世界一周をしてきた経験から事前準備の段階でやれること、やった方が良い事、始める前のポイントなんかを紹介したほうが良いと思います。

これを読めば、自分で調べる時間が短縮できるので、まずは一読してください。

そして、参考になったと思ったら、pocketで保管しておきましょう。

※Pocketとは記事をオフラインで見る事のできるアプリです。

【経験談】世界一周したから言える、事前準備の段階でしたほうが良い事

僕らが世界一周旅行をするにあたって気をつけたほうがいいことをまとめてみました。

• 準備段階
• 旅立ってから
• 帰国編

と三段階あります。

1つずつ見ていきましょう。

準備段階でのやるべき事

ハッキリ言って、準備段階はかなり多くのやるべき事があります。

旅立ってから、帰国後についてはなんとかなりますが、事前の準備段階でどれだけ準備しておくかで旅の満足度が決まると言っても過言ではありません。

旅のテーマを決める

僕が思うに一番重要なのは旅の「テーマ」です。

僕は奥さんと二人で旅をしましたが、漠然と世界一周に憧れていただけで旅立ちました。

これも良いのですが、帰国後に思ったのが【テーマ】って重要だったな！と思いました。

旅で出会った人の中では、「笑顔を写真におさめる」、「チャリでアメリカ大陸制覇」、「大陸の端を制覇」するなど結構パンチが聞いている人がいました。

ぶっちゃけこういう人が記憶に残ります。

これって全てテーマなんですよね。そんなすごいものじゃなくていいんです。

世界各国の国旗の写真を撮るだったり、日本の国旗を持って各国で写真を撮るだったり、訪問した国のマグネットを買うだったり、ブログで情報を届ける、英語を勉強するだったり簡単なものでもOKです。

これだけで良いので、少しテーマを考えると行動が変わってきます。これはお勧めですよ。

公的手続きをしっかりやる

一年以上海外にいるのであれば、年金や保険なんかも気にしなければなりません。

年金であれば毎月15,000円、保険であれば前年の年収によりますが、7000円ほど毎月かかります。

収入が無い状態で毎月2万円以上の出費は痛いですが、海外転出届を出せば支払わなくて良くなります。しかも、現在はマイナンバーが発行されて、以前より手続きが増えました。

それに車など所有していると名義変更・住所変更などもあります。

こちらに便利なリンクを張っておきます。

結論としては、海外転出届を出していった方が良いです。それと税金の額が決定する日というものもあるので、詳しくは上記の記事を参考にしてください。

パスポートの期限と残りページを確認

日本のパスポートは最強です。世界で一番使い勝手が良いパスポートになります。

これは日本が発展途上国などに援助してきたからビザの免除が受けられたり、入国審査でもスムーズにいきます。

僕は72ヵ国旅をしてきましたが、いろんな国へ行くとスタンプを押してくれるのですが、60ヵ国を過ぎると残りのページが気になりだしました。

パスポートには増刷することができ、日本に一度帰って来た時に増刷しました。

ビザの取得に関して！ビザは事前に取っておいた方が良い

東南アジアを回りたいと考えるとビザが必要な国があります。

• カンボジア→アライバルビザ
• ミャンマー→アライバルビザ
• スリランカ→アライバルビザ
• インド→アライバルビザ

僕らは事前にビザを取っていきましたが、どこの国もアライバルビザがとれます。（ミャンマーは取れるようになりました。）

ビザの情報は変化するので最新の情報を取得するのがいいです。実際、僕らが調べたときと違うのはインド・ミャンマービザはアライバルがとれるようになりました。

観光ビザ免除の国なら問題ないがビザが必要となると取得することになる。海外でビザを取得するには大使館に行き、ビザ申請の申請書とパスポートと写真お金を出せばいいが、ビザの発行の時間によってお金が違うことが多々ある。

即日発行なら金額が高くなり、時間をかければ安くなることもあります。バンコクが1カ国目ならカンボジアやミャンマーなどはビザの発行が必要になるため、行く予定があれば観光をする前にまずはビザの発行を先にやっておいたほうが良い。

ビザの発行には、パスポートを預ける必要があるため、その間パスポート無しでいるので、コピーは取っておいたほうがよい。

例外が2ヵ国あります。それはロシアとインドです。この2つの国は日本でビザを取っておいた方が良いです。

ロシアのビザは旅行代理店を通さない限り海外で個人取得は不可能です。

インドはアライバルビザを取得することはできますが、マルチビザ（出入国が期間中なら無制限）は日本でしか取得できません。インドで乗り換えをするルートでは中東までの飛行機が激安なんですが、一度インドに入国してからネパールやスリランカへ一度出てしまった後にトランジェットのみでインドに入国することができません。何故ならインドはトランジェットでもビザが必要だからです。

インドは一度ビザを取得した後では数か月の期間をあけないと再度ビザを取得することができません。

荷物に関してのアドバイス

荷物に関してはミニマリストではないですけど、少なくした方がよいです。旅に必要なものは旅で買いましょう。

思い出にもなりますし、物が少ない方が飛行機が安いです。

LCCは荷物を預けると余計にお金がかかるので、全て機内持込にすると飛行機代金も安くなります。

日本から持っていく物は電気製品のみで良いでしょう。

重要なとこは先延ばししない

世界一周するに当たって重要なことはたくさんありますが、面倒臭くなるとどうしても先延ばししてしまいます。

例えば、飛行機の予約だとか観光地を調べるとか、宿の予約、ビザの取得、いろんなことがありますが、先に決めたほうがいいです。

世界一周中は暇になるから、英語の勉強しよう！とか暇になるから本読もうとか考えますが、実際には暇はあまり無いです。

旅のスタイルにもよりますが、バスの予約や鉄道の予約、言葉が通じないので予約のために現地まで行かなきゃならないし、ネット予約できないものもある。旅であった人とご飯食べたり、外人と遊んだり、疲れから何もやる気がおきなくなったりします。

こんな中、勉強とか本読むとかやる気しません。笑

でも、洗濯だったり、移動だったり観光などやる事は毎日ありますから、重要な事はできるうちにやりましょう。

その他の準備

準備はやりすぎることはありません。

クレジットカードを作るだったり、ネット口座を作る立ったり、Paypalのアカウントがあったりすると便利です。準備を入念にすると危険やリスクを回避することができます。

それにお得にクレジットカードを作る方法もあります。こちらで紹介する方法がお得だと思います。

保険について

保険は確実に入っていった方が良いです。

日本の保険は高いので、節約しようとするなら海外の保険に入るのが最もお得です。少し語学力が必要ですが、補償内容と値段は一番だと思います。

僕はクレジットカードの保険のみでしたが、それでも十分でした。

旅立ってから

旅立ってからは基本的になるがままですが、少しは気を付けておけば、より快適に生活することが可能です。

以下については僕が心がけていたことです。

空港に着いたら（国が変わったら）真っ先にやること

海外に着いたら、僕は真っ先に現地SIMカードを買ってシムフリースマホを使えるようにします。

これでどこでも情報が得ることがてきます。

Wi-Fiだけでもいいですが、Wi-Fiだけだと外にいる時にどうしても調べたいことがあったときに困る事があります。

基本的にはWi-Fiで事前に調べておいて、最悪SIMカードで調べればそんなにデータ通信も使わないし、お金もかからないです。

特にオフラインの英語辞書は持っていたほうがいいです。入国審査とかわからない単語があったときに重宝します。

お金の管理

現地通貨を得るには、基本的にはクレジットカードの引出しが1番金利が安くすみます。

1カ国目がタイのバンコクならスーパーリッチという両替所がクレジットカードの引き落としよりも安いです。

その分現金を持ち歩かなければならないが、1カ国目がタイのバンコクならスーパーリッチを使わない手はない。

お金の管理はメモするのが1番ですが、クレジットカードで引き出しするとその金額が記録されるので、どのくらい使ったかはわかる。

アジアは基本的にクレジットカードは使えない所が多いので、いくら現金を引き出したくらいしかわからないが、それだけでもわからないよりかはわかる方が良い。

特にマネーツリーというアプリがあれば、登録すれば銀行口座にいくらあるかとか瞬時にわかりますので、重宝してます。

荷物の整理

荷物を整理することだ無駄な物は極力省いて、最低限の荷物だけにしたほうがいい。

タイなどの東南アジアでは物価がものすごく安く、シャンプーなどは日本より安い（ダヴやダウニーといったブランドも普通に安い）。

そのため日本でわざわざ物を買う必要は全くない。必要なものは電化製品関係と速乾タオルのみ。バックを含めて他は全て現地調達のほうが安いです。

ルートの決定

ルートは予め決めておいたほうがよい。

僕らは最初のタイバンコクの飛行機しか予約していなかったが、ルートは先にある程度決めておいたほうがいいと思います。

基本的には街だけの観光なら3日間あれば十分だし、郊外に行くならその分日程をとったほうがよい。それも行きたいところを先にメモっておくことが重用。

日程を決めたあとに、観光地を調べると、ここも行きたいのに日程が足りない！なんてこともあるので、ある程度の絶対に行きたいところは先に調べて日程を決めるのが良い。

僕らは日程ありきで観光地を決めていたので、日程があれば行きたいと思ったところはたくさんあります。

もし、寄り道をするにしてもある程度決めておけば、予定が立てやすいし飛行機のチケットは早く取れば取るほど安くなります。特に今は、LCCで旅行すれば驚くほど安いです。

1区間で3000円以下でも飛行機に乗ることができる直前だと高くなるが、早めに取れば安い無駄な出費を抑えることができる。

アジア内だと飛行機に荷物を預けると約1000円少しするが国際線になると約3000円ほど高くなる。少しでも安く済ませたいのなら飛行機に持ち込めるサイズのバックと重さを考えたほうがいい。

僕らは二人での旅なのでどうしても荷物が多くなってしまったので、荷物料金は仕方ないと思っているが、荷物は軽いに越したことはない。

• 軽く済ませる方法としては飛行機に乗るときは洋服はなるべく着込む。
• 液体系は使い切る。
• 重いものは荷物から外す。
• 使う機会が少ないものは持っていかない。
• パソコンなどはブログを更新しない人は持っていかない。

節約について

あとは現地調達する旅をすると予算内で収めないといけないので、どこかで我慢をすると思います。

移動費をケチるか、食費を抑えるか、観光する場所を抑えるか、宿のランクを下げるか、期間を決めてお金が無くなったら帰国すると考えれば使いたい分だけ使うのがいいでしょう。

ぶっちゃけ僕らもお金があればそうしたいですでも予算内で収めるようにいろいろと我慢できるところはしています。

あまり我慢すると体に悪いので我慢というより節約するときは節約するといった感じです。

もちろん安全には気を使っていますので、変なところには行かないのと治安が悪いところはタクシーなどを使うようにしています。

帰国してから重要な事

旅は日本に帰って終わりではありません。

大多数の人は日本に帰ってきて、就職と言う難関が待ち構えています。

僕も就職には苦労しました。何とかブログで少しばかり稼いでいたので持ちましたが、早めに就職するほうが良いでしょう。

僕は就職を本格的に始めるまで時間がかかりましたが、実際は日本に帰る1週間～2週間前から準備しておくことをお勧めします。

詳しいスケジュールなどはこちらの書いておきました。

もし、世界一周を準備中ならこちらの選択肢もあります。