海外旅行中にiPhoneに限らず、カメラだったりサングラスだったり、ちょっと高価なものが壊れたり無くなったりしたことはないだろうか?
僕は今までに2回このような経験があります。そのうちの1回は悲惨な事にiPhoneが壊れてしまった。この時のことについて書いてみます。
目次
ハワイでiPhoneを壊してしまった
数年前にハワイに行ってきたときのお話です。
楽しくハワイ旅行を満喫していたときに不運な出来事が起きました。僕の大事にしているiPhoneが壊れてしまいました。
壊れてしまったと言っても、動かなくなったわけではなくて、画面がバキバキに割れてしまったのだ。自分の不注意もあるが、レンタカーを運転し、ランチを食べに行った時だ。
ホテルの駐車場に着き、車を止めて車から降りた時に人とぶつかり落としてしまったのだ。注意していれば防げたことだけにショックが大きかった。
何回か携帯を落としたことはあるが、だいたいは保護ケースが守ってくれたり、裏面が傷つくだけで、使用には問題ないが今回は違った。
表のガラス面から落ちて、画面がバリバリ。地面のコンディションも悪く、落ちた後転がってしまったため、ガラス(液晶までは傷はいってなかったが)と裏面がボロボロ。
とまぁ、使えるけど使用感は最悪な感じ。
画面にヒビが無数に入っているためメールを読むにしても一苦労する感じだ。使えない訳ではないが、見えづらいしカッコ悪い。
これはかなりお金がかかる感じだと思った。しかも、よく見たら後ろもヒビが入っていた。
旅行中ホテル以外ほとんど使うことがなかったので、更にショック倍増。普段の癖で手に持っていたのが災いした。
保険に入っている事を思い出した
落ち込んでいてもしょうがないので、日本に帰ったらお金かかってもいいから直そうと思った。まだ、買って1年もたってないのにな。。。と思いつつ、家族の保険入ってないの?という言葉にハッとした。
僕は海外旅行に行く時にはクレジットに付帯されている保険に入っているのを思い出いだした。僕はエポスカードを持っていて、自動付帯の保険に加入しているんだったと思いだした。
自動付帯の保険とはクレジットカードを持っているだけで海外旅行の保険に加入できる保険のことで、海外旅行に行くときはこれに加入している。
旅行時に保険に加入しているわけでなかったので忘れていた。日本に帰ったらダメ元で聞いてみるかと思い、この旅行中はバリバリに割れたiPhoneを使った。
日本に帰ってきてから保険申請
日本に帰ってきたので保険の申請をしようと思い、机の中にあるエポスカードの規定をみた。これはインターネットでも調べることができた。
ちなみにエポスカードの自動付帯の保険はこのようになっています。
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・ 後遺障害 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用 | 1事故あたり300万円 |
疾病治療費用 | 1疾病あたり300万円 |
賠償責任 (免責なし) | 1事故あたり2,000万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(年度に1回、1旅行中) |
救援者費用 | 100万円(年度に1回、1旅行中) |
この項目のうちiPhoneやカメラなどが壊れた場合の保険は携行品損害に分類されます。
早速これを使えるかどうかをクレジットカードの後ろに記載している番号に電話して聞いてみた。
状況の説明
クレジットカードの裏に記載されているコールセンターへ電話したら、いろいろとそのときの状況について質問された。
何が壊れたのか、いつ壊れてしまったのか、どういった状況だったのかなど・・・
という質問をされ、保険適用になると思われるので、まずはこちらから書類を送るので、必要事項を記入し、保険の申請に必要な書類が他にもあるので揃えて提出してくれとのこと。
この作業が中々めんどくさい。すぐやらなきゃいけないのに数ヶ月程放置してしまいました。
申請時の注意事項
僕は申請後半年も放置してしまったが、これは本当は結構まずい。危うく保険がでなくなるところだった。
保険の申請は事故が起きた30日以内にしなければならない。
僕は帰国後の連絡はすぐにしたので良かったが、知り合いは保険に入っているのを忘れていて、帰国後2ヶ月目くらいに保険に入っていることを思い出して連絡したら期間外なので受け付けてくれなかった。
もし、旅行中に壊れてしまったら帰国後すぐに連絡したほうが良い。連絡したならばある程度待っていてくれる。
僕は数ヶ月も放置してしまったが、保険会社から書類が返ってこないのでちゃんと届いていますか?という連絡があったくらいだ。
保険会社はお金を払う側なので申請がなければお金を支払わなくて良いのに、わざわざ連絡をしてきてくれたので感謝です。
申請書類
申請書類を数ヶ月も放置したのは、忘れてただけでなく準備する書類が多かったこともある。
これがその時に提出した書類の一覧だ。
- 申請書
- 修理の見積書
- どこが壊れたかの写真
- 事故内容の詳細
- パスポートのコピー
- 購入時のレシート
申請書
申請書は保険会社から送られてきた書類に入っており、申請者や保険金の振込先などを記載する。
修理の領収書(見積書)
修理した金額の明細。iPhoneなのでアップルストアにて取得。詳しく調べてみると見積書でも代用可能。
どこが壊れたかの写真
実際にどのような状態だったかを写真に撮り、プリントアウトして提出した。
事故内容の詳細
どのような状況で壊れたかの詳細を記載し提出。盗難時は第三者証明が必要。今回は壊れただけなので、第三者証明の欄は空欄で提出。
パスポートのコピー
いつ帰国したかのページのコピーを提出。たぶん日付を確認するためだと思われる。
購入時のレシート
いくらで買ったかを知るために必要。
買った日付によって保険金のカバー率が変わってくる。
例えば購入時から1年以内は修理代の100%だが、2年目以降は修理代の80%まで補償など。
※詳しい保証率は保険会社に問合せしてみてください。
提出した書類は以上だが、保険会社から送られた書類はこれ以上あった。
携行品損害は盗難も含まれているので、盗難用の書類も同封されており、そこには事故証明だったり、ポリスレポートの添付などあったため、混乱してしまい時間がかかった。
保険金の振込
保険の申請が通り、無事に申請した口座に保険金が振り込まれました。
申請が大変で旅行から約半年も振込にかかってしまいましたが、サポートデスクの人が優しく教えてくれたので無事にできました。
振り込まれる前には、手紙でいくら振り込みますという連絡もきたので、安心しました。
画面だけでなく、裏面も傷ついていたためiPhoneは全とっかえになり、金額も高くつきましたがほぼ全額保険で賄えたので良かったです。
エポスカードの携行品保険は一回に付き3,000円は自腹で払わなきゃならないので31,000円の支払いをしたましたが、28,000円は保険で賄うことができました。本当に感謝です♪
追記
僕の母親がこの前クレジットカードの保険を使ったのですが、ちょっとレアケースだったので追記します。
サングラスが盗まれたので、日本へ帰ってきた時に保険申請をした。しかし、盗まれていたために写真の提出もできない。
しかも、盗まれていたのはプレゼントのため、レシートなどの購入証明の書類などもない。警察に行ってみたが、英語ができないためポリスレポートなどももらっていない。
まぁ、こんな状況では当然保険金はでないと思っていました。だって何も証明することができないのですから。
結果から話すと保険金がでました。
サングラスは古いもので品番まではわからなかったのですが、ブランド物だったため同じシリーズのものから値段を算出。
盗難であったが、ポリスレポートはもらわなかったのですが、ポリスまで行ったことを言ったら大丈夫でした。
特に写真で証明とかはしていません。ちょっとレアケースだったため、このような事もあるんだと思って追記しました。
まとめ
今回の事で携行品の保険について少し学べました。
- 携行品の保険は意外と返ってくる。調べる前は自分に否が無い状況じゃないと保険がでないと思っていましたが、今回は完全に自分の注意不足が原因。しかし、エポスカードの対応も良く、すぐに返ってきました。しかも、レスポンスが早い!!
- 書類はめんどくさいものが多く、同じ内容を記載する。しかも、購入時の書類やかかった費用の写しを残しておく事。購入時のレシートや請求書や型番など詳しく聞かれるため、購入時の書類は残しておいたほうが無難。(購入時の書類が無くても代用などできるらしいが、更に調べることが必要。)
- 第三者証明など事故内容を記載する覧があるが、未記載でもOK!しかし、内容による。今回は自損事故なので、第三者証明などいらなかったですが、飛行機での事故や車との接触では警察や飛行機会社の証明書が必要な場合もあり。しっかりとメモを取ること。
- 事故が起きてから、2年以内の申請でOK!だが、初回連絡は素早く。事故等起きていたら遡って申請できる場合もあるので、保険でカバーできないかとりあえず連絡してみる。(保険内容によって、いろいろあるので、しっかり保険会社に連絡をとってもみよう!)
- 返ってくる金額は買った日から時が立つほど、低くなる。今回は買ってから1年以内の新しい物が壊れたので28,000円返ってきたが、古いものならもっと安くなる。
こんな感じですかね。初めて保険を使ってみてみましたけど、お金が返ってきて嬉しかったです。エポスカードは年会費無償でこんな保険が付いていてすごい良いカードだと思いました。
もし、海外に行って物を壊したとか盗まれたとかしたら、是非使ってみてください。保険はそのようなときのためにありますから。
ちなみにクレジットカードの自動付帯はゴールドカードには付いているものが多いです。無料のものだとエポスカードが年会費など無いのでかなりお得になります。
クレジットカードに付帯の保険について
海外では予想以上に使うのがクレジットカードです。アメリカやヨーロッパではスーパーで少額の物を買うのにもクレジットカードを利用しています。
先進国ではクレジットカードを使える事は、それだけ信用力が高い人ということでクレジットカードヒストリーを高めるためにどんどんクレジットカードを利用しています。
アジアでは比較的にクレジットカードが使えるところが少ないです。もし使えたとしてもクレジットカード利用料という料金が3%くらい上乗せされます。
アジアではちょっと使うのを躊躇いますが、西欧諸国ではどんどん使って行きましょう。バスや鉄道なんかもクレジットカードを利用できます。
そんな重要なクレジットカードですが、持っているだけで保険に入れるのです。クレジットカードの保険では補償額が少ないという人もいますが、これは保険会社の巧妙なトラップです。
次はクレジットカードの補償額について書いておきます。
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