タイガーエアをご存じですか?タイガーエアはLCCで日本から台湾の航路があります。
LCCは何かと制限が多いですが、特にタイガーエアでは荷物に関しての制限が多いような気がします。
今回はその荷物(主に手荷物)の制限の解説とどうやったらその規定内に抑えることができるのか?
特にLCCなんて預け荷物料金で稼いでいる節があるので、是非とも預け荷物をすることなく利用して欲しいと思い、この記事を書きました。
目次
台湾旅行にタイガーエアを利用する
台湾へ旅行するのにLCCのタイガーエアを利用することもあります。
なぜなら、安いからです。
これをみてください。
本来なら12,370円で羽田から台北までいけてしまうのです。
荷物を預けるとお金がかかってしまいますので、できるだけ安く行こうとすると荷物は預けずに、機内へ持ち込もうと考えます。
安いチケットの探し方はスカイスキャナーというサイトが便利です。
荷物を預ける?預けない?どちらの選択をしますか?
2泊3日くらいなら預け荷物をしないで手荷物を機内に持ち込めば預け荷物料金もかかりません。
ちょっとでも安くしようとするなら荷物を預けない選択肢もあります。
預け荷物(受託手荷物)の料金一覧
預ける荷物のことを受託手荷物と言います。
JALやANAは受託手荷物は1個まで無料というのが多いですが、LCCは基本的に受託手荷物は有料となります。
タイガーエアも受託手荷物は有料となります。
料金はホームページで予約するか、空港で予約なしで預けるかによって料金が違います。
安いのはホームページで事前に予約するのが一番安いです。
こちらが料金表になります。
最低は15キロで、ホームページでの予約であれば2500円ですが、空港で預けようとすると約2倍の4,900円となります。もし、預けるのなら事前に予約するべきです。
こちらの料金は片道預ける料金なので、往復であれば単純に倍になります。
荷物チェックは厳しいのか?
受託手荷物は高いという事がわかったでしょうか?これなら荷物を削減してでも受託手荷物は無しで、持ち込み手荷物だけで飛行機に乗りたくなりますよね。
みなさん、同じようなことを考えるので、持込める荷物の制限ギリギリまで持込もうとします。
そのため、タイガーエアの荷物チェックは必然的に厳しくなります。
荷物チェックがおろそかになるタイミングが存在する
荷物チェックは毎回あるわけではありません。
チェックされる人、されない人がいます。この違いは何なんでしょうか?
僕は世界各国のLCCに乗りましたが、だいたい荷物のチェックがされないパターンがあります。
- 早朝、夜行便などの人が少ないフライト
- フライトが遅れている時などのタイミング
- リュックサックでの持ち込み
1,2のパターンは完全に運です。人員的に余裕がない時やこれ以上フライトを遅らせられない時などは荷物チェックがおろそかになりやすいです。
3のリュックサックの持ち込みはスルーされやすいです。荷物の制限は2つあって、1つはサイズ、もう1つは重量です。
サイズの制限越えはほぼ100%アウト
重量は荷物を捨てたり、洋服を着ることによって、減らすことができますので、一度ダメとなっても交渉したり、再度チェックし直す可能性があります。これは時間の無駄になりますので、重量での制限はあまりきつくない印象があります。
それよりはサイズです。特にスーツケースなどはどうやっても小さくならないので、サイズオーバーなら100%追加料金が得られるので、荷物チェックはスーツケースを持っている人に集中します。
※リュックなどは押し込めれば、サイズが少しくらい大きくても大丈夫です。
このようなリスクを背負って運任せよりも、タイガーエアの規定内に抑え、しっかりと制限内に抑えるほうが賢いです。
厳しい厳しくない以前にルールを守っていれば、全く問題ないので規定内に抑えましょう。
タイガーエアの荷物制限
ここで、タイガーエアの荷物の制限を確認しましょう。
先ほど伝えたように制限には、サイズ・重量・個数があります。
重量と個数の制限について
タイガーエアはそれほど厳しいものではありません。
重量は合わせて10キロまで持込め、荷物は2つまで持ち込めます。
重量よりサイズをチェックせよ
重量はテクニックでどうにでもなります。しかし、サイズだけはどうにもなりません。
特にスーツケースはサイズが決まっています。機内に持ち込めるサイズ=座席の上の棚に入るサイズなので、明らかなサイズオーバーはチェックされます。
大きいサイズは54cm×38cm×23cmまでです。むしろ重量よりこちらのほうが嚴しくチェックされます。
スーツケースは要注意
スーツケースが要注意なのは理由があります。
なぜ大きさの制限が必要なのでしょうか?それは座席の上のスペースに収納できるサイズが限られているからです。
そのサイズ以下にしないと収納できないので、厳しいサイズ制限があります。
次にスーツケースですが、スーツケース自体の重量って知ってますか?軽くても2〜3キロ、重いと5キロ以上します。
つまりスーツケースを使うと機内に持ち込める重量の3割以上がスーツケースの重量になります。
安く済ませるならスーツケースはやめて、ボストンバックやリュックサックにすれば重量は軽くなります。
2泊3日程度ならスーツケースでもいいですが、帰りのお土産の事を考えると少しでも軽い荷物にしたほうが良いと思います。
このような理由があるので、スーツケースはチェックが厳しめです。
重量を軽くするためのテクニック
ここからは荷物を軽くするためのテクニックです。これを使えばトータル重量から3キロは軽くなります。
僕はこのテクニックを使って、世界一周中に乗ったLCCのほとんどで受託手荷物料金はかかりませんでした。
靴は1番重い靴を履く
まずは靴です。
スニーカー一足で行くならいいですが、女性はファッションに合わせて靴も変えます。
飛行機に乗るときは1番重い靴を履きましょう。
ホテルのアメニティを確認する
ホテルにタオルや歯ブラシやシャンプーなどのアメニティが付いているか確認しましょう。シャンプーなどは少量ですが、意外とタオルはかさばります。
バスタオルを持っていかないだけで、だいぶ荷物の量は減ります。お勧めなのは水泳用のタオルです。速乾性なのですぐに乾きますし、かさばりません。
小物はポケットへ
スマホ、財布、モバイルバッテリー、カメラなど小型だけど、重量があるものはポケットにしまいましょう。
ポケットに入っている物は重量には含まれません。
上着や重ね着できるものは着る
これも重要です。荷物になるものでも、着てしまえば荷物の重量には加算されません。腰に巻くだけでも大丈夫です。
これだけでもだいぶ荷物は削減されます。更に荷物を減らすテクニックはこちらです。
液体は移し替えていく
シャンプーや化粧水などの液体は使う分だけ持っていくことにしましょう。
※国際線では100ml以上の液体は機内に持ち込めません。シャンプーなどボトルで持ち込もうと考えているなら容量をチェックしましょう。
現地で買えるものは現地調達
台湾は日本より物価は安いです。
そのため、日本で買い揃えるより現地で買ったほうが安いです。
そのほうがショッピングも楽しいですよ。
タイガーエアに乗った体験談
それでは最後に僕の体験談です。
ちなみに重量はチェックされないと言う人もいますが、僕はしっかりチェックされました。
スーツケースでなく、バックパックで搭乗手続きを行いました。ちなみにサイズは規定内でしたが、重量は12キロでした。この時は昼間の時間で、フライトも時間通りでした。
2キロオーバーです。明らかに荷物が大きかったんでしょう。
この時に追加料金を支払って預ける事もできますが、僕は荷物を捨てると言って、荷物を減らしますと係員に告げました。
このようにサイズが規定内なら重量は何とかなります。
チェックインはしたので、それなら荷物を再度測りますので、荷物を減らしたらまたカウンターき来てくださいと言われました。
パスポートは返してもらいましたが、搭乗券は預かっておきますと言っていました。
これから僕は荷物の整理をしました。
いらない液体(シャンプーやリンス)や消耗品(歯磨き粉やお菓子)などを捨てました。
空港で受託手荷物の料金を支払うと5,000円近くするので、シャンプーやリンスなんかは数百円なので、コストを考えるとこれが一番でした。
お菓子など食べれるものは食べたりしました。金額にして500円くらいを捨てて、それから洋服を重ね着しました。
これをするとだいたい2キロくらい減ります。これで規定内に収めました。更に消耗品を捨てたり、カメラなどを首から下げたりすれば更に削減できます。
消耗品は現地でも購入できますし、荷物の追加料金と捨てるものの総額を考えて、どちらが得か考えた結果です。もったいないですが、今後はしっかり規定内にしようと思いました。
これが、サイズがオーバーであれば確実に追加料金が発生するので、サイズだけは気をつけてください。
更に荷物を削減するテクニックはこちらで説明します。
LCCで重要なのはどうやって暇つぶしするかです。JALやANAならディスプレイが付いていて映画も見ることができますが、LCCは基本的についていません。そんな時の時間の使い方はこちらです。
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