかりますが、繰り上げ返済をすると利息を0.15%まで減らす事ができます。
1.3%の利息と合わせても1.45%にしかならないので、1番お得になります。
繰り上げ返済の方法繰り上げ返済するには、自分でクレジットカード会社に連絡しないといけません。
通常ならクレジットカード会社に連絡し、クレジットカード会社から返済額を言われます。その額を期日に振込むことで繰り上げ返済することができます。
通常では連絡の手段は電話連絡になります。日本にいるなら、電話連絡すればいいのですが、海外からだと気軽に電話することはできません。
ここでインターネットのみの操作で繰り上げ返済ができるクレジットカード会社のカードを使えば、インターネット上で連絡をして、その額をオンラインバンキングから返済すれば、手数料がかなり安くすみます。
1.45%の手数料


1年間の海外旅行ではどのくらいの差がでるのか
ここで、1年間で100万円分を現地通貨にしたとします。
- 両替ではおよそ5万円の手数料
- 国際キャッシュカードでは4万円
- クレジットカードなら1.45万円。
二番目に安い国際キャッシュカードに比べても2万5500円の節約になります。
クレジットカードのデメリット
ここでクレジットカードのデメリットも紹介します。
特にクレジットカードで多い被害は下記になります。
- スキミングなどの不正利用
- 磁気不良による使用不能
スキミングなどの不正利用は暗証番号の流失がなければ保証されますが、スキミングにあった方の被害は暗証番号も同時に盗まれています。
どのような方法を使ったのかわかりませんが、スキミングされる可能性があります。
旅人のトラブルで多いのが、クレジットカードが使えなくなる事です。
理由はたくさんありますが、磁気がおなしくなるや不正に使われて使用停止などもあります。
その他にもブランドの指定があり、VISAのみ使える、マスターのみのATMがあります。
世界一周を考えてるなら、ブランドの違う最低2つのクレジットカードを持つようにしましょう。JCBやアメックスは日本とアメリカ以外はほぼ使えないと思って間違いないです。
宿泊料金を安くする節約術
海外旅行の時に飛行機代以外で大きな出費は宿泊費になります。
宿泊費を節約することができれば、かなりの費用を節約することができます。
使いやすい日本語対応の予約サイト
海外の企業がサービスを提供している予約サイトが使いやすさ良いですし、料金も割安になっています。
しかも、日本支社もできておりカスタマーサービスも日本語OKのところが多いです。僕のお勧めの順になりますが、下記のようになります。
- Agoda
- Booking.com
- Hotels.com
- Trivago
- Airbnb
- Couch Surfing(英語)
Agoda
Agodaはアジアで1番使えます。
アジアの観光地はAgodaを利用したほうが現地で直接行くよりも安いです。
Booking.com
Booking.comはヨーロッパやアメリカ、南米で安いです。
南米でも物価の安い、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリなどは直接行ったほうが安いです。
ブラジル、アルゼンチンはbooking.comを利用したほうが安かったです。
Hotels.com
Hotels.comは上記の2つより高いですが、10泊したら1泊無料になるので、上記の2つで条件が合わなかった場合に見るようにしてます。
Trivago
Trivagoは予約サイトのまとめサイトになります。
あまり使ってないですが、評判は良いです。
Airbnb
Airbnbは民泊サイトになります。
物価の高い地域で利用してました。
ただホストの人と連絡したり、鍵の受け渡しなどありますので、少し面倒くさいです。
パリやローマ、北欧などの物価の高い地域なら安く泊まれるので良いのですが、物価の安い地域での利用は、そこまでメリットがあると思えませんでした。
また、荷物を預かってくれるかどうかはホスト次第なので、そこらへんも考慮する必要があります。
Couch surfing
Couch surfingは無料で現地の人の家に泊まれるサービスですが、ホストの人とコミュニケーションをとったりするので、言葉に自信がある人向けです。
これらが、良く使うサイトです。
普通ならこれで安いところを見つけるのですが、更に安く利用することができます。
更に節約する方法
ここまでは普通の情報です。
これから少し踏み込んだ情報になります。それはアフィリエイトをすることです。
アフィリエイトとは紹介することで手数料をもらう事ですが、他人だけでなく自分に対してもできるのです。
アフィリエイトってブログを持ってないとできないと思われがちですが、今回のアフィリエイトは自己アフィリエイトの事です。
自己アフィリエイトとは、自分で予約したのもアフィリエイトとして手数料が支払われます。例えば、上記の予約サイトを使う前に自分の広告を経由(自己アフィリエイト)することで、3%くらい還元されます。
Hotels.comやBooking.comは自己アフィリエイトをして予約すれば、3%くらいの報酬があります。Agodaなどは自分のブログなどがあると登録することができます。
1泊1000〜2000円だとすると月間費用は3万〜6万になります。3%の還元があると考えると900〜1800円の還元があります。
年間では10800〜21600円費用を節約する事が可能です。
保険と予防接種を格安にする節約術
長期間海外に行くとなると不安になるのが身体の面です。
やっぱり海外は日本と違って、病院が整っていなかったり、高額医療費を請求されてしまうというイメージがあります。
このような不安は最初に取り払いたいです。そのため保険と予防接種は必須です。
世界一周で必要な事の中に予防接種があります。僕は予防接種を格安でやりました。
タイで予防接種をうけれる
日本で予防接種をすると10万円かかりますが、タイですると半額以下でする事ができます。
タイでなくても、格安で予防接種できるところはありますが、有名なのはタイになります。
予防接種ですが、僕は必要な予防接種をかなりしましましまが、訪れた72カ国で1回も予防接種について言われませんでした。
世界一周を終えた時に本当に必要だったか?と疑問に思いましたが、何か病気になってからでは遅いので、予防接種は受けといた方がbetterだと思います。
予防接種はどれを受けるかにより、値段は大きく変わりますが、日本で受けると10万円するのがタイのスネークファームという病院だと3万円で受けることができます。
このスネークファームは旅人の中ではかなり有名なのと、赤十字病院ですので、安心のおける病院です。

こちらの記事では実際にかかった総額なども記載しておきます。
節約額7万円
海外の長期の保険について
世界一周の保険についてもお話しします。
1年間の海外で生活を送ると考え、旅行保険に加入すると最低で20万円はかかります。
これはかなりの金額になります。これを保険金額だけ考えれば無料にする事ができます。
クレジットカードの海外保険には二種類あり、自動付帯保険と利用付帯保険というものがあります。
クレジットカードの保険期間はだいたい3ヶ月のものが多く、自動付帯のものは日本を出国してから3ヶ月で切れてしまいますが、利用付帯の保険には海外で公共交通機関を利用した時(決済してから)から保険が開始されるものもあり、自動付帯保険が切れる前に利用付帯保険の加入することで、保険期間を3ヶ月増やすことができます。
利用付帯の保険は補償額が低いので、複数のクレジットカード保険を合算したりして補います。この方法だと理論上はクレジットカード保険を継ぎ足し続ければいいので、1枚の自動付帯のクレジットカードと3枚の利用付帯のクレジットカードがあれば、1年間は保険加入状態になります。

ただ利用付帯のクレジットカードの数が少ないのと、補償額が少ないので、僕は半年たったら一度日本に帰っていました。
そうすると、自動付帯のクレジットカード保険が復活しますし、利用付帯のクレジットカード保険を合算することで、補償額を上げていました。
日本に帰る費用と日本を出国する費用がかかりますので、費用的にはそれが10万円くらいかかると思ってください。もちろんアジアから日本だとかなり安いですし、ヨーロッパからなら、ヨーロッパ発の往復便を買えば10万円くらいの航空券代金で済みます。
節約額10万円
マイルを有効活用して航空券の節約
日本を出国する時に飛行機に乗るように国間を移動する時に飛行機を乗るときがあります。
アジア内ならLCCがありますし、陸路移動をすれば航空券代金は節約する事ができます。しかし、どこかで確実に飛行機に乗ります。
ヨーロッパ内もLCCがあり、ここでも格安に飛行機に乗ることができます。陸路移動であればRome2rioというアプリで調べると経路がでてきます。
バックパッカーでは安い経路を使うとおもいますが、どこかでマイルが貯まる航空券を買います。
ここでマイルはしっかりと貯めておいたほうが、日本に帰国後に使えます。
マイルは貯めておいた方が良い
特に飛ばしがちな中央アジア、ヨーロッパ内のフライト、ヨーロッパからアフリカ大陸、アフリカ大陸から南米、南米からアメリカ、アメリカから日本のルートはアライアンスに加入している航空会社を使う事があります。
せっかくマイルが貯まるのであれば、貯めておいて損はないです。
JALならワンワールド、ANAならスターアライアンス、デルタ航空ならスカイチームとマイルが貯まります。この3大アライアンスのマイルカードは事前に作っておいた方が良いです。
クレジットカードでなく、マイレージカードで良いですので、作るだけはタダです。JALやANAなら日本に帰ってきてから使えますし、デルタ航空ならマイルの期限がありません。
※JALやANAのマイルは期限が3年間
世界一周したらマイルはどのくらい貯まるのか?
世界一周すれば、最低でも東京ー大阪間の特典航空券(無料)くらいのマイルは貯まります。
もちろん、海外での支払いをJALやANAのクレジットカードにすれば更にマイルが貯まります。
マイレージカードは無料なので、作っておくだけでも良いと思います。
東京ー大阪間の往復チケットは2万円以上の価値
ちなみに東京ー大阪間は12000マイル、東京ー沖縄間は15000マイル、ハワイだと40000マイルで特典航空券(往復)に交換可能。
節約額2万円
写真や動画などのデータ保存
データを保管するのにハードディスクを使っていませんか?
一昔前なら、それが1番確実な方法でした。しかし、現在はクラウドサービスがあります。
便利なクラウドサービス
動画や写真を旅先で撮って、それをハードディスクに入れるのは大変じゃないですか?
わざわざパソコンを持ち運ばないといけないですし、何より作業が面倒くさい。しかも、ハードディスクはポータブルのを買わないと行けないですし。
そんな時にはクラウドサービスでWEB上に写真をアップロードすれば良いです。
無料で使えるグーグルフォト
無料が良ければGoogleフォトというクラウドサービスを使えば、Wi-Fiに接続したときにスマホに入っている写真や動画は自動でWEB上にアップロードできるように設定できます。
今はカメラにもWi-Fi機能がついているので、カメラからスマホ、スマホから自動でWEB上にアップロードすれば、問題なくバックアップができます。
カメラにWi-Fi機能がついていなければ、Eye-FiなどのWi-Fi機能付きのSDカードを購入すれば、Wi-Fi機能を付加することができます。

Googleフォトのデメリットとしては無制限にアップロードできる代わりに画像や動画が圧縮されるという点です。
画質が気になるならAmazonプライム
グーグルフォトでも十分綺麗なのですが、カメラや動画が趣味という人は物足りないと感じてしまうかもしれません。
そういう方はアマゾンプライムのフォトストレージを使えば、圧縮されない綺麗な画質のままで保管することができます。
このアマゾンのフォトストレージはプライム会員である限りは無料で使えるので、年間3900円のコストであれば、かなり使えると思います。
節約額はポータブルハードディスク分(約1万5000円)
旅中に稼ぐ方法
日本にいないが、稼ぐ方法はたくさんあります。しかし、どれも効率を考えるとあまりよくありません。
それでも収入がないよりはマシと考えるなら、これからの話を聞いてください。
海外で稼ぐとなると、自分のメディアを持つことが1番良いです。
オウンドメディアを保有する
海外へ1年間以上滞在するなら、時間はかなりあるはずです。
この時間を使って自分の経験をアウトプットすることです。
僕はトラベルハックの情報を発信(アウトプット)しています。有名なメディアになれば数万円〜数十万円の報酬になります。
写真が好きなら写真をWEB上で販売しても良いですし、旅をしている間に自分の好きな事をアウトプットすれば、良いのです。
旅をしていれば英語も上達します。
最初はこんなに英語ができなかったけど、こんな勉強方法で英語が上達したという勉強方法を発信しても良いでしょう。
自分の経験を発信するだけで、いくらかのお金になります。
不発に終わる可能性もありますが、メディアを運営してきたという経験になります。その他にも旅をしていると為替について詳しくなるので、FXで稼いだりもできます。
他にも旅をしている人は、情報のアンテナが高いので、仮想通貨のことなども良く聞きます。
僕は仮想通貨が今ほど有名になる前から情報を仕入れることができたので、5万円が2017年時点で2000万円になっていました。
今は下落したのですが、それでも500万円以上の価値になっています。
これらは下落する可能性もあるので、お勧めはできません。全ては自己責任です。
かかる費用は微々たるもの
その中で自分のメディアを運営するのは初期投資もそんなにかかりませんので、旅をしている最中に稼ぐ方法の中では1番現実的です。
費用はサーバー代金+URL代金のみです。
あとはどれだけ時間をかけてきたかです。
サーバー代金は年間数千円から数万円までありますが、信頼のおけるXサーバーが良いでしょう。
サーバー費用はいくら
安いサーバーではバックアップがとれなかったり、トラブルに巻き込まれた時の保証がなかったりします。
収益をあげるために地道に積み上げたものが壊れると絶望を感じます。
僕も安いサーバーを使っていて自分のサイトが一度壊れた経験があります。
この時サーバー代金はケチるものではないと思いました。
エックスサーバーはそれでも年間1万円前後なので、月に換算すると1000円前後です。
URL(ドメイン)代金は年間で1000円くらいです。
全て合わせても1年で20000円とかなので、メディアを運営する必要経費と思ってください。
運営についてですが、エックスサーバーを契約したら、WordPressというブログを作成するソフトウェアみたいなものがエックスサーバーには標準装備されているので、こちらを使いブログを運営します。
収益化をするには
収益化はGoogleアドセンス、アマゾンアソシエイト、楽天アフィリエイトを使っています。
その他にも収益化に繋がるASP(アフィリエイトサイト)もありますので、上手く使えば更に収益を伸ばすことができます。

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