僕は世界一周をしていた中でインドが一番長く滞在していました。
ビザの期間中ギリギリまで滞在していましたので、インドの南から北まで体験しました。
ビザの期間中ギリギリまでいましたが、全ての地域を訪れることは難しく、それほどインドは巨大な国だと思いました。
前回はインドの物価について書きましたので、今回は治安について書きたいと思います。
目次
インドの治安について
旅行をするにあたってとても重要なのが、治安です。
現地の生活を見る上でも、旅行を楽しむのにも治安という要素はかなり重要です。
僕は世界一危険な街と言われる南アフリカのヨハネスブルクや日常で銃撃戦があるブラジルのリオデジャネイロなどにも行きましたが、それに比べるとインドの治安は比較的安全だと思います。
率直に感じたインドの治安
僕はインドでは命の危険性は全く感じませんでした。これは感じた人によりますが、僕はインド人はとても優しい人が多かったと思います。
治安については、どのレベルが安全なのかという基準にもよりますが、少なくとも命の危険性は感じませんでした。
僕はインドの列車では地元の人が乗るような安い列車にも乗りましたし、オートリキシャなどもバンバン乗りました。
列車に乗るために深夜に駅にも行きましたし、その列車が遅れて深夜の駅で何時間も列車を待ったりもしました。
しかし、危険と感じたことはありませんでした。
インドでのトラブルの大半はお金関係
インドは治安が良くないといわれていますが、確かにお金関係のトラブルは多々あります。
オートリキシャで指定した場所まで連れて行ってくれなかっただとか、頼んだものと違うだとか、お釣りをちょろまかすだとか、チケットを買ったはずなのに指定席がないだとか、このようなトラブルは多々あります。
それに置引きなどもあります。
これらの軽犯罪の頻度は確かに日本より多いですが、これは海外なら頻繁にあることです。
これらの事は命の危険がないので、潔く諦めるしかありません。しかし、このようなトラブルは事前の対策で90%以上は防ぐことができます。
トラブルの対処方法
僕はインドに滞在していた時に、軽く騙されることはありましたが、大きな被害というものはなかったです。
これは全て事前準備をしていたからだと思います。
僕が対策した防御方法を教えたいと思います。
情報収集が一番の対策
お金関係のトラブルの原因は無知からくることです。
知らないという事は悪い事ではないですし、日本や先進国では聞いたら教えてくれるので、問題ないですがインドでは知らないなら、高く吹っ掛けてやろうという思考になります。
定価という価値観はほぼなく、手数料を上乗せしてやってあげるよ!という感覚です。
僕も最初は知らずに旅行代理店で列車のチケットを購入したのですが、直接鉄道会社で買う値段の3倍の値段で購入してしまいました。
これも列車の料金を知っていれば、交渉の余地があったのですが、値段も知らないですし、その料金が適正だと思ってしまったので、購入してしまいました。
情報を知っていれば、防げることもあります。
インドではインターネット環境が悪く、言われたことを信じていましたが、自分で情報収集することが重要だと思いました。
インドでは現地SIMカードを購入することがめちゃくちゃ重要です。
これで自分で情報収集することができるようになります。
貴重品は肌身離さず持っていること
パスポートやお金などの貴重品は肌身離さず持っていることです。
そこらへんに置いたまま、席を立たない事。誰かに荷物を見てもらっておくこと。基本的なことですが、これをするだけでだいぶ違います。
リュックなどのファスナーはしっかり閉めること!できれば南京錠をかける事
リュックなどのファスナーはしっかり閉めましょう。少しでも隙を見せないようにしましょう。
出来れば南京錠などで対策はしっかりしていますよ!という事をアピールしているだけで全然違いますよ。
深夜の移動はタクシーを使う
人通りの少ない道はタクシーを使いましょう。
日本と違い、料金も安いので安全を買う意味でも使いましょう。
僕が実際にあった被害
インドで実際に遭った被害の記録です。このような事は頻繁にあるので、少しでも対策ができればと思います。
チケットが3倍の値段で売られる
ハンピと言う石だらけの絶景の村の旅行代理店で列車のチケットを購入したのですが、通常のチケットの値段の3倍の値段で購入しました。
チケットは残り2枚しかない!明日から値段が上がる!今ならこの値段で売ってあげるなどの殺し文句は良く使われるので、これらは信じないでください。
観光地でお釣りを誤魔化される
インドではお金の管理はしっかりとしてください。
特に大きなお金のお釣りはしっかりとその場で確認しましょう。
インドの紙幣はわかりずらいので、しっかりとお釣りの確認はしましょう。
僕はお釣りを誤魔化されましたが、その場で確認し、ちゃんと確認してくれと言いまくり、お金を返してもらいました。観光地の入場チケット売り場でやられたので、どこでも確認はしっかりしましょう。
リキシャで迷われる
オートリキシャ(トゥクトゥク)で値段交渉した末に、目的地まで行くと言ってたのに道がわからないからと途中で放棄され、お金もしっかり請求されました。
このような事は日常茶飯事なので、どこかで折り合いをつけるのが重要です。
治安が悪いと言われるけど、良い事もたくさんある
インドでは良い意味で人懐っこい人が多いです。
そこらへんにいる人から写真を一緒に写って欲しいだったり、話しかけられたり、食べ物をくれたりします。
日本との違いにビックリするので、是非インドへこれから行く人は楽しみにしてください。
これから行く人はこちらの記事もみてください。
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